少林問道-7話-8話-9話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-少林問道(しょうりんもんどう)-あらすじ-7話-8話-9話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

少林問道


ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ぼ、ぼ、ボクらは少林探偵団♪(古っ!)

…あ、ちょっと歌ってみたくなりました。
いやぁ少林三傑、かわいいですよね~。 ていうか、もう明るい要素は彼らが時たま見せるボケだけですから。
たまにそっちに気持ちをもってってリフレッシュしないと!

このドラマはとことん悪が栄えまくってなかなか救いがないですからねぇ。
どんどん剣雄を人格崩壊させていく明徳のプレイがワクワクするとか、聞道の破滅型っぷりがたまらないとか…
そんなことを言う悪い子は少林寺に入れませんよ!

今回は7~9話をご紹介しますが、癒しは少林三傑にお任せして、さぁどっぷりと魔道に落ちていきましょう♪

【少林問道】(ネタバレあり)

7話 「引き返せぬ道」

剣雄は蓁蓁を連れて南京に戻る道中、幼い頃二人で王府を抜け出したことを思い出し、蓁蓁を露店に誘う。
ところが厳党の手先である剣雄を憎む民衆が暴徒化し、剣雄に襲い掛かった。
蓁蓁を守ろうとする剣雄だったが、むしろ剣雄がやられているのを蓁蓁が薄笑いで見ていることに、ショックを受ける。
剣雄が蓁蓁を守ろうとする方が、逆に蓁蓁の危険度が増すという…

聞道と楊秀は爆破実験をして、かなりの威力を確認していた。
でもどうやってこれで明徳を殺すのだ?と楊秀に突っ込まれて、聞道は答えられない。
そんな二人を隠れて見ていた少林三傑は、聞道の復讐を唯一阻止できる、「ある人」の存在を思い出す…
思いついたのは、多分通泉さん。少林三傑の中では、できる子ポジション!

到着した剣雄は、蓁蓁のおばを殺したことで明徳と梁五を責める。しかし明徳はすべて剣雄のためだという。
尼になっても、いつか聞道と再会したら還俗する。しかし官妓になればやがて蓁蓁の心は死ぬ。その時こそ剣雄のものになる、と…
「私がやることはすべてお前のためである」
蓁蓁への欲望や野心など、剣雄の弱点を明徳は利用しようとしていた…
明徳、黒いわ~… 剣雄の弱さをうまいことついてきますよね~

楊秀が明徳の昇進祝いの宴の噂を聞きこんできたので、聞道と楊秀は宴に贈り物にまぎれて爆弾を持ち込む計画を立てる。
そして聞道は、蓁蓁が剣雄によって尼寺から連れ戻され、青楼に送られることを知らされるのだった。
楊秀やればできる子! 初めて役に立ったんじゃないかな?

敗火と少林三傑は、聞道を救える唯一の人物=蓁蓁に、聞道の説得を依頼する。
二人を再会させ、敗火は暗殺計画を思いとどまって逃げるように諭すが、聞道の復讐への意志は固いままだった。
去っていく聞道の背中を見送り、蓁蓁は「一番美しい歳月を聞道と過ごせた 悔いはありません」と…
蓁蓁に説得させるのはいい案だったんだけど、だめかぁ…

高家の宴会当日。
贈り物で厳党批判をされた明徳は機嫌を損ね、これ以上贈り物は受け取らないことになった。そこで銅鼎を持ち込んで爆発させようという聞道の計画はピンチに。
剣雄は楊秀たちがいることに気付くが、聞道が大声で叫んで明徳をおびき出し、剣で刺し殺そうとして失敗する…
聞道、無茶しやがって… でもまだ爆弾が出てきてない!どうなる?どうなる?

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8話 「憎しみの連鎖」

明徳は兵士らに聞道を捕縛せよと命じるが、聞道は身体に爆薬を仕込んで自爆を企んでいたのだった。
剣雄が導火線を切り落として阻止したかに見えたが、爆弾は楊秀の身体にも用意されていた。
三人は死を覚悟したものの、梁五が寸前で爆弾を切り離した。そこで聞道は寿昔を人質に取り、楊秀と共にその場から逃げ出した。
聞道たちにしてはかなり練った策だったと思うのですが、やはり失敗…

梁五は、明徳の護衛の錦衣衛は数が少なく、剣雄がもし父親を助ける方を選んだ場合、数で負けるので逃げよう、と進言する。しかし明徳はなぜか余裕。
聞道は追ってきた剣雄に「明徳を殺せばお前の父親を釈放する」と脅していた。
楊秀に「一生明徳の犬になるのか」と指弾され、剣雄は明徳を殺す決心をして戻っていった…
ここで、剣雄を一人で帰らせて明徳と直接対決させた時点で、あー終わったなぁと…
聞道はまだ…明徳の真の怖さをわかってないから…

剣雄は私兵に高家を取り囲ませ、明徳殺害の命を下そうとするが、その前に明徳の姿を見てしまい、ひるんでしまう。
「そしてお前は私を殺すことができない。
なぜならば、私は明徳… 欲のある者は私から離れられぬ」
剣雄は明徳にいざなわれるままに、聞道のもとへ戻ることに…
この名場面… 「なぜならば、私は明徳」 ですよ!
 このラスボス感! たまりませんね~

寿昔は、聞道と楊秀に「今のうちに逃げろ」と促す。
この事態は親世代の因縁がこじれたもので、剣雄は明徳の呪縛に飲まれて、殺せずに戻ってくるであろうこと… それが寿昔にはわかっていた。
その様子を敗火と少林三傑がかたずをのんで見守っていた…
いざとなった時、聞道には寿昔が殺せないし、剣雄には明徳が殺せないだろうと…
明徳はそこまで読んで、勝利確信して余裕こいてたんですよね~

剣雄は、やはり明徳を連れて戻った。そのことで寿昔は剣雄を助けるため、自ら聞道の剣に刺されて死ぬ。
その時、謎の軍勢が聞道と楊秀を連れ去り、明徳たちを取り囲んで戦闘状態に。
そして敗火たちの存在に気付いていた梁五が、背後から襲い掛かっていた。
寿昔さんは、明徳の言外お察し能力高いから… 明徳の長演説の意味は
「お前今死ねばあっちアドバンテージゼロだから」っていうの、察しちゃったんだね…

謎の軍団は、戦法や手裏剣から東瀛(とうえい=日本)の倭寇とわかった。
かつて聞道の父・程粛は倭寇討伐の統領だったのだが、倭寇の首領・岡田は復讐が目的ではないという。
岡田は二人を明徳との取引のコマにするつもりらしい。
…倭寇っていうか…これニンジャですよね~。なんか変なサムライのニンジャ…

明徳がこれから剣雄を「聞道が父の仇」だと追い詰めるつもりだと察して、敗火は諫めるが、耳を貸す明徳ではない。
少林三傑には、倭寇がなぜ聞道を助けたのかがわからない。倭寇にとって聞道はどんな価値があるのか…
そして敗火の脳裏に、かつての倭寇との戦争の様子が浮かんでいた…
この回想シーンですが、劣勢と知ってて援軍をよこさない人が「大哥(長兄)」と呼ばれていました。
親世代の三義兄弟で、「大哥」は程粛でしたね…

9話 「涙の花籠」

倭寇の侍が拘束の縄を切ってくれたので、聞道と楊秀は呆然とする。
彼は江龍と名乗り、聞道の父・程粛の部下の兵士だった漢人で、程粛の命で倭寇の内偵をしていたのだという。
江龍は二人に「まずは生き延びねば」と諭して逃がしてくれた…
倭寇に月代を剃れと冷やかされるあたりのくだりとか、日本の描写はやっぱり変~

父・寿昔の死にうちひしがれる剣雄に、明徳は「父親の無念は私が晴らす」と約束する。
剣雄は明徳によって、聞道が父を殺した仇だと憎むようになっていた。
明朝蓁蓁は青楼へ送られ、花籠でお披露目されることになり、剣雄は花籠の供をするという。
それには、蓁蓁を奪還しに来るであろう聞道を待ち伏せする意図があった。
教祖明徳のマインドコントロール、完了…
明徳にとって寿昔の死だって、剣雄を取り込む計算ずくだったわけですよね~

聞道と楊秀は、街が込み合っているのは蓁蓁の青楼行きを見る人だかりだと知って動揺する。
衝動的に蓁蓁のところへ行こうとする聞道を止めて、楊秀は「お前の命をつなぐために少林寺に戻るべきだ」と説得する。
花籠に乗せられた蓁蓁を二人はなすすべなく見送るが、子供が飛ばした思い出の竹とんぼが手元に届き、蓁蓁は聞道がいることに気が付く。
蓁蓁の行列をを見送って万策尽きた聞道は、敗火に助けを求めて倒れてしまう…
あああ切ない、そこで名前を呼んでしまったら剣雄に気付かれる、でも、っていう
剣雄の立場も相まって、かなり切ないシーンでした…

剣雄は青楼の蘭女将に、蓁蓁に客を取らせず自分が独占できるように、金を積んで脅す。
蓁蓁目当ての有力者が多いので、女将は渋りつつも、蓁蓁には「歌妓」という芸を売る形で勤めさせることにする。
剣雄の指示で身体を売らなくてもよくなった、と聞いた蓁蓁はほっとしつつも複雑…
剣雄、お金大丈夫~? 今更蓁蓁にぶっこんでも、諫める親もいないからなぁ…

敗火に治療を受けて救われた聞道は、これからどうするかを問われ、「少林寺に行って出家します」と答える。
しかし本音では、病を治して武術を学び、やがて復讐することが目的だった。
憎しみを抱いたまま少林寺に帰ろうとする聞道に、敗火はかける言葉が見つからない。
そういう憎悪の邪念を払うのが出家だと思うんだけど、聞道大丈夫~?

蓁蓁は官妓として顔見世の日を迎えていたが、緊張と屈辱で震えてなかなか舞台に出られない。
女将に急かされようやく歌い始めるが、剣雄が兵を従えてきて止め、「私だけに歌え」と命じる。
他の妓女たちは、そんな特別扱いを受けている蓁蓁が気に入らない…
剣雄「私にだけ歌え」「私が娶る」、俺様系イケメンキャラ胸キュン台詞?(違)

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7~9話の感想

7話の宴会の贈り物の額の文字「両袖清風」、明徳が機嫌損ねて宴会の空気が凍りますが、あれは「役人が任を終えて都へ戻る時、両袖に蓄えではなく清風だけを入れて帰る」という、清廉潔白な役人を誉める言葉、だそうです。いくら手放しに明徳に媚びるにしても、これじゃさすがにほめ殺しが過ぎるので、皮肉とわかったわけですね。

6話まではまだ義兄弟の情が残されていた感のある剣雄ですが、明徳の謀略によって聞道も「父の仇」になってしまいました。互いが互いの仇、もう戻れない別々の道に…。
剣雄はこれからどんどん「明徳化」するんでしょうね…剣雄は明徳になってしまうには、あまりにピュアで弱いと思うんですけど、明徳もかつてはそうだったってこと?
ピュア時代の明徳、それちょっと見てみたい。

8話のラストに、明徳と寿昔が聞道の父・程粛に裏切られたらしい過去のシーンが出てきましたが、今へとつながる、親世代の義兄弟の絆をバラバラにした憎悪の発端は、一体どこから始まっているのでしょうか。
まだまだ謎は始まったばかりですね…

さて、これで聞道は少林寺に戻ることになりますが…
少林寺にニンジャに盛りだくさんですよ!大丈夫か聞道!がんばれ聞道!!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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