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クルミットです♪
今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第30話のあらすじをまとめていきます。
修羅塔での出来事を経て、若尘(じゃくじん)と張殷殷(ちょう いんいん)が再び西玄へ戻ってきたものの、三界の争いは激化の一途。魔尊としての力を得た若尘は、いったいどんな行動を選ぶのでしょうか?
それでは第30話を一緒に見ていきましょう!
塵縁-じんえん- 第30話のあらすじ
若尘は張殷殷を安全な場所へ移し、自分が修得した九幽明焰(きゅうゆうめいえん)の在り方について悩んでいました。おでこの中央には魔君の紋様のような模様が浮き出ており、自分が本当に修羅塔を壊すべきかどうか判断をつけかねていたのです。
そんな彼に、張殷殷は「なぜ修羅塔を破壊しなかったの?」と問いかけます。彼女は修羅塔を滅ぼすことが本当に正解なのか、若尹の迷いを感じ取りつつも、西玄(せいげん)の危機を放っておけないと焦りを募らせます。二人は神州気運図(しんしゅうきうんず)を開いて、西玄が国師・孫果(そんか)によって包囲されている様子を目の当たりにし、張殷殷は「帰って助けるしかない」と決意。
西玄の仲間や家族を見捨てられない張殷殷の気持ちに胸が熱くなりますね。
若尘は張殷殷を巻き込まないためにも、九幽との通路を閉じたままにしたかったのですが、彼女の涙ながらの訴えに心打たれ、最終的に「一緒に帰ろう」と約束します。通路を抜けた瞬間、張殷殷は再び若尘のことを思い出せなくなってしまいますが、若尘は「いずれまた思い出すだろう」と心に決め、そっと見守ります。
ふと見ると、紀先生が「若尘こそ天に選ばれた応劫(おうこう)の存在」と大喜び。若尘が魔としての力を手に入れたことを察した紀先生は、「修羅塔を壊さなくていいのか」と問いますが、若尘はもはや“師匠や門派に言われた使命”ではなく、“西玄や張殷殷を守る”ことを最優先にすると告げます。そして冥山妖皇が十万の妖兵を引き連れて西玄を攻めていると聞き、張殷殷は急いで掌門たちを救うべく向かいました。
師命か自分の信じる道か…若尘の葛藤がますます深まりますね。
一方、顧清(こ せい)は吟風(ぎんぷう)が密かに剣に仕掛けをしたことを知り、彼に失望。自分の思い描いた仙界復帰などもう考えられず、青玉の吊り飾りを割って決別を示します。吟風は後悔し、国師のもとを去ろうかどうか揺れ動いています。
冥山妖皇が率いる十万妖兵は、西玄の正門と北門を同時に攻撃。しかし、そこへ若尘が単身乗り込み、九幽明焰をまとう彼に妖皇の刃はまったく通じません。妖皇を一撃で倒し、十万妖兵を撤退させる若尘の姿に、周囲は言葉を失います。
塵縁-じんえん- 第30話の感想まとめ
九幽から戻った若尘と張殷殷が、魔としての力や再び薄れる記憶など、さまざまな形で“試練”に直面する様子が印象的でした。特に、張殷殷が帰還時に若尘を思い出せなくなる場面は切なく、若尘がそれを受け止める姿に胸が痛みます。
愛する人の記憶が消えても笑顔で受け止める若尘…その深い愛情が健気で、こちらまで切なくなりますね。
また、圧倒的な魔の力を得た若尘が十万妖兵を退けるシーンでは、彼がもう“かつての弱い自分”ではないことを再確認しました。ただ、それが三界のためなのか、自分のためなのか、あるいは誰かに利用されることになるのか…依然として先行きは不透明。
そして、顧清と吟風のすれ違いがより深刻になりました。顧清の決別は衝撃的ですが、これが二人にとって新たな道へ進むきっかけになるかもしれません。国師がいまだ暗躍しているなか、彼らがどう動くのかも大きな見どころですね。
次回は、若尘が“魔として”真に覚醒するのか、それとも修羅塔の破壊や三界の安定を目指すのか。張殷殷の記憶問題にも再び向き合う必要があるはず。さまざまな思惑が交錯するドラマの行方を、一緒に見守っていきましょう!
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