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クルミットです♪
今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第29話のあらすじをお届けします。
いよいよ若尘(じゃくじん)が修羅塔へと足を踏み入れ、三界を守るために“九幽明焰”を修めようと決意。張殷殷(ちょう いんいん)や周囲の者たちの思惑も交錯するなか、物語は新たな局面を迎えます。
それでは第29話を一緒に見ていきましょう!
塵縁-じんえん- 第29話のあらすじ
修羅塔に宿る“青い炎”があれば、張殷殷(ちょう いんいん)の体内に潜む“不浄の気”を取り除けるかもしれない——そう確信した若尘(じゃくじん)は、一人で修羅塔へ向かう決意を固めます。タワー周囲は水に囲まれているにもかかわらず、内部には熊熊と燃える火が絶えることなく灯り、強烈な熱気を放っています。
修羅塔が水の中なのに炎が燃え続けているという矛盾が、不気味さを際立たせますよね。
一方、顧清(こ せい)は吟風(ぎんぷう)が国師・孫果(そんか)の策略に染まってしまうことを懸念し、忠告を試みます。国師は“三界の混乱を鎮める”という大義名分で勢力を拡大し、各門派の法器を狙っていました。しかし、吟風がそれを理解したときには、すでに国師の準備は整いつつあり、西玄や他の勢力への侵攻が進んでいるようです。
そんな中、若尘が修羅塔へ入り込んだところで、思いがけず“父”と名乗る人物と再会します。父もかつて修羅塔を壊そうと挑みましたが失敗し、塔内に囚われてしまっているというのです。息子である若尘に使命を託し、九幽明焰を修めなければ塔を破壊できないと告げます。
若尘の父まで修羅塔に囚われているとは…いよいよ家系に秘められた宿命が明らかになってきましたね。
一方、張殷殷は若尘の後を追いかけ、危険を顧みずに修羅塔へ。塔内で若尘が九幽明焰の修行に入っているのを見つけ、もしや“走火入魔”してしまうのではと慌てて呼びかけます。しかし、時すでに遅く、張殷殷は妖物に操られ、若尘にとっても更なる試練が。ようやく九幽明焰を完成させた若尘の前に現れた“魔神”は「修羅塔を壊すと二人とも生きては帰れない」と揺さぶりをかけます。
愛する張殷殷を救うためなのに、同時に二人とも死ぬ可能性があるなんて、残酷すぎます…!
苦悩した若尘は結局、張殷殷を抱きかかえて塔を出ることを選び、修羅塔の破壊は未遂に終わります。外では、孫果率いる勢力が「若尘は死んだ」として西玄を攻撃中。噬冰師姐(しひょう しし)が正義の門客たちと抵抗を試みるものの、孫果は法器を多数保有しており、強力な攻勢をかけています。
西玄が危機に瀕するなか、雲中居の師匠は「なぜ孫果が霊穴を破壊されてなお勢いを増しているのか?」と疑問を抱き、紫陽(しよう)に問いただすため行動を起こします。さらに冥山の妖皇や無尽海の師匠も、「ここで三界の秩序が崩れるのを見過ごせば、我々も危険」と判断し、三界を揺るがす争いに介入する動きを見せはじめます。
塵縁-じんえん- 第29話の感想まとめ
若尘が修羅塔に挑み、九幽明焰を修得する場面は迫力満点でしたね。一方で、その力を得たとしても塔を破壊すれば自分たちも死ぬかもしれない、という二者択一があまりにも辛い選択でした。
愛する人を救いたいのに、命を懸ければ二人とも生きて帰れない…若尘の葛藤が胸に刺さります。
また、父との再会で若尘が“家系の宿命”を受け継いでいることが明白になり、物語のスケールがさらに広がった印象です。張殷殷も妖物に操られてしまうなど、一難去ってまた一難で、二人が平穏な生活を送る日はいつ来るのかとハラハラしますよね。
西玄の危機や国師の暗躍、そして孫果の法器をめぐる陰謀…三界全体の争いが加速しているのも気になります。無尽海や冥山、雲中居など、あらゆる勢力が絡み合い、誰が味方で誰が敵なのかも複雑化が進んでいるように思えます。
次回は、西玄がどうやってこの危機を乗り越えるのか、若尘と張殷殷が再び修羅塔の破壊に挑むのか、それとも別の方法を見つけるのかが大きな見どころになるでしょう。三界の行方を占う大きな戦いが近い予感です。ぜひ一緒に続きを楽しんでいきましょう!
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