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クルミットです♪
今回は小喬が魏夫人にはっきり物申す場面から始まります。ずっと我慢してきた小喬がついに動いた回で、そのあと寿宴の準備、玉璞の腕輪騒動、そして魏劭の従兄・魏儼の登場と、盛りだくさんの11話でした。国境側では蘇娥皇の周りもきな臭くなってきています。それでは11話を一緒に見ていきましょう!
折腰 11話のあらすじ
魏夫人が机をひっくり返しても、小喬は言いたいことを止めませんでした。魏夫人が魏劭にまるで心を配ってこなかったこと、鄭楚玉の服はいつも完璧に整っているのに魏劭に贈った靴だけはサイズが小さかったことを、はっきり指摘したのです。
これ、地味だけどかなり痛いところ突いてます
小喬は今後、魏劭の衣食住は自分がすべて引き受けると言い切りました。魏夫人は怒って小喬を追い出しますが、小喬は礼だけはきちんとして堂々と部屋を出ていきます。物陰から見ていた魏劭は、その後ろ姿に何とも言えない気持ちになったようでした。
魏劭は処刑場から戻ったあと、屏風越しに小喬が腰帯を縫っているのを見て、血の匂いが移らないようにわざわざ自分の服を香で焚きしめさせます。小喬はいつ帰るかわからないのに食事を用意させ、腰帯も自分の手で最後まで縫い上げました。
食事の場で小喬が腰帯を渡すと、魏劭は表向き素っ気ない態度でしたが、こっそり鏡の前で試着していたところを小喬に見られてしまいます。
バレて焦って本を手に取るのが可愛すぎます
魏劭は公孫羊のもとを訪ね、夫婦の付き合い方を相談します。小喬も前に同じことを聞きに来ていたと知り、魏劭は「小喬を傷つけることは二度としない、ただし喬一族の罪は許さない」と口にしました。旅支度をしていた小檀たちですが、魏劭は急に小檀だけを用水路の視察に行かせ、自分は引き返して小喬と食事をとります。小喬は魏劭の心のわだかまりが少し解けたのを感じ取ったようでした。
祖母・徐夫人の誕生祝いは例年魏夫人が仕切っていましたが、今年は魏劭がその役目を小喬に任せます。小喬は喜んで引き受けました。
ここで場面は国境の州へ。辺州牧の陳翔は博崖が比彘に負けたことに苛立って咳が止まらず、薛泰を叱りつけます。女君の蘇娥皇がとりなして、薛泰は今は使い時だからと一旦許されました。陳翔と蘇娥皇には長らく子がなく、蘇娥皇は養子を提案しますが、陳翔は叔父の陳滂が補佐してくれているうちは急がなくていいと考えています。その陳滂は蘇娥皇に明らかに不満げで、彼女の額の花鈿が「災いを呼んでいるのでは」とまで疑っています。蘇娥皇は言い返しませんでした。
弟の蘇子信は養子の件を気にかけていましたが、蘇娥皇本人がいちばん警戒しているのは陳滂の方でした。陳滂も蘇娥皇に人を張り付けて、裏切りの気配があれば始末するつもりでいるようです。
この国境パート、静かに一番怖いです
一方、小喬が寿宴を任されたと聞いた魏夫人は面白くありません。長年かけて徐夫人の好みを掴んできたのは自分だという自負があるからです。それでも小喬が失敗すれば魏劭の顔に泥を塗ることになると頭を下げて教えを乞うと、魏夫人はしぶしぶ情報を渡し、「あの人に魏劭の見せ場を取られるな」と釘を刺します。小桃たちが調べると「あの人」とは魏劭の従兄・魏使君の魏儼で、遊び歩いて女性関係も派手、家には妾も多いとのこと。小喬は極力関わらないでおこうと決めました。
徐夫人は城門まで人をやって魏儼を出迎えるほど彼を可愛がっており、街の女たちも魏儼を追いかけて大騒ぎです。徐夫人は皆に挨拶したあと魏劭とも親しく言葉を交わし、新しい妻に会いたいと言い出します。
徐夫人は魏劭と魏儼にそれぞれ玉璞を贈り、大事にしまうよう言い渡しました。魏夫人は「魏劭が良い思いをできるのは魏儼のおかげ」と不満げでしたが、徐夫人に「機嫌がいいからといって余計なことを言うな」とぴしゃりとやられ、大人しくなります。
魏劭は小喬が徐夫人への贈り物に悩んでいると聞き、もらった玉璞を渡して装飾品に加工するよう勧めます。小喬は喜んで玉石店に向かいますが、店の前で魏儼が馬を走らせた拍子に馬の嘶きに店主が驚き、玉璞が落ちてひびが入ってしまいました。魏儼はその場で図案を描き、ひびをうまく隠す加工を考え出します。
やらかしといい後始末といい、この人ただの遊び人じゃないです
さらに魏儼は自作の簪を小喬の髪に挿そうとして断られ、小桃が間に入ると小桃の鼻をつついてからかいます。小桃はあとで「あれが魏儼だったのか、確かに浮ついてる」と苦笑いでした。屋敷に戻った魏儼はさっそく妾を何人も迎え入れ、その一人・蘭雲は彼の色気にすっかり見惚れています。
寿宴の贈り物を整理していた小喬のところに魏儼が届け物に来ます。屏風越しに挨拶を交わし、小喬が棚に置くよう頼むと、魏儼は小喬が作った腕輪をちらりと見て、帰り際に「持ち物検査をしっかりするように」と言い残しました。ところが寿宴が始まる直前、小棗が腕輪の入った箱がないことに気づきます。
みんなで探しても見つからず、門番も出入りを厳しく確認したと言うばかり。小棗は一旦黙っておこうと言いますが、小喬はそれでは間違いを重ねるだけだと考えます。夜、小喬は魏劭に正直に打ち明け、祖母を失望させたら責任は自分が取ると言いますが、魏劭は「本当になくしても構わない」と気にしない様子でした。
魏劭はそのあと大慌てで魏儼のところへ行き、玉璞を返してくれと頼みます。魏儼は「きちんと精算しよう」と交換条件を出しますが、魏劭は構わず玉璞を奪って夜通し玉石店に駆け込み、腕輪を作り直しました。
口では平気そうにしてたのに、結局誰より焦ってたのは魏劭でした
翌日、魏儼は自分から捜索を手伝い、花瓶の中から腕輪を見つけ出します。その流れで小喬の素顔をしっかり見てしまいました。小喬は礼を尽くして頭を下げますが、魏儼が「もう間違えるな」とたしなめると、小喬は玉石店であの日すでに正体を見抜いていたはずだと切り返します。魏儼も観念して、双姝と評判の美貌を一目見たかっただけだ、それの何が悪いと開き直りました。
折腰 11話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり小喬が魏夫人に言い返す最初の場面です。ずっと下手に出ていた小喬が、靴のサイズという小さな証拠を突きつけて反撃するところ、見ていてすっとしました。追い出されても礼儀を崩さず出ていく姿もかっこよかったです。
腰帯を鏡の前でこっそり試着する魏劭は、ここまでの強面な印象からすると意外なほど可愛らしくて、思わず笑ってしまいました。玉璞が割れた事件では、最初はただの遊び人に見えた魏儼が図案でうまく隠してみせたので、ただ者じゃない感じが出てきましたね。それでいて最後には自分の正体をあっさり認めてしまうところ、食えない人だなと思います。
国境の蘇娥皇のパートは温度が違って怖かったです。夫にも頼れず、叔父にまで疑われて、それでも表面上は静かにしているのが余計に不安になります。今後この人がどうなるのか気になるところです。
腕輪をなくして焦る小喬に「なくても構わない」と言った魏劭が、実際は誰よりも慌てて夜中に玉石店に駆け込んでいたという落差が、この11話でいちばん好きな場面でした。
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