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クルミットです♪
朝廷の雲行きが怪しくなってきました。
太皇太后の怒りも恐ろしいですが、来羅織の暗躍が本格的になってきて本当に嫌な予感が止まりません。
しかも沈渡と顔幸の周りの人たちまで巻き込まれ始めています。
一体誰を信じればいいのでしょうか?
それでは31話を一緒に見ていきましょう!
長楽曲 31話のあらすじ
沈渡は顔幸に向かって、明堂という場所がどれほど特別であるかを静かに語り始めます。
明堂は太皇太后と先帝の深い情愛が刻まれた大切な地であり、その再建には莫大な国費が投じられていました。
しかし、その神聖な普請の裏で私腹を肥やす汚職が行われていたのです。
事実を知った太皇太后は激怒し、徹底的に調査して不正を暴くよう厳しい命令を下しました。
顔幸は不安そうな面持ちで、この詮議がどれほどの範囲にまで広がるのかを沈渡に尋ねます。
沈渡は険しい表情を崩しません。
この事件の余波は朝廷の根幹を根こそぎ揺るがすほど巨大であり、役人たちは疑心暗鬼に怯えていると沈渡は重く告げました。
誰もがいつ自分が罪に問われるかと恐れているのです。
その頃、太皇太后の側近である徐婉が、勅命を携えて来羅織の屋敷を訪れていました。
徐婉は太皇太后の意向を淡々と伝えます。
慎重に行動し、決して手抜かりや落ち度を出してはならないという厳命でした。
用件を終えた徐婉が足早に去った後、来羅織は一人で静かに冷めた茶を口に運びます。
すると次の瞬間、彼は手にしていた茶杯を指先で握りつぶしました!
粉々に砕け散った陶器を見つめる彼の瞳は冷たく濁り、何を企んでいるのか全く読めません。
ただお茶を飲んでいただけなのに、いきなり湯呑みを握りつぶすなんて不気味すぎます!
一方、賢王と張相もこの不穏な空気の中で密談を交わしていました。
あの冷酷無比で知られる沈渡が、まさか本気で顔幸に情を注いでいるとは賢王も驚きを隠せません。
太皇太后から下賜された嘉安郡主との婚姻を、沈渡は真っ向から拒絶したのです。
張相は、太皇太后が最近沈渡に対して冷ややかな態度を取り始めていると賢王に耳打ちしました。
太皇太后は沈渡を遠ざける一方で、来羅織に侍女を与えて重用する構えを見せています。
朝廷の権力争いは複雑に絡み合っていて、表面に見えていることだけでは何も分かりませんね。
賢王は、軽率に動けば足元をすくわれると警戒を強めていました。
その頃、金烏の聖女である素光は、潘馳を伴って蘭伯のもとを訪ねていました。
大蒼の男に対して強い不信感を抱く蘭伯は、潘馳の訪問を頑なに拒もうとします。
そこで素光は、潘馳が信頼に値する誠実な人物であることを熱心に訴えかけました。
二人の熱意に押され、蘭伯は重い口を開いてかつての金烏聖女・黛絲の話を始めます。
黛絲は大蒼から遣わされた使者の男に深く惹かれ、身分を越えた恋に落ちてしまいました。
二人は机を並べて互いの文字を教え合い、誰にも邪魔されない穏やかな時間を分かち合っていたのです。
ところが黛絲は、あれほど心に深く刻み込んだはずの男の名前を、後になってなぜか忘れてしまいました。
金烏部族が聖女に課す掟はあまりにも過酷なものでした。
聖女の立場を捨てて恋を選んだ黛絲の人生は、苦難に満ちた茨の道だったのです。
黛絲は愛する男を信じて後を追いましたが、男の正体は冷酷な詐欺師にすぎませんでした。
大蒼の使者と名乗っていた男の狙いは、金烏部族に伝わる門外不出の秘術を奪うことだったのです。
黛絲は男の甘い言葉に騙され、火蛾を操る秘術を渡してしまった己の愚かさを激しく悔やみました。
蘭伯は、かつて助燃術を使って倉庫を焼き払ったあの男の姿を黛絲が目撃していたことを思い返します。
黛絲は激しく燃え盛る炎を前にして、ただ立ち尽くすことしかできませんでした。
そこで潘馳は、懐から取り出した一枚の似顔絵を蘭伯の前に差し出します。
紙に描かれた顔を見た瞬間、蘭伯の表情は凍りつきました。
そこに描かれていたのは、まぎれもなく来羅織の冷徹な顔立ちだったのです!
人の純情を利用して秘術を奪うなんて、来羅織の過去があまりにも汚すぎて鳥肌が立ちました!
その頃、朝堂では来羅織が孫潭の収賄を太皇太后の前で堂々と告発していました。
孫潭はすでに身柄を拘束され、反論の機会すら奪われています。
沈渡はたまらず前に進み出ました。
かつて甘南道へ赴いた際、孫潭から受けた大きな助力を挙げ、何か致命的な誤解があるはずだと必死に庇い立てします。
しかし来羅織は薄笑いを浮かべ、二人は朝廷の真ん中で激しい言い争いを繰り広げました。
二人の激突に太皇太后の怒声が轟きます。
太皇太后の怒りの一喝によって、朝廷の論争は強引に幕を引かれました。
その後、刑部では陸垂垂が顔幸に心からの感謝を伝えていました。
主事に昇進したあとも、顔幸は少しも偉ぶることなく一緒に古い事件の記録を整理してくれます。
忙しい身になっても変わらない顔幸の優しさに、陸垂垂はどれほど励まされたことでしょうか?
そこへ呉主事が通りかかり、顔幸に来羅織の近況を囁きかけます。
顔幸は他の女性たちのように出世の噂話に首を突っ込んだり、他人の弱みを探ったりしません。
空いた時間があればひたすら書庫に籠もり、あるいは冷たい遺体安置所に足を運んで事実だけを見つめていました。
呉主事からその独特な仕事ぶりを指摘された顔幸は、静かに自分の胸の内を明かします。
自分は沈渡のように朝廷の荒波を器用に泳ぐことはできません。
だからこそ、せめて夫の足手まといにならず、邪魔をしないように自分の役目を果たしたいだけなのです。
そこへ徐想仁が険しい顔つきで刑部に駆け込んできました。
孫潭の事件が刑部に移送され、ここで厳しい取り調べを受けることになったと告げられます。
その報告を聞いた呉主事はみるみる青ざめ、落ち着かない様子で部屋を飛び出していきました。
あの怯えようには一体どんな理由があるのでしょうか?
顔幸は事態の深刻さを感じ取り、孫潭の無実を証明するために調査を手伝いたいと申し出ます。
徐想仁は困惑した表情を浮かべました。
沈渡の妻である顔幸がこの案件に深入りすれば、朝廷内での立場が余計に危うくなるのではないかと考えたのです。
徐想仁は言葉を選びながら、顔幸を巻き込むまいと協力を拒もうとします。
でも、顔幸は決して引き下がりませんでした。
甘南道で苦境に立たされた時、孫潭が差し伸べてくれた温かい手を顔幸は決して忘れていません。
恩のある人が陥れられているのに、保身のために見殺しにするなど顔幸には耐えられなかったのです。
顔幸と徐想仁は湿った地下の監牢へ足を運び、鉄格子の奥にいる孫潭と面会しました。
牢の中の孫潭はすっかりやつれ果てていましたが、顔幸たちの姿を見るなり鋭い声で拒絶します。
こんな危険な場所へ何をしに来たのだと孫潭は二人を怒鳴りつけました。
自分のような罪人に関われば、お前たちまで巻き込まれて命を落とすことになると必死に警告します。
一刻も早くここから立ち去れと冷たく言い放つ孫潭の瞳には、二人を巻き込みたくない一心のおそれが宿っていました。
自分自身が一番助けを求めたいはずなのに、顔幸たちを守るために必死で怒鳴りつける孫潭の姿がつらすぎます。
長楽曲 31話の感想まとめ
潘馳が蘭伯に見せた似顔絵の場面は、本当に息を呑みました。
過去の黛絲とのエピソードを聞いているだけでも胸が痛かったのに、その相手があの来羅織だったなんて悪夢としか思えません。
文字を教え合うふりをして心を奪い、利用価値がなくなれば火蛾の術だけを奪って切り捨てるやり口には本当に腹が立ちました!
どこまで人を道具として扱えば気が済むのでしょうか?
朝廷で見せるあの冷酷な笑みも、昔から変わらない彼の本性そのものだったのですね。
徐婉が去った後に茶杯を握りつぶしたあの場面も、底知れない狂気を感じて背筋が寒くなりました。
そんな来羅織の罠にかかって孫潭が捕らわれてしまったのも悔しくて仕方がありません。
沈渡が太皇太后の前で必死に孫潭を庇おうとしていましたが、太皇太后の怒りを買ってしまうのではないかと冷や冷やしました。
沈渡の真っ直ぐな義理堅さは救いですが、今の朝廷ではその正義感すら弱点として利用されてしまいそうで心配です。
太皇太后が沈渡から距離を置き、逆に来羅織を重用し始めているのも本当に嫌な流れですよね。
周りの賢王や張相たちも腹の底が読めず、誰が敵で誰が味方なのか分からなくなってきます。
そして何より一番胸が締めつけられたのは、監牢の中で孫潭が顔幸たちを必死に追い払おうとした場面でした。
無実の罪を着せられて一番心細く、誰かにすがりつきたいはずなのに、孫潭は自分の命よりも顔幸たちの身の安全を案じていました。
怒鳴り散らしながら早く立ち去れと叫ぶ孫潭の姿を見ていると、理不尽な朝廷の権力闘争に巻き込まれた善良な人の無念さを思うと、本当にやりきれない気持ちでいっぱいです。
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