テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第21話あらすじ・感想|香港武者修行へ!母同士の衝突と遠距離恋の行方

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クルミットです♪
今回はテレサと周台生の恋に“母公認”という大きな壁が立ちはだかり、舞台は一気に香港へ。台湾とは桁違いの大都市で、ゼロからスターを目指すテレサの挑戦が始まります。
それでは第21話を一緒に見ていきましょう!

テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第21話のあらすじ

ソケイは「香港で三か月修行」を宣言し、テレサを連れて台北を発ちます。実はその裏で、周台生の母ワン・ヨウリンに会い「邓家は娘を摇钱树(ヤオチェンシュー/金のなる木)にしている」と面と向かって侮辱されたのが発端。母のプライドを守るべく、“実力で見返す”と闘志を燃やしたのでした。

一方、台生は母に手紙をビリビリに破かれ激昂。ヨウリンはテレサを戏子(シーズ)=下世話な芸人と罵倒し、「歌手と学者は不釣り合い」と猛烈反対。台生は反論しきれず、破り捨てられた手紙を涙ながらに貼り直します。

ソケイも台生に「彼女とは会わないで」と通告。歌手と大学院生の“身分差”が理由ですが、テレサには真相を伏せたまま。

決意と現実の温度差が痛いほど伝わってきます

台生は「台湾に残り修士→博士と進めば並び立てる」と楽観。ダンニンは“現実派”として心配しますが、理想論の前に言葉を失います。

そんな折、アメリカの父が脳卒中で倒れ、台生は急きょ渡米。連絡もつかぬままテレサは香港入りし、ダンニンに「帰台したら香港にいると伝えて」と託します。

香港に着けば知名度ゼロ。母は「順位より実力」と諭すも、テレサは「最下位から1位まで何日?」と炎の闘志。一方で“寂しさ”も隠せず、ダンニンとの国際電話で台生の消息を気にしますが不明のまま。

初ステージ曲は広東ポップス定番の**『晶晶』**(※子守歌調バラード)。しかし客席は無反応。
〈註〉広東語圏では知られた楽曲だが、台湾歌手が歌うと妙に新鮮で戸惑うリスナーも多い。

それでも宝丽金(後のポリドール香港)の音楽プロデューサーが声帯の澄み具合に惚れ込み、社内で「新星プロジェクト」を推すものの保守派は却下。テレサは映画オファーを受け、撮影が進むにつれ順位はじわじわ上昇。ファンが日参するまでに成長します。

“香港は大きな海、でも泳ぎ方さえ覚えれば必ず浮かぶ”

郷里では――

ソケイの真意を悟った周敏が代理でヨウリンに謝罪。

ダンニンは台生不在の寂しさと現実の厳しさに板挟み。

秘密捜査に挑むユウ・インジュンが重傷、シュウメイは「生きて帰れ」と涙の説得。

テレサはステージ後、熱心な学生ファンに「勉強も忘れずね」と笑いかけ、スターの自覚をにじませつつも台生がいない喪失感を抱えたまま物語は次回へ。

華やかなライトの裏に潜む孤独がしんと胸に残ります

テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第21話の感想まとめ

香港“ゼロスタート”の描写がリアルでワクワク。台湾で無双だったテレサが、拍手ゼロの客席に直面し「最後尾からトップへ」と言い切るシーンは鳥肌です。

母ソケイとヨウリンのバトルは昭和の嫁姑劇を思わせる迫力。「摇钱树」「戏子」という刺さるワードは、家格や職業差別の生々しさを際立たせました。

台生の「博士になれば釣り合う」理想論は甘いけれど、若さゆえの一直線さが切なくも眩しい。対照的にダンニンは足元を見つめる等身大の視線で、三角関係の化学反応がさらに複雑になりそうです。

次回の注目ポイント

映画公開で一気に大ブレイクするか?

台生は父の看護で帰国不能? 遠距離3,000kmの恋は続く?

ソケイvsヨウリン、母親頂上決戦の第2ラウンドが勃発?

香港ナイトクラブのネオンと台北の家族ドラマが交互に点滅し、次々巻き起こる感情の波。次回もティッシュ必携で待機です!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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