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クルミットです♪
ようやく姿を見せたジーヤンと、彼を待ち焦がれていたナンエンの再会。ついにこの瞬間がやってきました。でも、ただのハッピーエンドとはいかないのがこの物語の切ないところ。記憶を失ったジーヤンがナンエンに抱く複雑な感情、そしてムウ・ジャンティンの少しコミカルな騒動まで、第19話は感情が忙しく揺さぶられる展開ばかりでした。それでは19話を一緒に見ていきましょう!
四海重明 19話のあらすじ
ナンエンは、目の前に現れたジーヤンの顔を見て、あまりの衝撃に倒れ込んでしまいます。気がついた時には部屋の中にいて、そばには世話をしてくれるインヤーがいました。ナンエンは、自分がジーヤンを見たのは夢だったのかと疑いますが、インヤーは彼女が無理をしすぎていると心配します。船に乗ってからというもの、魔を除去することばかり考えて、食事も睡眠も削っている様子を見ていられなかったのです。
倒れ込んだナンエンの姿、見ていて本当に痛々しかったです。ずっと張り詰めていた糸が、ジーヤンの顔を見た瞬間に切れてしまったようで胸が詰まりました。
ジーヤン自身も、ナンエンとの再会について考えていました。ジーヤンの中にいるシンラは、大業が成っていないのに男女の情に溺れるなと忠告します。しかし、ジーヤンはナンエンに対して心を動かしていることを認めようとはしません。シンラは、自分を欺くのはやめろとジーヤンの心の内を突き、さらにナンエンが彼を誘い出し、滅ぼそうとしているのではないかと挑発します。
その後、ジーヤンは再びナンエンの前に姿を現します。ナンエンは涙を流して喜び、なぜ姿を見せなかったのかと詰め寄ります。しかし、ジーヤンは三年前の出来事を含め、ナンエンとの記憶を一切失っていたのです。ジーヤンは、ナンエンという名前を聞いて、亡きメンジーグアンの最期の言葉を思い出します。彼女こそ自分が守らねばならない相手だと直感したのか、心の奥底で彼の中に異質な感情が芽生えます。
「誰だ?」なんて言われたら、ナンエンは生きた心地がしませんよね。思い出してほしい気持ちと、今の彼を壊したくない気持ちの間で揺れる表情がたまりませんでした。
ナンエンは記憶を取り戻そうと試みますが、ジーヤンの記憶は戻りません。ただ、魔気を身にまとった状態で、ナンエンに対しては言葉にできない親しみを感じると伝えます。それでも、ジーヤンは「これからは二度とナンエンの名を忘れない」と約束するのでした。
一方、ムウ・ジャンティンは外に出たがっていました。兄のムウ・グアンハンは彼を管理するために伴侶を探すと宣言します。龍都にいればすぐに会えるから、もし相手を気に入らなくても重金で候補を探すと告げられ、ムウ・ジャンティンは戸惑います。
深夜、ムウ・ジャンティンはこっそり抜け出し、酒場で文闘が行われているのを知ります。ナンエンが好んでいた詩の演目があったため、自信満々に壇上に上がります。彼の詩は奇抜でしたが、主人は彼を魁首と認めました。そこに、白面公子が現れ、ムウ・ジャンティンの詩を批判して勝負を挑んできます。言い争ううちに、ムウ・ジャンティンはその白面公子が実は女装した女性であることに気づきます。その女性は激怒して去っていきましたが、結局ムウ・ジャンティンは詩の優勝の証を手に入れました。
シリアスな場面が続いていたから、このドタバタ劇は少し笑えました。女装した女性と張り合うムウ・ジャンティンの、あのムキになる姿が妙に可愛らしかったです。
別の場所では、ジーヤンがナンエンに同行し、二人の過去について聞いていました。ナンエンは、自分たちが共に生死を乗り越え、絶対に裏切りたくない関係であったこと、そして三年前のつらい別れについて語ります。その悲しげな姿を見て、ジーヤンもまた胸を痛めます。
夜、二人は一緒に孔明灯を上げました。そこにインヤーが現れたため、ナンエンはジーヤンの中に陰祝がいることを隠そうと、インヤーと共にその場を去ります。インヤーを「小さな狐」と呼ぶナンエンを見て、ジーヤンは密かに嫉妬心を燃やします。彼は後をつけ、インヤーにいたずらを仕掛けて困らせるという子供っぽい一面も見せました。
嫉妬するジーヤンの姿には思わずニヤリとしてしまいました。記憶がなくても、本能でナンエンに惹かれているのが伝わってきて、なんだか切ないけれど少し温かい気持ちになりました。
ナンエンはジーヤンの記憶を戻すことはできませんでしたが、彼が生きているだけで十分だと受け入れます。彼女はジーヤンから仰月宗の滅亡について聞き、魔を渡して取り除くことを提案します。ナンエンは快諾しますが、施法の最中に異変が起きます。ジーヤンの体から溢れ出した魔気がまるで別人のようにナンエンを襲い始めたのです。
19話を見て思ったこと
一番ショックだったのは、最後のあの場面です。せっかく二人がいい雰囲気で孔明灯を上げていたのに、術のせいでジーヤンの魔気が暴走してしまうなんて。ナンエンを攻撃する時のあの冷徹な眼差し、ジーヤン本人なのか、それとも中の陰祝が支配しているのか。見ていて思わず「やめて!」と叫びたくなりました。
それにしても、記憶がないのにナンエンに執着するジーヤンの姿は、ある意味で究極の純愛ですよね。理屈や記憶ではなく、魂の奥底でナンエンを求めている。インヤーに嫉妬して悪戯を仕掛けるなんて、かつてのクールなジーヤンからは想像もつかない姿ですが、今の不器用なジーヤンも嫌いじゃありません。
ただ、やはり「魔」という存在が二人の間に深く影を落としています。ナンエンがジーヤンを助けようとして、逆に命の危険に晒されてしまうなんて皮肉すぎますよね。次回、暴走する魔気を前にナンエンがどうやって彼を繋ぎ止めるのか、あるいはジーヤン自身の意識が打ち勝つのか。あの魔気が放つ禍々しい力に、二人の幸せな時間が簡単に壊れてしまわないか、ただただ祈るような気持ちで続きを待っています。
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