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クルミットです♪
科挙の不正に巻き込まれた徐清策の悲劇から幕を開ける13話。
あまりにも理不尽な現実を前にして、胸が押しつぶされそうになりました。
陸安然の抱える苦しみやすれ違う穆川の姿にも、胸が痛んで仕方ありません。
それでは13話を一緒に見ていきましょう!
覆流年 13話のあらすじ
京兆尹の建物が激しい炎に包まれ、多くの学子たちが火の中に閉じ込められてしまいます。
逃げ惑う人々の中で、徐清策だけは自ら逃げようとしませんでした。
不正を働く者たちが権力を笠に着て威張り散らし、貧しい学子は虫けらのように踏みにじられる。
そんな腐りきった現実に、彼は命をかけて抗議することを選んだのです。
心の中にある正義を守るため、科挙の公平と天下の学子への公道を取り戻すため、彼はその場で自ら首をはねて命を絶ちました。
目の前で血を流して倒れる徐清策を見た陸安然は、その衝撃に耐えきれず気を失って倒れてしまいます。
目の前であんなふうに命を絶たれたら、正気ではいられません
実は、貢院に火を放ったのは穆沢の手の者でした。
証拠をすべて燃やし尽くし、徐清策の件が自分に及ばないように企んだのです。
知らせを聞いた穆川はすぐに穆沢のもとへ駆けつけました。
徐清策の答案がすり替えられたこと、そして火事の件に兄が関わっているのかを問い詰めます。
しかし、穆沢はそれを否定しませんでした。
穆川は目の前にいる兄の心がまったく理解できなくなり、底知れぬ失望を味わいます。
穆沢は裏で配下の蔡望津を呼び、穆川の調査を邪魔するよう命じました。
でも、弟の命だけは絶対に奪ってはならないと強く念を押します。
一方、屋敷で目覚めた陸安然は、夢の中でもうなされ涙を流していました。
自分の企みのせいで徐清策を死なせてしまったという激しい自責の念が、彼女を容赦なく責め立てます。
自分が推薦さえしなければ、穆沢が彼を標的にすることはなかった。
本来なら堂々と首席である状元になって、輝かしい未来を歩んでいたはずの人だったのです。
守るためだったと言い訳しても、誰かの十数年の血のにじむ努力や人生そのものを奪っていいはずがありません。
そこへ穆川が見舞いにやって来ます。
部屋の外で陸安然の自責の言葉を聞いてしまった穆川は、穆沢に脅されていたのかと尋ねました。
穆川の問いかけに、思わず息を止めて見守ってしまいました
ところが陸安然は、すべて自分が仕組んだことだと告げてしまいます。
功名を手に入れるため、身寄りがなく学問だけはある徐清策が都合のいい身代わりだったと言い放ちました。
それは命を何だと思っているのかと、穆川は激しく彼女を責め立てます。
かつて命を投げ出して冬青を助けたあの優しい陸安然が、科挙の不正に加担して人を殺めた。
信じていた穆川は深く傷つき、怒りに震えながらその場を去っていきました。
翌日、陸安然は太学へ向かい、長である祭酒に対面します。
徐清策の答案がすり替えられた事実を証言してほしいと頼み込みました。
しかし祭酒は、不正の黒幕である厳尚書を恐れて首を縦に振りません。
そこで陸安然は冷たい床の上にひざまずき、涙ながらに懇願しました。
無実の清らかな学子が、真相も明かされないまま屈辱の中で死んでいいわけがありません。
どうか一度だけでも彼のために力を貸してほしいと、必死に頭を下げ続けます。
一方、陸安然の弟である陸昀が穆川のもとを訪ねてきました。
かつて徐清策と一緒に祭酒の家を訪れ、提出した答案を記憶通りに書き写したことがあると打ち明けます。
その控えが残っていれば、彼が本物の状元だったという動かぬ証拠になるはず。
希望を見出した穆川は、すぐに祭酒の屋敷へと馬を走らせました。
しかし、この動きを蔡望津が察知してしまいます。
主君である穆沢を玉座に就かせるため、蔡望津は独断で祭酒と穆川を暗殺しようと刺客を放ちました。
この恐ろしい企みを盗み聞きしていたのが、陸欣然だったのです。
この期に及んでまだ悪巧みをする陸欣然には本当にイライラします!
陸欣然はこれを利用して陸安然を亡き者にしようと考えました。
急いで陸昀にこの危機を知らせ、陸安然を現場に向かわせるよう仕向けたのです。
穆川が祭酒の屋敷へ駆けつけると、すでに凶刃が祭酒に迫っていました。
穆川は必死に祭酒をかばいながら逃げ惑います。
そこへ知らせを受けた陸安然も駆けつけますが、屈強な刺客たちに到底太刀打ちできません。
絶体絶命の危機に陥ったその瞬間、駆けつけてくれたのは沈長青でした!
沈長青の助太刀により、間一髪のところで刺客を退けることに成功します。
安全な場所へ逃れた後、穆川は祭酒から思いがけない事実を聞かされました。
陸安然が自ら屋敷を訪れ、徐清策の名誉のために証言してほしいと涙で頼み込んできたこと。
刺客に襲われなければ、祭酒自身も皇帝へ直訴しに行くつもりだったことを知ったのです。
陸安然の本当の思いを知った穆川は、翌朝に祭酒を連れて宮中へ参内することを誓いました。
そして陸安然は、負傷した穆川の手当てを静かに行います。
彼女を誤解していたと気づいた穆川は、言えない苦しい事情があるのではないかと優しく尋ねました。
答えに詰まり苦しそうな表情を浮かべる陸安然を見て、穆川はそれ以上追及しません。
ただ、これから困ったことがあれば何でも自分を頼ってほしいと温かく告げるのでした。
穆川の優しさが染みて、見ていて涙が出そうになりました
翌朝、宮中に参内した穆川たちの訴えにより、皇帝は科挙の首席答案がすり替えられていた事実を知ります。
国家の根幹を揺るがす大罪に皇帝は激怒しました。
背後にいる者を絶対に許すなと命じ、穆川にいかなる代償を払ってでも徹底調査するよう全権を与えます。
その頃、蔡望津が勝手に暗殺部隊を放って穆川まで狙ったことを知った穆沢は、激しい怒りに震えていました。
しかし蔡望津は、穆川が生きていては穆沢の帝王の道に邪魔になると言い放ち、後悔の色を見せません。
激高した穆沢は剣を抜き、蔡望津の髪留めの玉を鋭く切り落としました。
弟の命に二度と手を出すなと、冷酷な目で強く警告したのです。
皇帝の耳に入ってしまった以上、このままでは自分の関与が暴かれかねません。
追い詰められた穆沢は、共犯である厳尚書を口封じのために殺害することを決断します。
そして、その罪を政敵である翊王に着せようと企てました。
まもなく、厳尚書は罪を恐れて自害したという知らせが届きます。
部屋には、生前に翊王から科挙を利用して抱き込まれたと告発する偽の遺書が残されていました。
これを知った陸安然は、穆沢が自らの手首を切り落として身を守ったのだと冷ややかに見抜きます。
その直後、陸欣然が徐清策の亡骸を引き取っていったという知らせが届きました。
胸騒ぎを覚えた陸安然は、怒りを胸に慶王府の陸欣然のもとへと乗り込んでいきます。
覆流年 13話の感想まとめ
冒頭の徐清策の自決シーンは、あまりにも痛ましくて言葉を失いました。
貧しい家に生まれて、ただ学問で身を立てて世の中の役に立ちたかっただけなのに。
努力を踏みにじられ、答えをすり替えられた彼の絶望を思うと本当にやりきれません。
自らの首に刃を当てる瞬間のあの決意に満ちた目つき、見ていて胸が締め付けられました。
自分の企みが結果的に彼を追い詰めてしまった陸安然の苦しみも、痛いほど伝わってきます。
人を守るためだったとしても、他人の人生を狂わせてしまった事実は消えませんよね。
穆川に対してあえて冷たい言葉を投げつけて突き放した場面も、見ていて本当に切なかったです。
でも、穆川が途中でちゃんと陸安然の真意に気づいてくれて救われました!
祭酒の家で刺客に襲われたときは心臓が縮む思いでした。
あそこで沈長青が颯爽と助けに来てくれなかったら、本当に全員命を落としていたところです。
沈長青のあの頼もしさには、思わず声が出そうになるくらい感謝しました。
そして手当てを受ける穆川が、陸安然を責めるどころか「頼ってほしい」と言った場面。
疑って悪かったと素直に認められる穆川の心の綺麗さに、じわっと胸が温かくなりました。
周りが権力争いや足の引っ張り合いばかりしている中で、彼の存在だけが唯一の清流のように思えます。
それに比べて、穆沢の冷酷さには寒気がしました。
蔡望津が独断で穆川を狙ったと知ったときの怒り方、弟への情だけは本物なのかもしれません。
髪留めの玉を切り落とす場面の殺気にはぞっとしました。
それなのに、事態を収拾するために厳尚書を迷わず切り捨てる冷酷さ。
罪を全部翊王になすりつけて自分だけ涼しい顔をしている姿には、本当に腹が立ちます!
平然と遺書を偽造して自害に見せかける手際の良さも、恐ろしすぎて鳥肌が立つほどでした。
そして何より許せないのが陸欣然の動きです。
蔡望津の企みを利用して陸安然を罠にはめようとしただけでも腹立たしいのに。
亡くなった徐清策の遺体を引き取っていくなんて、一体何を企んでいるのでしょうか?
死者にすら敬意を払わず、自分の嫉妬や復讐の道具に利用しようとする根性が信じられません。
遺体を引き取ったと聞いて怒りに震えながら慶王府へ向かった陸安然の姿を見て、今度こそ陸欣然の企みを粉々に打ち砕いてほしいと強く思いました。
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