覆流年 第17話 あらすじ 穆沢の冷酷な罠と弟を救う穆川の優しさ、側室要求に立ち向かう陸安然

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前回の不穏な空気から、事態はさらに深刻な方向へ転がっていきます。
陸安然の計画を見抜いた穆沢が、容赦ない罠を仕掛けてきました。
味方であるはずの弟にまで責め立てられる安然の姿には、胸が痛みますね。
そんな泥沼の中で、穆川の純粋な優しさだけが唯一の救いです。
それでは17話を一緒に見ていきましょう!

覆流年 17話のあらすじ

蔡望津は穆沢の前で必死に弁明します。
王妃の侍女である翠翠から、陸欣然が思い詰めていると聞かされたから内院へ足を運んだだけでした。
王妃との間にやましいことなど一切ありません。
陸安然が穆沢を陥れる計略に、自分が利用されたのだと悔しさを滲ませます。
蔡望津はその場で懐から短剣を抜き放ちました。
自らの命を絶ち、その死をもって言葉の潔白を信じてもらおうとしたのです。

目の前でいきなり自害するなんて、見ていて背筋が凍りました

穆沢が人をやって裏を取らせると、翠翠はすでに遠くへ逃がされた後でした。
陸安然のこれまでの動きは、すべて陸家を自分の元から逃がすための工作だったのです。
裏切られたと知った穆沢の瞳に、冷酷な怒りが宿ります。
絶対に安然の思い通りにはさせまいと心に誓いました。
一方、陸家では弟の陸昀が血相を変えて安然に食ってかかります。
母が亡くなったばかりなのに、葬儀を利用して陸家の商売を固めようとする姉の姿が許せなかったのです。
「姉上の頭にはお金のことしかないのか?」
怒声が屋敷の中に響き渡ります。
さらに陸昀は、奥の部屋に閉じ込められていた陸欣然を見つけてしまいました。
錯乱した欣然は、安然に嵌められたのだと泣き叫びます。
その異様な姿を目の当たりにした陸昀。
一体どうしてそこまで頑なになってしまうのでしょうか?
姉への信頼は完全に崩れ去ってしまいました。

欣然の言葉を鵜呑みにして姉を責めるなんて、弟くん短気すぎませんか?

屋敷を飛び出した陸昀の後を、冬青が密かに尾行します。
陸昀が足を踏み入れたのは、蕭映の屋敷でした。
弟が軍に入る道を選んだと知り、安然は大きな衝撃を受けます。
母の霊前にぬかずき、深く誓いを立てました。
どんな手を使ってでも陸昀を軍営から連れ戻し、無事に蘇城へ帰すと約束します。
安然はすぐに軍営へ足を運びました。
しかし陸昀は頑なに面会を拒みます。
姉がどれだけ必死な思いで駆けつけたのか、陸昀には伝わらないのでしょうか?
姉の顔すら見ようとしない弟の頑固さに、どうすればいいのか途方に暮れる安然。
そこで新兵の配置問題に目を留めた安然は、穆川に助けを求めます。
穆川はちょうど河道の整備工事で行き詰まっていました。
立ち退きを拒む頑固な地主たちへの対応に苦慮していたのです。
安然は蕭映配下の新兵たちを立ち退き交渉に当たらせる奇策を提案します。
この混乱に乗じて、陸昀を軍営の外へ連れ出してほしいと頼み込みました。

安然の頭の回転の速さには助けられますが、頼れる人が穆川しかいないのが切ないです

穆川は蕭映の軍営へ出向きました。
河道の付け替え工事の応援として新兵を借りたいと申し出ます。
蕭映が素直に首を縦に振るはずもありません。
しかし穆川は事前に皇帝へ直訴し、すでに聖旨を取り付けていたのです。
これには蕭映も引き下がるしかありません。
こうして工事現場へ連れ出された陸昀でしたが、納得がいかず穆川へ詰め寄ります。
安然を助けるためにこんな根回しをするなんて、やり方が正々堂々としていないと文句を言いました。
そんな陸昀の甘えた態度に、穆川の怒りが爆発します!
「兵士になって戦うことだけが国や家を守ることだと思うのか?」
穆川は陸昀を厳しく一喝しました。
安然がこれまで成し遂げてきたことも、国を支え家を守る立派な大仕事だと告げます。
穆川は過去に安然が溢城や鯉城で成し遂げた数々の功績を一つずつ語り聞かせました。
彼女の尽力によって、何万人もの罪なき命が救われてきたのです。
今の安然が策を巡らせているのも、すべては追い詰められてやむを得ない選択でした。
陸家唯一の男として、家族の苦境を受け止めるべきだと諭します。
「男なら相応の責任を果たせ」という言葉が陸昀の胸を貫きました。
穆川は陸昀に、河堤沿いにある私邸の立ち退きと解体の責任者を任せます。
目が覚めた陸昀は、その役目を引き受けました。

穆川がここまで声を荒らげて怒る姿、初めて見ました!とても頼もしかったです

同じ頃、穆沢の配下から新たな情報がもたらされます。
翊王が禁薬である五石散を使い、配下の役人たちを操っているという密告でした。
さらに穆沢は、穆川が聖旨を使って陸昀を連れ出したことを蕭映から知らされます。
自身の野望のために陸昀を手元へ引き戻したい穆沢。
そこで冷酷な罠を思いつきます。
弟の命まで平気で駒にするなんて、この男には人の心がないのでしょうか?
翊王が薬を隠している私邸を、わざと河道工事の解体対象に組み込ませたのです。
何も知らない安然は、陸昀が無事に軍営を出たと知って深く安堵しました。
力になってくれた穆川へ、心からの感謝を伝えます。
朝廷の権力争いに巻き込んでしまったことを申し訳なく思う安然。
穆川は穏やかな笑みを浮かべました。
朝廷の足の引っ張り合いは好まないが、安然が大切に思う人は自分にとっても大切だと伝えてくれます。

穆川のこの言葉、本当に温かくてじわっと胸に染みます

しかし安らぎの時間も束の間、陸家でさらなる災難が持ち上がります。
狂乱した陸欣然が部屋を抜け出し、亡き陸夫人の位牌を奪い去ったのです!
欣然はそのまま位牌を池の水の中へと投げ捨ててしまいました。
水面に浮かぶ妻の位牌を前に、父の陸軽舟は悲嘆に暮れます。
安然は穆川に付き添われ、母の位牌を静かな寺院へと納めに行きました。
二人の姿を見守る冬青は、穆川こそ心から頼るべき人物だと見抜きます。
何でも一人で抱え込まず、穆川様を頼るべきだと安然に助言しました。
寺の境内で、穆川は一本の苗木を植えます。
「想い人が愛するものを愛し、悔いなく平穏に生きられますように」と願う祈願の木でした。
その木を目にした安然は息を呑みます。
前世で見覚えのあったあの願いの木は、穆川が自分のために植えてくれたものだったのです!

前世で見た木が穆川の祈りだったなんて、胸が締め付けられます

祈りを終えた二人の前に、冷え切った足音が近づいてきました。
姿を現したのは穆沢でした。
「陸家の運は尽きた。自業自得だ」と冷酷に吐き捨てます。
立ち去り際、穆沢は安然に向かって不穏な笑みを浮かべました。
弟が無事でいられるよう、仏様にしっかり祈っておくことだと脅迫します。
その夜、安然は陸昀が血まみれで倒れる不吉な夢を見て飛び起きました。
あんな胸騒ぎのする夢を見たら、誰だって居ても立ってもいられないですよね?
嫌な予感はすぐに現実のものとなります。
慶王の配かが駆け込んできて、陸昀が私邸の解体現場で翊王の手下と乱闘騒ぎを起こしたと告げました。
大怪我を負った陸昀は、すでに蕭映によって軍営へと連れ戻されていたのです!
安然は夜の闇を駆け抜け、慶王府へ急ぎました。
しかし固く閉ざされた門は開きません。
安然は冷たい夜風が吹きつける屋敷の前で、立ったまま朝を迎えました。

門の前で夜通し立ち尽くす安然の姿に、胸が痛んで穆沢への怒りが湧きます

翌朝、屋敷から出てきた穆沢を安然は呼び止めました。
弟が怪我を負わされ軍営へ戻されたのは、すべて穆沢が仕組んだ罠でした。
安然は鋭い眼差しで穆沢を睨みつけます。
穆沢は冷たい笑みを崩しません。
すべてを元の場所へ戻したいだけだと平然と言い放ちます。
かつて正妻だった安然に対し、穆沢は残酷な条件を突きつけました。
「今度お前が屋敷に入るなら、側室の座だけだ」
陸昀の命を人質に取った、あまりにも卑劣な要求でした。
一方、穆川も陸昀を救い出そうと穆沢の元を訪れます。
陸昀を軍営から出してほしいと頼もうとした瞬間、穆沢は冷たく話を遮りました。
そこへ血相を変えた翊王が乗り込んできます。
大事な隠し場所を壊された翊王は、陸昀が一歩でも軍営から出たら八つ裂きにしてやると喚き散らしました。
手を出せなくなった穆川は、陸昀の命を守ってほしいと穆沢に頼み込むしかありません。
穆沢が裏で糸を引いているとも知らず、頭を下げる穆川の姿がやるせないです。
そこへ安然が毅然とした足取りで戻ってきました。
穆沢の冷たい瞳を真っ向から見据えます。
弟の命を盾に取られても、安然の心は折れませんでした。
「側室としてあなたに嫁ぐ気など毛頭ありません!」
安然は冷徹な穆沢へ向けて、強い拒絶の言葉を叩きつけたのです。

覆流年 17話の感想まとめ

一番心に残ったのは、寺の境内で穆川が祈願の木を植える場面でした。
「想い人が愛するものを愛し、悔いなく平穏に生きられますように」という祈りの言葉。
前世で安然が見ていたあの木が、実は穆川が植えてくれたものだったなんて切なすぎます。
穆川はずっと昔から、安然の幸せだけを純粋に願い続けていたのですね。
それなのに前世の安然は穆沢の野望に巻き込まれ、あんなにも苦しい結末を迎えてしまいました。
過去の真実を知った時の安然の表情を見ていたら、こちらまで胸が詰まりました。
どうして前世で二人が結ばれなかったのかと、やるせない気持ちになります。

それに引き換え、穆沢の冷酷さには本当にイライラします!
蔡望津が目の前で自害したというのに、動じるどころか冷たく利用する姿にはゾッとしました。
さらに翊王の五石散の隠し場所を利用して陸昀を陥れるなんて、やり口が汚すぎませんか?
自分の思い通りにならない安然を屈服させるためだけに、弟を危険に晒すなんて到底許せません。
しかも「お前には側室の座しか与えない」と言い放つ傲慢さには、心底あきれました。
正妻として尽くしてくれた前世の記憶がないとはいえ、あまりにも血が通っていなさすぎますよね。
安然が門の前で一晩中寒さに耐えていた場面を思い出すだけで、穆沢への怒りが収まりません。
弱みを握れば安然を屈服させられると思っている穆沢の鼻を、誰かへし折ってくれないでしょうか?

そして今回、弟の陸昀の浅はかさにも思わずため息が出ました。
母を亡くして自暴自棄になる気持ちは分かりますが、姉の言葉を聞かずに軍へ行くなんて無茶すぎます。
錯乱した欣然の言葉を真に受けて姉を責め立てる姿には、本当に困ったものですね。
そんな陸昀を本気で怒鳴りつけて目を覚まさせようとした穆川は、とても立派でした!
兵士として戦うことだけが能ではないと教え、安然がどれほど多くの民を救ってきたかを説く姿。
普段はおっとりしている穆川が、安然のために激しい怒りを露わにする場面には強く心を打たれました。
安然が一人で背負い込んできた苦しみを、誰よりも理解しているのは穆川だけなのですね。

ラストで穆沢に側室の話を持ちかけられた安然が、きっぱり拒絶した瞬間にはスカッとしました。
弟の命を人質に取られて絶体絶命のはずなのに、絶対に魂までは売り渡さないという強い意志。
理不尽な脅迫に屈せず「側室になど絶対に嫁がない」と言い放った安然の凛とした姿に、どうかこの苦難を乗り越えてほしいと心から願わずにいられませんでした。

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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