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クルミットです♪
前世の記憶を頼りに運命を変えようと戦う陸安然ですが、穆沢の恐ろしさがはっきりと見えてきました。
徐清策の無念を晴らそうとする穆川の誠実さが光る一方で、朝廷の権力争いは容赦なく加速していきます。
陸安然の心に優しく寄り添う穆川の姿に、思わず胸が温かくなります!
それでは14話を一緒に見ていきましょう!
覆流年 14話のあらすじ
陸安然は、前世で長く過ごした慶王府の詳しい情景を口にして陸欣然を威嚇します。
突然の言葉に激しく動揺した陸欣然は、徐清策の葬儀を勝手に引き受けた理由を白状しました。
陸安然が穆沢に告発しに行くのを防ぐため、弱みとして利用しようと企んでいたのです。
一方、朝廷では穆沢が激しい剣幕で翊王を糾弾していました。
徐清策のために正義を取り戻そうと声を張り上げる穆沢の姿は、多くの清流派官僚たちの心を掴みます。
厳尚書という後ろ盾を失った穆沢でしたが、清流派の支持を取り付けたことで、失策を全く惜しんでいませんでした。
その様子を見た陸安然は、前世における徐清策の悲惨な結末を思い出します。
前世でも徐清策は清流派の期待の新星として、瞬く間に名を馳せていました。
もしやあの時も、穆沢が徐清策を亡き者にして翊王に罪を擦り付けたのでしょうか?
正義の味方を演じて清流派の信頼を勝ち取った穆沢の筋書き。
全てのからくりに思い至った陸安然は、穆沢の底知れない偽善に対して激しい失望を覚えます。
味方のふりをして徐清策の命まで利用し尽くす穆沢の冷酷さには、本当にゾッとします!
試験会場の貢院が火災に遭ったため、徐清策が状元の栄誉を取り戻す道は絶たれたかに見えました。
しかし、傅与南が春闈の答案用紙を密かに保管していたのです。
知らせを受けた穆川は直ちに順位表を修正し、新たな合格者名簿を貼り出しました。
徐清策は名実ともに真の状元となり、不正に苦しんだ多くの受験生たちが穆川へ心からの感謝を伝えます。
友の無念がようやく報われ、見守っていた陸安然も静かに安堵の息を吐きました。
その後、穆沢は穆川を連れて、幼い頃に二人で肩を寄せ合って暮らした古い屋敷を訪れます。
皇宮で冷遇されていた幼少期、二人は満足に食事すら与えられない日々を過ごしていました。
空腹に耐えかねていた時、穆川が手元にあった一枚だけの餅を差し出してくれた温もり。
その優しさに救われた穆沢は、この先何があっても弟を誰にもいじめさせないと心に誓ったのです。
徐清策の件は手落ちだったと言い訳し、翊王から身を守るための苦渋の決断だったと穆沢は釈明します。
そして、今後は決してむやみに他人を傷つけないと穆川に約束しました。
穆沢が逃げ場のない危険な立場に追い込まれていると知る穆川。
しかし、兄の暴走を止める手立てを見つけられずに苦悩します。
昔の恩を持ち出して情に訴える穆沢のやり口、ちょっとずるい気がします!
ある日、侍女の翠翠から陸欣然が一人で外出したと聞いた陸安然は、丹青を連れて後を追いました。
陸欣然が向かった場所は、静まり返った山奥の庵でした。
そこに住む老婆に尋ねると、陸欣然は身内に災いをもたらす祈祷を頼みに来たのだと言います。
老婆は親族を傷つけるような願いは受け入れられないと、陸欣然の頼みをきっぱり断った後でした。
実の身内に対してそこまで暗い憎しみを募らせる陸欣然の執念に、陸安然は警戒を強めます。
庵からの帰り道、陸欣然は待ち伏せていた凶悪な賊たちに突然襲撃されました。
偶然にも両親の墓参りで山を訪れていた蔡望津がその場に駆けつけ、賊の前に立ちはだかります。
二人は必死に応戦して何とか賊を取り押さえたものの、陸欣然は背中に深い傷を負ってしまいました。
一人では手の届かない背中の傷を見かねた蔡望津は、戸惑いながらも自ら手当てを施します。
陸欣然が屋敷へ戻った後、陸安然は翠翠の報告から、帰宅前に背中の手当てが既に済んでいた事実を知りました。
前世と同じように、陸欣然が蔡望津と深い仲になりつつあると直感する陸安然。
この二人の繋がりこそが、陸家を破滅から救い出す決定的な好機になると確信します。
痛々しい怪我なのに、蔡望津と急速に距離を縮める陸欣然のしたたかさには驚かされます!
その頃、穆川は陸家の庭を訪れ、葡萄の苗木を丁寧に植え付けていました。
沈んだ表情の穆川を心配した陸安然が優しく声をかけると、穆川は抱えていた苦しみを静かに吐露します。
朝廷の誰も信じられない孤独な兄の境遇を知り、どうしても見捨てることなどできない。
穆沢にはもう退路がないけれど、陸安然には退路があるのだろうかと穆川は案じていました。
陸安然が穆沢や陸家に関して大きな秘密を背負っていると気づいていた穆川。
自分を信じてほしい、一緒に立ち向かいたいから、どうか一人で自分を追い詰めないでほしいと訴えかけます。
そのまっすぐな言葉を受け止めた陸安然は、穆川から贈られた腕輪に刻まれた詩の文字を読んだと告白しました。
穆川が寄せてくれる深い情意に気づいていると素直に認めます。
自分にはちゃんと逃げ道があるから、もう少しだけ待っていてほしいと微笑んだのです。
葡萄の苗を植えながら不器用に本心を打ち明ける穆川の姿、すごく健気でじんわり来ました。
ところが平穏も束の間、陸家では弟の陸昀が置き手紙を残して姿を消してしまいます。
手紙には、自分が本当にやりたい道を探すために旅立つという決意が記されていました。
陸昀は陸欣然の悪意に全く気づいておらず、以前の襲撃を通報したのも陸安然のためだったと信じ込んでいたのです。
穆川は穆沢が目撃者を口封じしようとした企みを察知し、陸安然も陸欣然が他人の手を借りて政敵を排除しようとした策略を見抜きます。
純粋な弟の心まで利用して陥れようとした陸欣然の卑劣さに、陸安然は激しい憤りを覚えました。
その後、蕭映が妹の蕭驚雀を連れて慶王府へ婚期の談判に乗り込んできます。
慶王府を訪れていた陸安然は、穆沢が今世でも蕭驚雀を側室に迎える手はずになっていると知りました。
前世よりも3年も早く輿入れが進んでいる理由に、陸安然は疑問を抱きます。
穆沢は陸安然を蕭映兄妹に対面させました。
蕭映は穆沢に対し、妹を側室ではなく正妻と同等の礼で娶るようにと傲慢な要求を突きつけてきます。
側室が正妻を凌ぐような不当な扱いをすれば世間から悪評が立つと、陸安然は毅然として拒絶しました。
その代わり、後日蕭驚雀の名で都の貴婦人たちを招く豪勢な宴を催し、蕭家の面目を立ててはどうかと提案します。
見事な代案に蕭映も引き下がるしかなく、穆沢も陸安然の機転を称賛しました。
傲慢な蕭映を堂々とした理屈でやり込める陸安然の機転、本当に見事でした!
穆沢が将軍家の令嬢を側室に迎えると知った陸欣然は、激しい屈辱と焦燥に駆られます。
なぜ自分ばかりが冷遇され、将門の令嬢が慶王府に迎えられるのか。
世の不条理を激しく呪う陸欣然は、自らの手で運命を覆してやると復讐心を燃え上がらせました。
一方、穆川は都の穀物備蓄を担う太平倉の管理を引き継ぎ、陸安然を案内して現場を視察します。
都の各市県だけでなく、皇帝の命によって各地に官倉が次々と建設されていました。
陸家が港を構える要所の州県にも、朝廷の備蓄米が滞りなく配備されています。
民を飢えから救う天下の穀倉構想が、二人の手によって着実に実を結び始めていたのです。
覆流年 14話の感想まとめ
庭に葡萄の苗木を植えながら、穆川が陸安然に不安と想いを吐露する場面が一番心に残りました。
宮廷の泥沼に足を踏み入れた兄を放っておけない苦しさを抱えながら、陸安然のことも必死で守ろうとする穆川の誠実さ。
腕輪の文字に気づいていたと陸安然が静かに答えた瞬間、張り詰めていた二人の空気がふっと緩んだ気がします!
陸安然の強張った心に穆川の温もりがちゃんと届いていると分かって、本当に救われる思いでした。
ただ復讐の炎を燃やすだけでなく、待っていてほしいと告げた陸安然の瞳には確かな情が宿っていましたよね。
でも、穆沢の腹黒さには本当に腹が立ちます!
朝堂で徐清策のために声を荒らげて正義面をしていましたが、清流派を取り込むための完璧な計算でした。
前世で徐清策が命を落とした真相に陸安然が気づいた瞬間は、見ているこちらも背筋が寒くなりました。
幼い頃の一枚の餅を持ち出して穆川を言いくるめる姿も、計算高さが透けて見えてうんざりします。
弟の純粋な善意すら、自分の身を守るための盾にしているように思えませんか?
そして陸欣然も、相変わらず身勝手極まりない行動ばかりで呆れてしまいます。
親族を呪うために山奥まで出向く執念深さには言葉を失いました。
偶然助けてくれた蔡望津と急接近していましたが、背中の手当てまでさせて外堀を埋めていくあたりは油断なりません。
怪我を利用して、今世でも蔡望津を完全に味方へ引き入れるつもりでしょうか?
弟の陸昀を言いくるめて家出に追い込んだことといい、陸欣然の企みはどこまでも陰湿です。
慶王府で蕭映を相手に一歩も引かなかった陸安然の毅然とした立ち振る舞いは痛快でした!
正妻の礼を要求する傲慢な蕭映に対し、筋の通った宴の提案で黙らせた手腕はさすがです。
前世より3年も早く蕭驚雀が側室に入るという狂いが生じていますが、陸安然は冷静に状況を見極めています。
太平倉で実を結びつつある天下の穀倉を眺める陸安然と穆川の姿に、二人の穏やかな志が権力の波に呑まれないでほしいと感じました。
手紙を残して旅立ってしまった陸昀が、陸欣然の嘘に早く気づいて無事に戻ってくることを祈ります。
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