塵縁-じんえん- 第33話あらすじと感想|魔君となった若尘が無尽海を焼き尽くす!張殷殷の苦悩と三界に迫る混沌の行方

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今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第33話のあらすじをたっぷりご紹介します。
若尘(じゃくじん)の魔君としての力がついに無尽海(むじんかい)をも焼き尽くし、張殷殷(ちょう いんいん)は大きなショックを受けることに。三界の運命はどうなるのでしょうか?
それでは第33話を一緒に見ていきましょう!

塵縁-じんえん- 第33話のあらすじ

若尘は無尽海の守りを担う洪荒衛(こうこうえい)たちの前に現れ、そこが嗜情尊者(しじょうそんじゃ)の集めた「有情人の回憶と涙」の力でできている、と真実を突きつけます。さらに、無尽海の師尊が張万才(ちょう ばんさい)や金花と通じており、若尘が店小二として過ごした頃からずっと彼の人生を裏で操っていたことが明かされるのです。無尽海の師尊はそれを否定せず、むしろ「こんなにも早く魔君になるとは思わなかった」と笑います。

今までの人生が仕組まれていたなんて、若尘の怒りや絶望を想像すると胸が痛みますね。
両者は激突しますが、若尘はすでに九幽明焰(きゅうゆうめいえん)を修得しており、神魔楮(しんまちょ)や暴龍の力も得て、まさに圧倒的な魔君(まくん)となっていました。無尽海の洪荒衛は次々と倒され、無尽海の師尊自身も重傷を負います。さらに零(れい)は無尽海を守ろうとして若尘の青い炎に焼かれ、灰となって散ってしまうのです。

張殷殷は、かつての仲間である零の死を目の当たりにし、無尽海までもが焦土と化す様を見て強い自責の念に囚われます。記憶を取り戻したものの、若尘が“殺戮の魔君”になってしまったことに動揺し、彼と口をきこうともしません。無尽海の師尊は去り際に「いつか修羅塔を壊した時、後悔するなよ」と警告し、若尘は「嗜情尊者が自分に課した痛みと悲劇こそがすべての始まりだ」と苦悩を露わにします。

若尘と張殷殷のすれ違いが深刻化していくのが切ないです…。
張殷殷は若尘に対し、三界の安危を放っておくつもりなのかと問いますが、若尘は「もう誰のためでも行動はしない」と聞く耳を持ちません。自身が魔君となったのは過去の因縁から逃れるためであり、“三界を守る英雄”ではなくなったと言い放つのです。張殷殷は激怒し、二人の間に剣を振るって溝を作り出しました。

そんな中、玄真(げんしん)は“面を被った謎の師匠”に弟子入りし、いよいよ本格的な修行を開始します。噬冰(しひょう)師姐を人質に取られ、しぶしぶながら新たな力を得る道を選んだ玄真は、師匠が寿命を迎える寸前に真元を渡され、自らの使命を見いだすのです。彼は“禁地”を守ることを決心し、噬冰の心配をよそに淡々と旅立っていきます。

玄真の急激な変化にも驚かされますよね。彼の覚悟の重さを感じます。
一方、張殷殷は西玄へ戻り、無尽海の惨状を報告します。紫陽(しよう)は改めて「若尘は本当に魔となってしまったのか」と嘆き、各師匠は「西玄を救った彼を撃つなど考えられないが、もはや彼は危険…」と戸惑います。世界中の門派が今後どう動き出すのか、三界はさらに混沌に包まれようとしていました。

塵縁-じんえん- 第33話の感想まとめ

無尽海を焼き尽くし、零をも失わせた若尘の暴走には衝撃を受けましたね。張殷殷が悲嘆に暮れるのも当然ですが、若尘には彼なりの苦しみがあり、魔君となったのも決して“悪”だけが理由ではないことが見て取れます。

無尽海の絶景が焦土と化すシーンを想像するだけで胸が締めつけられます…。
張殷殷と若尘の愛の絆は深いはずなのに、今はお互いを責め合うようなかたちになってしまい切ないです。さらに玄真や噬冰、雲中居の師匠など周囲の動向も加わり、果たして誰が正義で、誰が悪なのか分からなくなってきました。

今回は「三界を守る」という大義よりも、自分の愛や復讐を優先する者たちが増え、混沌が深まっている感じが強いです。今後、張殷殷がどう若尘を説得するのか、それとも完全に道を分かつのかに注目が集まりますね。

次回は、修羅塔をめぐる話や、嗜情尊者との因縁、そして各門派の動きがさらに激化していくはず。若尘は本当に修羅塔を破壊するのか、そして張殷殷は彼を止められるのか…波乱が尽きない「塵縁-じんえん-」を引き続き楽しんでいきましょう!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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