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クルミットです♪
ついに物語も核心に迫る第34話がやってきました。切なく、そして怒涛の展開が押し寄せるこの回、皆さんと一緒に振り返っていきたいと思います。物語はついに、避けては通れない結末へと動き出しました。ジーヤンとナンエン、そして師匠であるオウソクユイとの間に隠された真実が次々と明るみに出る様子は、見ているだけで息が詰まるほどです。
それでは34話を一緒に見ていきましょう!
四海重明 34話のあらすじ
ジーヤンは、かつてのペットである香香(シャンシャン)の木彫りを見つけ、亡き彼女を偲び深い悲しみに包まれていました。もし彼女が生きていれば、どれほど今の苦難も耐えられたことか、と嘆くジーヤン。しかし、彼にはまだ解決すべき大きな使命が残っています。ナンエンの姿が数日間見えないことを案じるインガに対し、ジーヤンは「蛇を穴から誘い出す(おびき出して正体を暴く)」計画を明かします。
一方、ムセンテイは亡き父を想い酒を飲んでいましたが、そこにナンエンが現れます。「本当に帝君(テイクン:仙界の支配者層)になりたいのか?」という問いに、ナンエンは首を横に振ります。ムセンテイもまた、龍主になることを望んでいないものの、運命に抗えない無力さを感じていました。ナンエンは銀蛟珠(ギンコウジュ:霊力を隠す宝珠)を差し出し、ある計画のためにムセンテイへ協力を求めます。
ジーヤンが突如として鯨舟に姿を現すと、周囲の者は恐怖のあまり逃げ出し、一瞬で無人となりました。
ジーヤンがわざと大げさに現れたことを察したオウソクユイは、これが罠であることを確信し、自ら様子を探りに行きます。ナンエンたちには絶対に動かないよう命じますが、当然ながら彼女たちは引き下がりません。
対峙するジーヤンとオウソクユイ。オウソクユイは、なぜナンエンが実の父である自分を「父」と呼ばないのかを問い詰めます。ジーヤンはナンエン自身の考えがあるはずだと告げますが、オウソクユイはジーヤンがナンエンを惑わしていると決めつけます。
やがて二人は激しい戦いを繰り広げます。魔気が周囲を包み込み、ナンエンやムセンテイも加わりますが、混戦の中でムセンテイが誤ってインガを攻撃しそうになる一幕も。オウソクユイはジーヤンの体内にある陰祝(インシュク:魔を制御する強力な力)の力を奪おうとしますが、逆にジーヤンに撃退されてしまいます。そこにナンエンたちが駆けつけると、ジーヤンはすぐに攻撃を止め、その場を去りました。
戦いの後、ナンエンは傷ついたオウソクユイを「父」と呼び、手当をします。これまで母ナラ(南娆)に育てられた思い出を語り、少しずつ距離を縮める父娘。オウソクユイは、森羅会(シンラカイ)が修界(仙人たちの世界)を転覆させ、化神(カシン:非常に高い修行の階位)を殺し尽くそうとしていると忠告し、ナンエンに吃苦(キック)大師のもとへ行くよう促します。
オウソクユイの言葉から、なぜジーヤンがかつてムコウカンやモウショウロウという化神を狙ったのか、その真意をナンエンはようやく理解します。
一方、インガとともに吃苦大師のもとを訪れたジーヤンは、衝撃の真実を知ります。オウソクユイが五獄を集めるのは、神になるため。それには「涅槃妖心」「六合道心」「梵骨禅心(ボンコツゼンシン)」の三つの心が必要なのです。吃苦大師は、そのうちの一つ「梵骨禅心」が七浮造業書(シフゾウギョウショ:物語の鍵となる古文書)を通じてナンエンの中に存在していると告げます。
これを聞いたジーヤンは、ナンエンを守るため、そして天下のために、自らの手でオウソクユイを討つ決意を固めます。彼は直接ナンエンに伝えることを避け、インガに自分の死後の後事を託し、道生天(ドウセイテン)へと一人、決死の覚悟で乗り込みました。帝君としてジーヤンを迎え撃つナンエンでしたが、ジーヤンは容赦なく彼女を攻撃し、吐血させます。
駆けつけたオウソクユイは符浪(フラン)にナンエンを下がらせ、自らジーヤンと対峙します。ジーヤンは、父と娘の仲睦まじいフリをしてナンエンを傷つけたオウソクユイを嘲笑します。二人の因縁の対決が続く中、部屋へ戻されたナンエンと、ジーヤンに憤るムセンテイ。それぞれの運命が、悲劇的な結末へ向かって加速していきます。
四海重明 34話の感想まとめ
今回の34話は、ただただ切ない回でした。ジーヤンがナンエンを突き放すような態度を取ったのは、すべて彼女を守るためであり、自分が汚名を着てでも彼女を危険から遠ざけたいという深い愛の表れですよね。でも、そんなことは知らないナンエンからすれば、心から信じていた相手に裏切られたような痛みを感じるはずで、見ていて本当に胸が痛くなりました。
特に衝撃だったのは「梵骨禅心」の所在です。ナンエンの命を狙う理由が、まさか彼女自身に隠されていたとは。オウソクユイの、慈悲深い師匠の仮面を被った冷酷な本性が露わになるたびに、背筋が凍るような思いがします。
ジーヤンがインガに後事を託したシーンは、完全に覚悟を決めた男の背中でした。次回以降、この隠された真実がナンエンにどう伝わるのか、そして二人の絆はどうなってしまうのか。一瞬たりとも目が離せません。
今のところ、オウソクユイがどれほど邪悪な野望を抱いているのか、それをどうやってジーヤンが打ち砕くのかが、この物語の最大の焦点だと思われます。次回も、彼らの決断を見守りましょう!
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