ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ジャスミンの香りに満ちた天幕での甘いひとときから、一転して冷え切った空気へ。草原の美しい景色の中で、若曦の心に突き刺さる「未来」という呪いが、ハチ皇子との絆を少しずつ削り取っていく様子がなんとも切ないですね。若曦が必死に隠してきた秘密が、いよいよ二人の間に巨大な壁となって立ちはだかります。若蘭をめぐる残酷な真実まで明らかになり、これ以上ないほど心が揺さぶられる展開となりました。それでは13話を一緒に見ていきましょう!
宮廷女官 若曦 13話のあらすじ
草原での生活が続く中、若曦が天幕へ戻ると、そこには部屋いっぱいのジャスミンが飾られていました。ハチ皇子が贈ったその花々に、若曦は胸をときめかせます。二人は草原を散策しますが、良い雰囲気の中でハチ皇子が口づけようとした瞬間、若曦はヨン皇子に強引に迫られた時の記憶がフラッシュバックし、思わずハチ皇子を突き飛ばしてしまいます。
あんなに綺麗なジャスミンで飾られていたのに、過去の記憶のせいでパニックになる若曦の表情が本当に痛々しい!せっかくの甘いシーンが、こんな風に後味悪く壊れてしまうなんて、見ていてこっちまで胃がキリキリしました。
ハチ皇子は、なぜ自分が長年若曦を想い続けてきたのかを語り、二人はようやく心を通わせて結ばれます。その後、若曦はハチ皇子が京での人事異動、とりわけネン・コウギョウの動向を異常に気にしていることに気がつきます。ハチ皇子は「ヨン皇子が京で協力してくれているから恩を返しているだけ」と説明しますが、その言葉に若曦は不安を隠せません。
幸せな夜を過ごした直後に、こんな政治的な駆け引きの影が見えるなんて。ハチ皇子、そんなに穏やかな顔で嘘をつかないでよ!若曦が必死に目を逸らそうとしても、勘の良さが逆に災いしているようで見てられません。
若曦は、自らの愛をすべて賭けて、ハチ皇子に王位争いから降りるよう懇願します。歴史の結末を知っている若曦にとって、これはまさに命がけの選択でした。しかし、ハチ皇子には譲れない誇りがあります。「なぜ皇位か若曦か、二者択一を迫るのか」と苦悩するハチ皇子を前に、真相を言えない若曦はただ無力に泣き崩れるほかありません。
「愛しているなら私の言うことを聞いて!」と叫びたい若曦と、「男のプライドを捨ててまで生きる意味があるのか」と悩むハチ皇子。お互い自分の正義で動いているからこそ、このすれ違いはどうしようもなく残酷です。
一方、正妻のメイケイは邸宅を完璧に切り盛りしていました。妹のメイギョクはハチ皇子の動きを案じますが、メイケイはたとえ命がけの皇位への道であっても、夫を最後まで支え抜く覚悟を決めています。京へ戻る道中、若曦は再度王位放棄を懇願しますが、話は決裂し、気まずい空気が二人の間を支配します。
京へ戻ると、若曦は偶然、メイケイとメイギョク、そしてハチ皇子の息子コウオウと遭遇します。コウオウは若曦がジャクランの妹だと知るや否や、突然若曦に蹴りかかりました。その言葉から、若曦はこれまで姉が邸内でどれほど不当な扱いを受けてきたかを察します。若曦の問い詰めに、ハチ皇子はコウオウを罰し、さらにジャクランのもとへ向かい、過去に彼女の恋人を戦場へ追いやり死なせてしまったことを謝罪させます。ジャクランはただ声を上げて泣き崩れるのでした。
コウオウの暴言と暴力に言葉を失いました。そしてハチ皇子の謝罪。あの時のジャクランの泣き声、一生忘れられません。愛ゆえに相手のすべてを支配し、傷つけてきたハチ皇子の身勝手さが、ついに露呈した気がします。
ハチ皇子の「愛」という名の支配
この回で一番胸に突き刺さったのは、やはりジャクランの過去が明かされるシーンです。ハチ皇子が良かれと思ってした行動が、実はジャクランの人生を根本から破壊していたという事実は、あまりにも重すぎました。若曦に対する彼の愛も、どこかこのジャクランに対する愛情と似通っているような気がしてなりません。自分の思い通りに相手を囲い込み、支配する。それがハチ皇子の愛情表現だとするなら、若曦が感じている底知れない恐怖も理解できるような気がします。
若曦は「歴史」という武器を持っているけれど、その武器は逆に自分自身を傷つける刃にもなっていますよね。彼を救いたい、でも彼が望む道は滅亡しかない。そんなジレンマの中で、彼女はたった一人で未来と戦っているわけです。二人の溝が埋まらないまま、物語は京という、より醜い争いの渦中へと進んでいきます。
京の街に戻ってきてしまったことで、周囲の人間たちの思惑がさらに複雑に絡み合ってきました。若曦が抱える孤独が、今後どのように変化していくのか。ハチ皇子への愛が、最終的に彼女をどこへ突き落とすのか。見ていて息が詰まるような苦しさが募りますが、この先にある結末まで、しっかりと見届けていこうと思います。
コメント