三国志-Secret of Three Kingdoms-あらすじ-49話-50話-51話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-三国志-Secret-of-Three-Kingdoms-49話-50話-51話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

三国志-Secret-of-Three-Kingdoms

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前回、唐瑛が牢の司馬懿を釈放させるために、みずからの命を犠牲にしました。そのことで楊平と司馬懿の間には決定的な亀裂が生じてしまい、司馬懿は曹丕に仕えることに。そして取引のために曹操に権威を与えるたびに、漢王朝と曹操の間にも埋めようのない溝が…。

しかし曹操も人の子、彼とて永遠の命を手にしているわけではありません。曹操は自らに忍び寄る終焉の影に抗うように、漢王朝への圧力を強めていきます。それに対して楊平は…相変わらずです…。最後まで楊平は楊平です、劉平と呼べませんでした…。楊平が常に選択してきた「無用な情け」が、今回大きな犠牲となって楊平自身にふりかかることになります。
歴史に勝者はいない、それをしみじみ感じさせられるストーリーを見守っていきましょう。

【三国志 Secret of Three Kingdoms】(ネタバレあり)

49話

司馬懿との決裂で、楊平は大きく打ちのめされていた。伏寿は「唐王妃の死は陛下のせいではない」となぐさめるが、楊平は司馬懿の変化に衝撃を受けて立ち直れない。
一方、司馬懿を得て、曹操の後継をほぼ確実にした曹丕は、王越からもらった剣を埋めようとしていた。王越の剣術は心の闇が必要なため、それと共に生きるのは曹丕にとって苦しいことだったからだ。しかし剣と決別しても、曹丕の心はすでに闇に支配されていた…
せっかく教わった剣術を絶やしてポイできるくらいの闇の持ち主でなければ、剣術の真の体得者とはなりえないということかも。曹丕の闇がどんどん深まっていきますね…

朝廷において曹仁の罪を減じる勅旨が読み上げられ、漢王朝の重鎮たちは不満を抑えきれない。しかし曹操が魏公に任じられて鄴に移り、曹丕が丞相代理になるという発表を、まるで勅命のように膝をついて聞く朝臣たちを見て、伏完と孔融は危機感を覚えて反発する。しかし楊平は「もう決めたことだ」と聞き入れない。すでに皇帝と変わらない振舞いの曹操だったが、楊修は「鄴に行けば皇帝が裏切るのではないか」と簒奪をそそのかすような進言をする。曹操は、楊平が皇帝になったいきさつは楊修の策だったことを知っていて、チクリと皮肉るのだった。
曹仁を罰することができなかった時点で、力関係は決したと群臣も感じた瞬間ですね

司馬懿は二日も食事をとらず閉じこもっていたが、曹丕が伏完らへの対策を尋ねると、漢王朝の重鎮たちを「虫けら」と呼び、自分が曹丕のためにつまみ出す、とやる気を見せる。
その伏完は、楊平に曹操討つべしと訴えていた。楊平は曹操を失うことで生じる乱世を厭い、耳を貸さない。「今後軽々しく動けば漢王朝に対する反逆だとみなす」という楊平の厳しい言葉に、伏完は衝撃を受ける。
唐瑛はやはり、自分が死なないと効果がない、という策だったのですね。あまりに犠牲が大きすぎました。司馬懿が再始動しましたが、あの凄み。瞬きしてないのですよ…

伏完は同志を集めて曹操暗殺の計画を立てていた。曹操が鄴に向かうにあたり、警備が曹軍から宮中の警備兵に切り替わる際、曹操を引き留めて宮中で殺害しようというものだった。しかしそのたくらみはすでに司馬懿に見破られていると知って、伏完は激しく動揺する。
そうとは知らず、伏寿は実家に帰って父・伏完に手を引くように説得しようとする。あくまでも漢王朝に忠義を尽くすことしか道はないと言い張るが、涙で父の長生きを願う娘の姿を見て、伏完は暗殺を諦めたような姿勢を見せ、伏寿はほっとするのだった…
伏寿が娘に返って、甘えたような口調なのがかわいいです。伏寿の母は公主ですが、生きていたら漢王朝にとってもまた違った物語が展開したのではないかと思われます…

曹操の鄴行きを明日に控え、曹丕は伏完一味の名簿を手に入れる。それを曹操に報告しようとするが、司馬懿はすでに楊修に漏らしてあると言う。
伏完の企みを知った楊修はまず曹植に知らせるが、曹丕に後継を奪われ腐っていた曹植は泥酔状態だった。しかし話を聞いて伏完のことを曹操が知れば伏寿に累が及ぶと考え、曹植はまず楊平に急ぎ知らせようとする。そこで楊修は曹植の気を失わせて曹操に報告する。
気が付いた曹植は、急いで楊平に知らせるため無理やり騎馬のまま宮中に乗り込む…
曹植の宮中泥酔騎馬侵入は史実ですが、こんな風にアレンジするとは面白いですね!

楊平と伏寿は「明日が終われば許都は静かになる」と期待していた。ところがそこに曹植が馬で宮中に乗り込んできて、「伏様の企みを楊修が父に話した」と知らせに来る。楊平と伏寿は急いで伏完の元に駆け付けようとする。
その頃、情報をもとに満寵が伏完の協力者たちを襲撃して全滅させ、最後の一人が失敗を知らせる花火をうちあげていた。そして楊平と伏寿が伏府に駆け付けた時には、すでに伏完は司馬懿の手によって死んでいた。司馬懿は駆け付けてきた二人に冷淡な態度をとり、やってきた曹操が「明日皇后様を連れていく」と告げる。二人はもう抗う力も残っていなかった…
楊平が腹をくくって暗殺に協力していたとしても、多分失敗して結果は同じだったとは思いますが、それでもまた「無用な情け」の犠牲者が出てしまった感じがしますよね…

曹植は「騎乗で宮中に入った」という罪で、曹操から杖刑50回を申し渡された。曹操は期待していた息子への失望を隠そうとせず、曹植の宮中侵入を許した門番にまで打ち首を命じた。それを聞いた曹植が門番の命乞いをし、陛下と敵対してはいけないと必死に言いつのるのを見て、曹操は怒りを爆発させて曹植を蹴り飛ばすのだった…
曹植はいい子ですよね、曹操の子なのに…。卞夫人が庇えないでいるのが物語るなぁ…

50話

司馬懿の元に、曹丕が曹植の失策を知らせにやってくる。曹丕は伏完の件を調べるように命じられていたが、「楊修と一緒に調べよ」と曹操に言われていた。司馬懿はそれを聞いて「楊修がよく調べられるよう助けてください」と言う。曹丕は曹植の復権につながるのではといぶかしむ。
司馬懿は自分が仕掛けた地雷を、楊修自身に踏ませようとしているのですね、黒い…

楊平と伏寿は伏完の遺体を前に呆然とするしかなかった。楊平は伏寿を救うためになんとか手を考えようとするが、伏寿は「私のために漢王朝を売り渡さないで」と言い残し、曹操の元へ護送されて行く。
その伏寿の処遇を巡って、荀彧は曹操を説得しようとするが、曹操の猜疑心が自分に向いたことを感じた荀彧はなすすべもない。入れ替わりにやってきた崔琰は、孔融と計画していた儒者の集会について許可をもらいに来たが、さりげなく曹操の伏寿への対応を確認する。
楊平が「漢王朝を売り渡さないように」振舞えるのなら、この事態を招いていない…民の命を守るため、もうすでに何度も漢王朝を担保にして債務超過状態に陥っていますよね~

曹操と楊平は直接の会談を行い、曹操は楊平に「皇后さまに死を」と迫る。しかし伏寿が「曹操への謀反」に与したという罪状は楊平にとっては不自然で受け入れられないものだった。二人の意見は平行線で、曹操は「皇后をはじめとする逆臣」がいる限り二人は手を組むことができないと、諸悪の根源である皇后を絶つべきだと譲らない。楊平は曹操に対して討伐を募ると脅すが、「では陛下は誰の傀儡になりますか」と一笑に付される。すでに楊平は曹操に対抗する術はなかった…
皇帝と曹操が玉座と臣下という上下関係なしに同じ高さで本音のぶつけ合いをしています。非現実的ですが最初で最後のガチバトル、お互いの言い分をぶつけあって、決裂です…

楊平は伏寿を助ける手立てを求めて司馬懿を訪ねる。司馬懿は「お前の理想のために自分を曲げたのは間違いだった、これからは自分のやり方でこの乱世を渡っていく」と冷酷な態度を示す。しかし司馬懿は伏寿を救うための手はあるとして楊平を「潜龍観」に連れていく。「潜龍観」は孔融と崔琰が儒者の集会のために建築した建物だったが、設計が脆く崩れやすくなっていた。そこに崔琰が儒学生を集めて集会を開けば、崩落と火事を招き、曹操がやったのではと言われるようになる。そうやって曹操を追い込めば伏寿を救えると…
「潜龍」は本作の原題「三国機密之潜龍在淵」にある語ですが、帝位につくのを避けている人、 またはまだ世に出る機会を得ない英雄のこと、だそうです。意味が深いですね…

楊平は迷いを胸に、伏寿が閉じ込められている場所に向かう。門番に止められるが「朕を退位させてから言え」と突破する。伏寿は楊平に出会って理想と愛の美しさを知ったと言い、「罪なき者を殺したら理想に近づけず、死んだように生きるしかない」と楊平に理想を守って生きていってほしいと…。楊平は伏寿を守りきれないつらさをこらえきれず、伏寿を強く抱きしめるのだった。一夜を共に過ごした楊平は、翌朝すべきことを心に決めて出ていく…
こんな形で引き裂かれるのなら、もっと早くに夫婦の時間を過ごせばよかったのにね~

崔琰が儒者の集会に向かおうとしていると、孔融が「皇后様が曹操に捕らえられた時に何が集会だ!」と怒って、曹操に死をもってでも抗議して諫めるべきだという。しかし崔琰は「これから潜龍観で自分がすることを孔融が筆の力で助けてくれ」と言って、孔融を閉じ込めて潜龍観へ向かう。潜龍観には、集会に不穏なものを感じた満寵が来ていた。そして司馬懿も遠巻きに潜龍観を見つめていて、楊平は宮中の見晴らし台から潜龍観を見守っていた…
崔琰!孔融だけ残しても、事後に楊平を支えて曹操と対抗できるとでも?無理でしょ!

潜龍観で起こる惨事を考えたらいてもたってもいられず、楊平は潜龍観に向かうことに。
満寵は内部を見渡すうちに潜龍観の脆さに気付き、儒学生たちを外へ誘導しようとするが、崔琰がそれを押しとどめて崩落の装置を動かそうとする。しかしその時楊平が潜龍観に到着したため崔琰は愕然とする。楊平は儒学生たちに「皆には心の中に賢者の道を持ってほしい。皆の一人ずつがこの乱世を終わらせるための希望だ」と説く。その言葉は儒学生だけでなく満寵の心をも動かしていた。
夢オチ展開焦るじゃないですか!儒学生たちは毎回利用されるのでちょっと可哀想…

51話

楊平は満寵に命じて潜龍観から儒学生を外に出す。二人きりになって、崔琰は犠牲を厭うのはわかるが漢王朝はどうするのかと楊平に詰め寄る。「皇后も望まぬことだ」という楊平の答えに、崔琰は深くため息をつき、楊平を先に帰らせる。しかし外に出た後潜龍観が崩落するのを見て、楊平は崔琰を助けるために再び中に飛び込む。二人の上に燃えた柱が倒れ掛かるが、それを助けたのは満寵だった。満寵は楊平こそが郭嘉が望む皇帝そのものだったということを理解したのだ。そして満寵は伏寿の危機を楊平に知らせ、楊平は急ぎ宮中に戻る…
満寵は郭嘉激ラブでしたからね…ようやく郭嘉の真意に辿り着いた満寵偉い!偉いぞ!

司馬懿は伏寿に毒酒を持っていこうとしていたが、曹丕が気遣って自分がやろうと言う。しかし司馬懿は曹丕の将来を鑑み「残忍なことをするのは残忍な者でなければ」と自分がやるという。伏寿は静かに毒酒を受け、そのまま吐血して絶命する。走って楊平が到着するが、その耳に司馬懿の「皇后伏寿は亡くなりました」という声が聞こえる。楊平は伏寿を抱きしめ「二人の理想は自分たちがわかっていればいい」と涙する。曹丕はそれを見て、皇后を守れなかった楊平へ憎しみを募らせる。楊平はとっさに司馬懿の胸に剣を突き刺すが、曹丕が剣を手で止める。司馬懿は「皇后がこうなったのは陛下自らが招いたこと」と言う…
司馬懿が曹丕にさせずに自分の手で伏寿を殺したのは、何か裏技とか…ないですよね…

曹操は満寵からの報告を聞き、楊平が崩落の計画を知っていたということに驚き、崔琰を助けて人徳を上げるようなやり方はあくどいと激怒する。曹操は崔琰をも粛清しようとする。
そこに孔融がやってきて、曹操が皇后を殺したことで逆臣と非難する。曹操はさらに孔融の一族打ち首を満寵に命じるのだった。
曹丕が曹操に伏寿処刑の報告をするが、手の怪我について聞かれ「陛下が司馬懿を刺した」と説明する。曹操は「司馬懿は恐ろしい男だ」と曹丕に再度釘を刺すが、その曹操の身体に不吉な影が忍び寄っているのを曹丕も感じ取っていた…
満寵はここで曹操と楊平の二人の帝王の差を、否が応でも比べることになるのですね…

曹丕は楊平が儒学生を助けた理由が理解できない。司馬懿はそれに対して「しくじる者は無能(先を見通せぬ者)と愚か(自分の考えに捕らわれている者)に分かれる」と説く。それを聞いて曹丕はそんな楊平が憎くて怖い、と言う。
曹丕は楊修が行っている伏完家の捜索に向かうが、そこで文箱に入った二通の文を発見する。一通は荀彧の文で、一通は楊彪のものだった。楊修は父を庇うために曹操に必死に訴えるが、猜疑心に捕らわれた曹操はまったく聞き入れず、楊修までも捕えさせる。曹操は次々続く旧友たちの裏切りに打ちのめされる…
楊彪からの手紙は司馬懿の仕込みですよね。これこそ司馬懿が仕込んだ地雷ですね

連行される楊修に、司馬懿が「話がある」と声をかける。楊修は唐瑛の敵討ちのために司馬懿が手紙を仕込んだのだろうと見抜いていた。そして楊修は「まだこの戦いを続けたいのなら楊平を見捨てろ」と言う。司馬懿はもう見捨てたと返すが、楊修は司馬懿に裏の意図があるのだろうと気付いていた。司馬懿はサイコロを投げ捨て去っていく楊修を見つめながら、唐瑛が遺した剣をいとおしそうになでるのだった…
さよなら楊修、予定より早い!楊修の読みが当たっていればいいのですが、そうなるか?

荀彧は伏家の処分についての報告書を起草していたが、筆が進まず木簡に墨を落としていた。荀彧は曹操に残りの伏家の者たちに寛大な処置をと願うが、伏完の反乱を知って隠していたことで曹操と荀彧の間には埋められない溝ができていた。かつて同じ志を追い求めていた頃から時が経ち、荀彧はもはや曹操の志にはついていけず、自分が何を書くべきか、何をするべきかもわからなくなった、と言う…
反乱を知っても伏完を売ったりできない人柄なのが荀彧なのに、曹操は荀彧がそういうことをしたから許せない。根本的に分かり合えてなかったくらいの決定的すれ違いです…

49~51話の感想

曹操が周辺のお片付けに入ってしまいました。崔琰、孔融、伏完、伏寿、楊彪、楊修、そしておそらくこの後荀彧まで、いっぺんに粛清されてしまった風に描かれていますが、実際はもっと年代がバラバラに殺されていて、10年以上の幅があります。伏寿はまず廃后されてから、数年後に殺されているし、孔融は伏完より先に亡くなっているのですよね。
伏寿の死は史実上避けられないポイントとわかってはいたものの、司馬懿との決定的な亀裂として描かれるとはあまりに悲しいです。曹操にとっては伏寿が漢王朝最大の黒幕だったので、粛清は不可避だったのですね…

その粛清と、曹植を切り捨てたあたりをひとまとめにしたことで、曹操が頂点を極めようとしながらも、どんどん孤独に陥っていく様子が非常に分かりやすいですよね。
必死にのし上がって、高みに立ってふと周囲を見渡すと、自分と共に歩んでいたはずの周囲がドン引きしてこちらを非難してくる…敵に回られたという失望感、そしてあいつも裏切るのではといや増す猜疑心。どんどん支持者を粛清して、残るのはさして優秀ではない身内だけという状態になっていくのです。曹操が周囲に裏切られたのか、周囲が曹操に切り捨てられたのか。多分どっちもありだと思います。

楊平はそれに対して対照的に描かれています。人徳が広まってどんどん支持者が増えていき、なんと満寵まで引き込まれてしまいました。それでも楊平自身が「無用な情け」を決して捨てられないのですから、その人徳を守ろうとする人たちが、伏完、伏寿、そして崔琰のように、次々に泥をかぶって死んでいく羽目になるのですよね…。崔琰が「時代を間違った」と嘆きましたが、乱世でなかったら楊平は稀代の名君として名を残すことができたのでしょうか。どうかなぁ。
曹操にも足りないものがあり、楊平にも欠けるところがある、それを郭嘉が生きて補っていれば時代は変わっていたのかもしれませんね。

そして、司馬懿の最大のライバルにして最大の理解者だった楊修が、僅かな希望をつなぐような言葉を言い残していましたが、司馬懿は楊平を見捨てられないのでしょうか?このまま二人は断絶したままなのか、それとも最後の最後にいい話で終われるのか?
気が付くと残り三話、次回で最後です!あと三話でどこまで描かれるのか、どういうオチになるのか、心配なような楽しみなような。
次回、最後までしっかり見守っていきましょうね~♪




クルミット

クルミット

ご訪問くださりありがとうございます!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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