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クルミットです♪
広大な塞外の地で繰り広げられる、皇太子による鷹の調教失敗というスリリングな幕開け。そして、若曦がプロデュースした敏敏の舞がもたらす華やかな宴の裏で、四阿哥が静かに、しかし確実に牙を剥く汚職追及の罠。華やかな光と、冷徹な権力闘争の影が交互に映し出される塞外の夜がやってきました。若曦の願いとは裏腹に、彼女の身分が周囲の政局に与える影響はどんどん大きくなっています。それでは16話を一緒に見ていきましょう!
宮廷女官 若曦 16話のあらすじ
塞外の地にて、皇太子が康熙帝に鷹の調教を披露します。しかし、鷹が突然暴れ出し、あわや康熙帝に危害が及ぶという事態に。そこへ佐鷹王子が駆けつけて難を逃れました。皇太子は面目丸潰れです。
自信満々だった皇太子が顔を真っ青にして立ち尽くす姿、見ていてこちらまでヒヤヒヤしました。トップに立つ人の脆さが一瞬で露呈する瞬間って、見ていて胃が痛くなりますね。
続いて、若曦がプロデュースした敏敏の舞の宴が始まります。構成の美しさに居合わせた人々は皆、驚きを隠せません。十三阿哥も釘付けですし、佐鷹王子も敏敏から目が離せません。四阿哥は、若曦が必死に舞の指導をしていた姿を思い出しながら、この光景を見つめていました。
若曦の演出した舞、幻想的でうっとりしました!あの空間の中で、四阿哥が若曦にだけ向ける視線の重さに、なんだか胸が締め付けられる思いです。
宴の終わり、康熙帝から敏敏へ如意が、蒙古王から若曦へ玉佩が贈られました。周囲は若曦の身分を強く意識し始めます。これは、若曦の将来の縁談がより複雑な政治の道具になることを意味していました。四阿哥は若曦に、将来のために計算高く生きるよう説きますが、若曦は反発。「誰とも結婚したくない、紫禁城にいたほうが風光だ」と言い放ちます。
「打算して生きろ」と言う四阿哥の突き放すような言葉に、即座に言い返す若曦。二人の価値観がこれほどまでにすれ違っているのかと、突きつけられた気分です。
その後、官吏の汚職事件を巡り、四阿哥が康熙帝の方針に異を唱えたことで叱責を受ける出来事がありました。姿を消した四阿哥を十三阿哥と若曦が探し出し、蓮池のほとりで発見します。康熙帝は改めて四阿哥に汚職調査を命じ、「国を治めるには、張り詰めすぎず緩めすぎず、適度なバランスが必要だ」と諭しました。
調査の結果、九阿哥が長年収賄を行っていた証拠が露見します。四阿哥はその帳簿を手にしますが、それを八阿哥の馬車に紛れ込ませるという手段に出ました。九阿哥の悪事を八阿哥に擦り付ける、「山を叩いて虎を驚かす」作戦です。しかし九阿哥は反省せず、不正を繰り返します。これには八阿哥や十阿哥、十四阿哥もかばいようがありません。
帳簿を八阿哥の荷物に忍び込ませる時の、あの四阿哥の無表情な顔!目的のためなら兄弟ですら盤上の駒として扱うその容赦なさに、鳥肌が立ちました。
結局、康熙帝は親族という情を考慮し、九阿哥の汚職を追及しませんでした。騒動が一段落したのち、四阿哥が以前若曦から返された贈り物を再び彼女に渡すという場面が訪れます。若曦の中に、彼との縁がまだ続いているという感覚が残りました。
四阿哥の冷徹な一手と若曦の揺れ
今回の回を見て一番強く残っているのは、やはり汚職の帳簿を巡る四阿哥の立ち回りです。味方であるはずの八阿哥を罠にかけるために、九阿哥の罪を利用する。あの狡猾な一撃は、宮廷という場が彼にとってチェスの盤上でしかないことを証明していました。私情を一切排除した冷酷な決断、そこに四阿哥という人の本質が見えました。
それと同時に、これほど冷徹な彼が、若曦の身の振り方には妙に固執しているのが不思議です。打算的に生きろと厳しく諭したはずなのに、自分との縁を断ち切ることは許さない。最後に贈り物を手渡した時の彼の行動には、彼なりの独占欲がはっきりと見えました。
若曦はただ、穏やかな日々を過ごしたいと願っているだけなのに、周囲は常に誰かの策略で塗り固められています。康熙帝が口にした「張り詰めすぎず緩めすぎず」という教え。けれど若曦にとって、四阿哥という存在は、緩めることも張り詰めこともできない、どうしようもなく難解な難問です。
一度は終わったはずの贈り物のやり取りが再開されたことで、二人の関係はまた新しい局面に突入しました。四阿哥が次にどんな手を打ち、それに対して若曦がどう立ち回るのか。嵐の気配だけを残して、塞外の夜は過ぎ去っていきました。
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