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クルミットです♪
雲之羽ついに最終回。
ここまで一気に駆け抜けてきましたが、
第24話は「戦いの終わり」と「物語の余韻」を同時に突きつけてくる、
とても静かで残酷なラストでした。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
雲之羽 第24話(最終回)のあらすじ
宮唤羽は包囲網をものともせず地窖を突破し、
外にいた雲為衫と対峙します。
雲為衫は「自分はもう宮門の人間だ」と告げますが、
宮唤羽は容赦なく人質に取ろうとします。
狙いは、宮子羽の背に刻まれた無量流火の半分の図紙。
宮子羽もその意図を察しますが、
今の自分では宮唤羽に太刀打ちできない。
唯一の勝機は、まだ未完成の鏡花三式。
雪長老と金繁は覚悟を決め、
自らの内力を宮子羽に注ぎます。
ここで迷わず力を差し出す姿に、胸がぎゅっと締め付けられました
月長老は二人の経脈を解放し、
時間を稼ぐため戦線へ。
雪重子も応戦しますが、宮唤羽の力は圧倒的。
倒れる直前、
「雲為衫を守れ」と月長老に託します。
そして――
内力を得た宮子羽が戦場へ。
宮子羽と雲為衫は息を合わせ、
風花三式を発動。
二人の功法が重なった一撃は、確かに宮唤羽を捉えます。
ここは“二人で戦う”という、この物語の答えそのものだと感じました
それでもなお宮唤羽は反撃し、
雲為衫が倒されます。
その瞬間、宮子羽はついに――
鏡花三式を完成させ、
兄・宮唤羽を打ち倒します。
長い因縁に、ようやく決着がつきました。
一方、混乱の中で上官浅は
宮唤羽の持っていた無量流火の半部図紙を奪取。
宮門を脱出しようとしますが、宮尚角に阻まれます。
上官浅はすべてを明かします。
目的は点竹を討つこと。
そのために無量流火が必要だったこと。
それでも宮尚角は彼女を追いません。
上官浅が耳元で囁いたのは――
「あなたの子が、ここにいる」。
この一言で剣を収める宮尚角が、あまりにも人間らしくて複雑でした
無量流火の図紙は、宮尚角の手に残されます。
宮子羽は執刃として江湖令を発し、
無鋒の支配の象徴だった半月之蝇の正体を明かします。
それは致死毒ではなく、
人々を縛る“恐怖の幻想”にすぎないこと。
さらに、
清風派の点竹こそが無鋒の首領であり、
子どもを攫い刺客に育ててきた残虐な存在だと告発します。
ここで宮子羽が“剣ではなく言葉”で戦ったのが印象的でした
江湖に、静かな波紋が広がっていきます。
宮尚角は宮子羽を訪ね、
これまで胸にあった誤解を解きます。
通関の手助けや導きは、
実はすべて彼の意志だったこと。
老執刃が宮子羽を選んだ理由も、そこにありました。
それぞれが、失った人を想います。
雪重子は雪公子を。
月長老は雲雀を。
花公子の形見の手鏈は、
想いを託すための“残された温もり”でした。
雲為衫は、自身の出自を調べた結果、
本当に梨溪鎮・雲家の人間であり、
しかも双子だったことを知ります。
それが、過去の身元調査をすり抜けた理由でした。
宮子羽は雲為衫に愛を告げ、
「ここで笑って生きてほしい」と願います。
雲為衫も応えます。
「あなたがいる場所が、一番安らげる」。
やっと報われたようで、でも少し不安になる告白でした
雲為衫は梨溪鎮へ数日戻ることを提案。
宮子羽は執刃として同行できず、
約束の日時を決めて見送ります。
金繁と宮紫商は相変わらずのやり取りで、
宮門には久しぶりに穏やかな空気が流れます。
――しかし。
梨溪鎮で雲為衫は、
自分と瓜二つの人物と出会い、
そこに現れる無鋒の首領。
約束の日。
宮子羽は夜明けから門前で待ち続けます。
日が昇り、
日が沈んでも――
雲為衫は戻りません。
この“待ち続ける背中”で終わるラストが、忘れられません
雲之羽 最終回の感想まとめ
最終回は、
ハッピーエンドでも、完全なバッドエンドでもない
とても余白の多い結末でした。
宮子羽は勝ちました。
敵にも、運命にも。
でも、
一番守りたかった人は、まだ戻ってきていません
雲為衫は自由を得たはずなのに、
再び無鋒の影に飲み込まれようとしている。
だからこそ、この物語は
「戦いの物語」ではなく、
生き方を選ぶ物語だったのだと思います。
答えは示されず、
想像だけが残る――
それが『雲之羽』という作品の、
いちばん美しくて残酷な終わり方でした。
ここまで一緒に追いかけてくださって、ありがとうございました。






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