【天啓異聞録】第8話あらすじ・感想|沈让が語る“衝撃の真実”…沈淙は完全に操られ、褚思鏡の心が崩れ落ちる

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第8話は、これまでの謎が一気にほどけ、特に沈让(シンジョウ)が語る“二年前の真相”があまりにも重くて、見ていて胸の奥がズンと沈み込むようでした…。
沈淙(シンソウ)が完全に賀子礁(ガシショウ)に操られ、褚思鏡(チョ・シケイ)が絶望の淵に追い込まれる姿は本当に痛々しくて、私は何度も息を呑んでしまいました。

それでは第8話を一緒に見ていきましょう!

天啓異聞録 第8話のあらすじ

アンジェリカの号令で銃火器が一斉に怪物へ向けて放たれますが、無数の弾丸を浴びても怪物は怯む素振りすら見せません。
銃が効かないと悟った褚思鏡は、伯顔(バヤン)・沈让と協力して火銃を使い、怪物の両脚を地面に固定し爆破。怪物は傷を負いながらも必死に逃走します。
怪物との戦闘はこれまでで一番生々しくて、火花の散る音が胸をざわつかせるほど迫力がありました。

褚思鏡が追おうとすると、すぐ近くで沈淙が賀子礁に操られ、怪物を殺すようそそのかされているのを目撃します。沈淙の瞳は赤く燃え、褚思鏡が名前を呼んでもまったく反応を示しません。
沈淙の“人の心が抜け落ちたような無表情”が怖すぎて、胸がぎゅっと痛くなりました。
賀子礁は勝ち誇ったような笑みを浮かべ、沈淙を連れて立ち去ります。沈淙はもう完全に賀子礁の傀儡となってしまったのです。

そこへ沈让が現れ、沈淙が操られている様子を見て怒りを露わにします。彼は「この怪物たちは以前の怪物とは違い、完全に沈淙の命令に従っている」と語りますが、沈淙がその力を自分の意思で使えていないこと、そして贺子礁がその力を横取りしていることに深い憤りを抱いていました。
沈让の声には沈淙を守りたい気持ちと、彼が救えなくなっていく怖さが入り混じっていて胸が詰まりました。

沈让は島の“怪病”についてもついに口を開きます。最初は風邪のような症状から始まり、やがて傷口が硬い痂へ変化し、心が壊れていき、最終的には怪物と化す――。
褚思镜は首元に手を伸ばし、自分の皮膚がすでに怪物化の初期段階にあることを悟ります。
褚思鏡の掌が震える描写があまりにリアルで、私まで胸の奥がキュッと締まるほど切なくなりました。

褚思鏡は沈让へ弟・褚思鈺(チョ・シギョク)の行方を問い詰めますが、沈让は「今は言えない」と頑なに拒みます。「教えればお前が壊れる」という彼の言葉は優しさか残酷さか、その境界が曖昧で複思鏡は思わず剣を握り締めます。
その怒りによって皮膚がさらに灰色の鱗へ変わり始め、沈让は慌てて「怒れば変異が進む」と警告します。
怒りと絶望に呑まれゆく褚思鏡の姿があまりにもつらく、見ていられないほどでした。

褚思鏡はついに島を離れる決意を固め、森を抜けようとしたところで伯顔と遭遇します。伯顔は「大明の役人なら島民を救う責任がある」と訴えますが、褚思鏡は「弟の手がかりが何もないまま怪物になるのを待つしかないのか」と苦しみを吐露します。
伯顔があえて褚思鏡を刺激するように「弟はもう死んでいるかもしれない」と言った瞬間、褚思鏡は怒りを抑えられず伯顔を殴り飛ばしてしまいます。
自分を追い詰める現実に耐えられず、伯顔へ拳をふるってしまう褚思鏡の姿に胸が痛んで仕方ありませんでした。

丘芷と雷隧はすでに命を落とし、この島を守ってきた者たちが次々と倒れていく中、褚思鏡はひとり海辺へ向かいます。夜の波間に照らされた彼の腕は灰色の痂で覆われ、彼は涙を落としながら「このまま死ねない」と呟きます。
褚思鏡が静かに泣くシーンは、これまでで一番胸が締めつけられました。

そこへ伯顔と沈让が現れ、褚思鏡をある場所へ案内します。そこには息も絶え絶えの“弱った怪物”が横たわっていました。沈让は刀を抜き、その怪物を苦しみから解放します。そして語ります――その怪物の正体は“芊儿(チエンアル)”。
以前沈淙が言っていた、薬草を調合して病人を救っていた少女です。しかし治らなかった者は怪物と化していた…。
芊儿の真実があまりに残酷で、胸の奥がズキッと痛みました。

沈让は震える手で一枚の木札を取り出し、褚思鏡の前に差し出します。そこには“褚思鈺”の名前。
そしてようやく語られた――二年前、何が起きたのか。

沈让が率いた部隊が島に到着した日、“人でも獣でもないもの”が村を徘徊していました。島民は怯え、誰も真相を言おうとせず、沈让が家へ戻ると、妻・蘇牧冉(スー・ムラン)が不自然に明るく迎えてくれました。
しかしその夜、沈让は偶然恐ろしい儀式を目撃します。石窟で行われる横公の血祭――黒衣に赤い斗笠、そして祭壇を囲む狂乱した者たち。
その中で沈让が見た衝撃の事実。
そこに立っていたのは、村の誰よりも信じていた“妻・蘇牧冉”だったのです。
沈让の全身が震えるほどの裏切りに、私まで胸がえぐられるようでした。

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天啓異闻録 第8話の感想まとめ

第8話は、沈让が語る真相によって物語の根が一気に露わになり、横公という存在がただの邪教ではなく「島を破滅へ導いた元凶」だと分かる衝撃の回でした。
沈淙が完全に操られ、褚思鏡を見ても何の反応も示さない姿が切なくて、もう涙がにじむほどつらかったです。

褚思鏡は自分自身も怪物化が進み、弟の行方もわからないまま心が限界へ追い込まれています。
沈让の告白はあまりに重く、これが褚思鏡にどう響くのか、そして沈淙をどう取り戻すのか…。
ここから先は物語が“人の心”と“怪物の本質”に深く切り込んでいく予感がして、胸がざわつきながらも次回が待ちきれなくなりました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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