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クルミットです♪
いよいよ物語も佳境に入り、“修羅塔”が本格的に姿を現しました。三界を混乱に陥れていた真の黒幕・太一上仙が動き出すなか、若尘（じゃくじん）と張殷殷（ちょう いんいん）はどのように立ち向かうのでしょうか？
それでは第35話を一緒に見ていきましょう！
塵縁-じんえん- 第35話のあらすじ
修羅塔の出現が迫り、周囲の天地の霊気を吸い上げ始めます。万物から活力が奪われる中、顧清（こ せい）の最期を目の当たりにした吟風（ぎんぷう）は、ついに心を入れ替えて「本来の谪仙（たくせん）の責務を果たさねば」と決意します。孫果（そんか）はそんな吟風に対し、これまで通り紀若尘（じゃくじん）を殺すようしつこく要請しますが、吟風は耳を貸しません。
ここでようやく吟風が“三界の安定”を本気で考えはじめたのは、少し救いを感じますね。
一方、張殷殷と若尘は修羅塔の破壊を思い切って実行。過去に若尘が塔内で手に入れたヒントと、九幽冥焰（きゅうゆうめいえん）による仕掛けによって、塔はあっという間に轟然と倒壊してしまいます。これで三界は一時的に安定を取り戻せるかもしれないと、張殷殷や吟風は安堵しますが、若尘は「背後の真の黒幕を捕まえない限り、根本的な解決にはならない」と警戒。
すると、九幽（きゅうゆう）の師匠が出関し、塔が九幽冥焰で破壊されたことに気づき「おそらく紀若尘が狙われるだろう」と憂慮。若尘が魔君になって以降、絶大な力を手にしたものの、敵の逆恨みを買う危険も高まっているのです。
「圧倒的な力を得るほどに、狙われやすくなる」—悲しい宿命ですよね。
仙界からは登仙台（とうせんだい）が姿を現し、孫果はそこに現れた仙使に取り入ろうと大得意。すべての混乱を「魔君のせい」と責任転嫁し、三界を混乱に陥れた元凶として若尘を捕らえる計画を進めています。そんななか、巡界仙使（じゅんかい せんし）を名乗る者が吟風に下凡を命じ、一緒に若尘を討とうと持ちかけますが、吟風は仙界のやり方を厳しく非難し、逆に“恩を仇で返す可笑しさ”を痛感。
吟風はわずかに残った仙力で若尘に「今、仙界があなたを追おうとしている。身を隠してほしい」と警告します。若尘と張殷殷はこの話を聞き、顧清の死を改めて悲しみながら、黒幕である“太一上仙”を探し出そうと決意。そしてついに太一上仙が姿を現し、長らく陰で暗躍してきたと明かすと、なんとその場で「もっと早くお前を殺せばよかった」と若尘を激しく敵視します。
ここで真の黒幕・太一上仙が堂々と姿を現すとは、まさに最終局面ですね…！
太一上仙は周囲を圧倒する力を持ち、収魔法器を用いて若尘を封じようとします。さらに味方のはずの孫果をも手にかけ、彼の役目が終われば使い捨て、という非情さを見せつけます。若尘は一時的に苦戦を強いられますが、張殷殷も九尾天狐の力を継ぎ、紫陽や西玄の師匠たちも続々と参戦。みなで協力して太一上仙に立ち向かうことに。
刻一刻と最終決戦ムードが高まっていき、見ているこちらも手に汗握る展開ですね。
塵縁-じんえん- 第35話の感想まとめ
修羅塔の破壊という大きな出来事が起こり、ついに“三界の根本的混乱は収まるかもしれない”と思った矢先に、黒幕・太一上仙が出現。大どんでん返しの続くエピソードでしたね。若尘の魔君としての力は圧倒的ですが、それでもまだ“真の頂”には届かない雰囲気があり、見逃せません。
張殷殷も、九尾天狐の力を完全に受け継いで、いよいよ若尹との絆を示す時が来たように思えます。
また、吟風が覚悟を決めて孫果たちの陰謀に対抗しようとする場面や、顧清の死が彼を目覚めさせた展開も胸に響きますね。最初はあんなにあやうかった吟風が、最後の最後で正しい道を選ぼうとするのは感慨深いです。
次回はいよいよ最終回（第36話）を迎えます。若尘と張殷殷は太一上仙を打ち負かすことができるのか、三界を再び平穏に導けるのかが最大の見どころになりそう。二人の愛の結末にも注目しつつ、一緒にドキドキしながら最終決戦を見届けましょう！
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