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クルミットです♪
今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第34話のあらすじをお届けします。
無尽海が焼き尽くされたあとも、若尘(じゃくじん)の行く道は定まらず。そして、天に届く修羅塔が再び姿を現すという暗雲が立ち込め、三界の情勢はますます混沌へ…いったいどう展開していくのでしょうか?
それでは第34話を一緒に見ていきましょう!
塵縁-じんえん- 第34話のあらすじ
張殷殷(ちょう いんいん)は西玄(せいげん)に戻ったものの、無尽海(むじんかい)の破壊によって零(れい)が命を落としたことや、若尘(じゃくじん)が“魔君”へ堕ちる寸前の姿を目撃したことなどで心を痛め、塞ぎ込んでいました。師匠の蘇诃(そか)は、若尘が無尽海を焼き尽くしたのにも何か理由があったのではと話し、張殷殷に安易な断罪をしないよう促します。
蘇诃と無尽海の師尊の過去には、人魔大戦にまつわる秘密が。かつて重傷を負った蘇诃を助けようと、無尽海の師尊は海を守り、蘇诃は嗜情尊者(しじょうそんじゃ)のもとへ行くよう勧められたといいます。蘇诃自身も若い頃は複雑な想いを抱え、今になってようやく「自分がした決断は必ずしも正しくなかった」と振り返るのです。
何百年にもわたる彼らの因縁と、積み重なる思いの重みがひしひしと伝わりますね。
一方、西玄には再び若尘が現れます。張殷殷を連れて行こうとする彼を、門弟子たちは“魔”と断じ、紫陽(しよう)師尊も剣を取って迎え撃とうとします。しかし張殷殷が現れ、若尘と共に出て行くことを拒否。魔君になったとしても離れない若尘に、張殷殷は複雑な思いを抱きつつも、従わないと宣言。
そんな折、無尽海の師尊と蘇诃が再会。長らく待ち望んできた瞬間であり、青衣(せいい)はもはや海が焦土となったあとに残った紅焰を見て呆然。無尽海の師尊は仮面を捨て、蘇诃もかつての紅衣を脱ぎ、共に“もう離れない”と決意を固めました。青衣はその正体がいつも紀若尘を助けた“紀先生”であると知り、驚きを隠せません。
無尽海の師匠と蘇诃のロマンス、さらに青衣の驚きが、人間ドラマとしても見応えがありますね。
一方、吟風(ぎんぷう)は己の仙人法相を顧清(こ せい)に譲り、顧清と共に生きる道を選びましたが、顧清自身は七情六欲を断ち切る覚悟がなく、再び仙界復帰は厳しいと痛感。彼らの関係は決定的な行き違いを迎え、顧清は「私はただの大青石になりたい」と呟いて、すべてを放棄する意志を示します。
そんななか、三界を揺るがすような大音響とともに修羅塔が再び降世する気配が広がります。天上の仙人たちも騒然となり、“謎の塔”の出現に備えて天兵を下凡させようとする動きが。さらに紀先生は若尘に、「もう一つの塔を築く者が、二つの塔を合体させれば三界を支配する強大な力を手にする」と暗示し、若尘に気をつけるよう呼びかけます。
修羅塔という絶対的存在に加え、もう一つの塔まで登場するなんて…スケールが益々拡大してますね!
しかし若尘は「自分は張殷殷の存在以外に何も望まない」と言い切り、三界や修羅塔の行方をあまり気にしていない様子。張殷殷と共にいる今が一番大切だと語り、紀先生や蘇诃は「いずれ修羅塔を壊さなかったことを悔やむかもしれない」と危惧しますが、誰にもそれを止められない雰囲気が漂っています。
塵縁-じんえん- 第34話の感想まとめ
かつての無尽海の師匠や蘇诃の因縁が描かれ、若尹や張殷殷だけでなく周囲の大人たちのラブストーリーや苦悩もが浮き彫りになりました。何百年も積み重なった情や誓いが複雑にからまり合い、あらゆる場面で“決断”が迫られているのが印象的ですね。
若尘が張殷殷だけを最優先している姿勢は一見ロマンチックですが、三界の混乱をどう捉えていくかが気がかりです。
さらに修羅塔が再び降世し、天兵下凡まで起こりそうな気配。もう一つの塔と合わせて、誰がそれを築き、どう三界を支配するのか…物語はますますスケールアップしています。若尹が「塔を壊さない」と決めたことの影響が、のちにどう出てくるのか注目です。
張殷殷と若尘の絆がここにきてややギクシャクしているのも心配です。無尽海の破壊や零の死を目撃した彼女は、若尹の選択に確信を持てていない様子。彼女が九尾天狐(きゅうびてんこ)を継いだ力で、修羅塔や嗜情尊者とどう絡んでいくのかも見どころでしょう。
次回は、三界を揺るがす修羅塔と“もう一つの塔”の存在がより具体的に描かれるのか、若尹と張殷殷がどんな道を選ぶのか楽しみです。三界全体がさらに波乱含みになってきましたね! ぜひ一緒に続きを追っていきましょう♪
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