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クルミットです♪
記憶を失い、見知らぬ老人の死を目の当たりにするジーヤン。一方で、隠してきた「血手修羅」としての顔をあえてさらし、戦いへと身を投じる南エン。ついに物語の舞台は南滄へと動き出し、巨大な鯨舟の上で、それぞれの過去と運命が交錯しようとしています。息つく暇もない展開の第17話を一緒に見ていきましょう!
四海重明 17話のあらすじ
ジーヤンは、突如現れた謎の黒装束の男と対峙しました。自分以外にも陰祝を操る者が存在するという事実に、ジーヤンは大きな衝撃を受けます。男が去った後、そこに居合わせた孟之光はジーヤンの姿を認めますが、ジーヤンにとって目の前の老人は見知らぬ誰かに過ぎません。
孟之光が命の火を消す瞬間、必死に誰かを想いながらジーヤンを見つめるあの表情。何も思い出せないジーヤンの無表情な顔との対比、画面越しでもあまりに残酷すぎて胸が締め付けられました。
孟之光は「守るべき運命にある者は、誰であっても逃れることはできない」という言葉を絞り出し、南娆の名を呼びながら息を引き取ります。その後、現場に駆けつけた南エンや孟盈たちは、ジーヤンの姿が消えていることに気づきます。孟盈は激しい怒りを露わにしますが、南エンは孟之光の言葉を噛みしめるように冷静さを保とうとします。南エンは、穢谷から漏れ出ている陰祝の気配が、かつて授かった偈語「森羅再現、万象皆滅、四海交合、五洲重明」と深く関係しているのではないかと疑いを強めます。
南エンが感情に飲み込まれず、頭の中で必死にパズルのピースを埋めていくようなあの鋭い目つき、見ていてゾクゾクしました。
一方、寂明殿のジーヤンは森羅に黒装束の男の正体を問いますが、森羅ははぐらかすばかりです。森羅は南滄幽泉獄の陣眼を開くために血凰釵を奪い返すことが先決だと説き、ジーヤンは修界を混乱に陥れる輩を阻止するため、南滄へ向かう決意を固めます。
ジーヤンと南エンは、それぞれの目的を胸に南滄を目指すことになります。旅の途中、南エンは魔修に襲われる正道弟子を助けるため、隠してきた「血手修羅」の顔をあえてさらけ出しました。その力に恐れをなした天邪五鬼の首領・裴兆綱が執拗に彼女を狙いますが、南エンは圧倒的な実力で彼を退けます。
そしてついに登場した巨大な鯨舟。ジーヤンは仰月宗の弟子として、南エンと殷牙は銀蛟珠で魔の気を隠しながら、この巨大な乗り物へ乗り込みます。しかし、船長が異常なほど魔修の調査を避ける様子や、袁鋒の邪な視線、暗闇に潜む何者かの気配など、船内には不穏な空気が渦巻いています。南エンは船長の病を見抜くことで協力を得ようとしますが、波乱の予感が船全体を覆っています。
鯨舟という逃げ場のない密室で
今回一番ショックだったのは、孟之光の最期の姿です。あれだけジーヤンを想い、最後の一息まで彼に何かを伝えようとしていたのに、ジーヤン本人の目には何も映っていない。あの冷たいすれ違いの瞬間が、この物語の切なさを一気に高めてしまいました。孟之光が最期に絞り出した言葉が、これから先、記憶を失ったジーヤンの心にどう響いていくのか。あの切ない眼差しがずっと頭から離れません。
旅路での南エンの強さは今回も圧巻でした。裴兆綱をあっさりと撃退した際の手際の良さには、思わず声が出そうになりました。毒婦と呼ばれながらも、助けを求める正道弟子を前にして一切の迷いを見せないあの潔さ。彼女にとって「血手修羅」という名は、もはや過去の遺物か、目的を果たすための手段でしかありません。
舞台が鯨舟に移ったことで、閉塞感がさらに強まりました。広大な海の上という逃げ場のない場所で、それぞれの思惑がぶつかり合っています。船長が隠している秘密や、南エンの美貌を執拗に狙う袁鋒の動きが、この先の旅をより危うくしています。
南エンとジーヤンがそれぞれの場所で真実を追い求め、やがて南滄で再び対峙する時、一体何が起きるのか。孟之光の遺言が二人の運命をどこへ導いていくのか。この船の旅は、彼らが抱える孤独や使命が大きな転換を迎えるための序章です。すべての伏線が南滄という一点に向けて収束していく中で、二人の旅路をただ静かに見届けます。
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