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川辺で発見された緑蕪の遺品、四阿哥を拒絶し続ける母・徳妃との氷のような関係、そして愛する人を守るために嘘という名の毒を飲み込む若曦の悲痛な横顔。十三阿哥の純粋な祈りが現実の重さに押し潰されていく第27話です。崩れ落ちる日常の中で、若曦と四阿哥の心もまた少しずつ決定的にすれ違っていきます。それでは27話を一緒に見ていきましょう!
宮廷女官 若曦 27話のあらすじ
長らく行方不明だった十三阿哥の恋人・緑蕪について、王大人が悲しい報告を持ってきました。城外の川で引き揚げられた遺体は、その容姿や身につけていた玉の腕輪からして緑蕪である可能性が高いと告げられます。
遺品として腕輪を突きつけるなんて、あまりに残酷です。十三阿哥がこれまでどれほどの希望を持って過ごしてきたかと思うと、胸が潰れそうです。
四阿哥と若曦は、十三阿哥にこれ以上の衝撃を与えないよう、緑蕪の死を隠し通そうと決めます。しかし、現実に耐えきれない十三阿哥は、朝廷の会議を欠席してまで10日間も城外を探し回り、心身ともに極限まで追い詰められていました。見かねた若曦が彼の邸宅を訪ねると、そこには部屋中を緑蕪の肖像画で埋め尽くし、酒に溺れて現実から逃げようとする十三阿哥の姿がありました。
壁一面の肖像画、狂気じみていて涙が出ます。彼がどれほどの執念で描き続けたのかと想像すると、直視するのが辛いです。
若曦は彼の隣に座り、杯を酌み交わしました。彼女は緑蕪が浙江省・烏程の出身であり、凄惨な「文字の獄」に関わった罪人の一族だと語ります。緑蕪はもう戻ってくることはないのだと、作り話を使って彼を諦めさせようとしました。
嘘をつく若曦の横顔、見ていられません。自分だって信じたくないのに、相手のためにあえて非情な役を演じるなんて、あまりに酷な役割です。
しかし、残酷な運命は容赦しませんでした。かつて十三阿哥が緑蕪のために身分を求めた際、四阿哥が密かに調査を行っており、若曦のついた「嘘」は、歴史的事実そのものでした。緑蕪の過酷な素性が確定し、若曦は言葉を失いました。
嘘をついたつもりが、実は冷酷な史実を突きつけていたなんて。若曦が真っ青になる顔を見て、こちらまで心臓が止まりそうになりました。
一方、宮廷内では四阿哥と母・徳妃の対立が決定的になっていました。四阿哥は徳妃を皇太后に冊封しようと動きますが、徳妃は頑なに拒みます。彼女の中では、四阿哥が不正な手段で十四阿哥から帝位を奪ったという疑念が消えていませんでした。
実の母親からあそこまで拒絶される四阿哥。皇帝という最高の権力を手にしても、家族の愛だけは一生得られないという孤独の深さに圧倒されます。
悩み抜いた四阿哥は若曦の元を訪れますが、酔い潰れた彼を介抱する中で、二人の間には溝が生まれます。目覚めた四阿哥は、そのまま年妃ら他の妃たちの元へ向かいました。その背中を見送りながら、若曦の心には深い不快感が広がります。
せっかく二人でいる時間なのに、なぜそのまま他の妃のところへ行くの?四阿哥の冷淡すぎる行動が、若曦の心にトゲを刺していくようでたまりません。
その後、皇后が若曦に語りかけました。かつて若曦が雨の中で罰を受けた際、四阿哥もまた屋敷の中で彼女と寄り添うように雨に打たれていたのだと。若曦は、四阿哥の冷徹に見える態度の裏には、皇帝という立場ゆえの妥協と、変わらぬ愛情があることを思い知らされました。
あの雨の日の記憶、今になってようやく真実が届きました。二人のすれ違いが悔しくて、見ていて本当に苦しいです。
十三阿哥の絶望と若曦の心の揺れ
今回の回で何よりもきつかったのは、やはり十三阿哥の姿です。愛する人が戻るのを信じて部屋中を絵で埋め尽くすという、純粋な彼の行動。そのひたむきさが、後の絶望をより深い暗闇に変えてしまいました。真実を突きつけられた時、彼の中で世界が音を立てて崩れていく様子が想像できて、画面から目を逸らしたくなるほどでした。
若曦と四阿哥の関係も、歯がゆいばかりです。皇后の言葉でようやく彼の不器用な愛の深さを理解した矢先に、当の四阿哥が翌朝あっさりと別の妃の元へ向かう。このタイミングの悪さが、二人の心の距離をどんどん遠ざけています。皇帝という重圧、母親からの拒絶という逃げ場のない現実を生きる四阿哥の孤独は理解できます。それでも、若曦の側からすれば、そんな彼の「皇帝としての日常」に納得できない自分と、それを理解したい自分が引き裂かれています。
お互いに心を通わせたいと願いながら、立場という壁のせいで言葉が空回りし、関係が噛み合わなくなっていきます。緑蕪の最期という冷たい事実は、十三阿哥をどこまで追い詰めるのでしょうか。そして、若曦が四阿哥の複雑な立場をすべて受け止めた先には、どんな未来があるのか。徳妃との冷戦も含め、物語は逃げ場のない重い局面へ進んでいます。
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