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「恋華-れんか-」第1話では、大虞国(だいうこく)を舞台にした修仙の物語が幕を開けます。掃把星(ほうきぼし)と呼ばれ蔑まれていた魏枝(ぎし)が、白鷺書院での修行を目指して鑑仙選抜に挑む姿は見どころ満載です。波乱の予感をはらんだストーリーと、天界からやってきた炎越(えんえつ)ら神々との絡みがどう展開していくのか、冒頭からワクワクさせられます。
それでは第1話を一緒に見ていきましょう!
恋華-れんか- 第1話のあらすじ
大虞国では三年に一度、16歳になる者は鑑仙鏡で仙骨を測定され、選ばれた者は白鷺書院で修行する機会を得ます。礼部尚書の三女・魏凌月(ぎりょうげつ)と妹の魏静月(ぎせいげつ)は都でも有名な資質を誇りますが、その一方で尚書府の使いとして働く魏枝は「掃把星」と呼ばれ、母の顧氏(こし)からも厄介者扱いされていました。魏枝はそんな立場でも、自分と家族の運命を変えたい一心で鑑仙選抜に臨もうとします。顧氏は魏枝を早く嫁に出そうとしますが、魏尚書は魏凌月に「魏枝の面倒を見ろ」と命じ、こうして魏枝は白鷺書院の道を目指す成人礼に参加することになります。
町は多くの名家や貴族の子女でにぎわいます。魏家の人々は乞食をする子どもたちを邪険に追い払う一方、魏枝だけはわずかながらも銅板を渡していました。その姿を遠くから見つめていたのが炎越という神秘的な存在です。炎越はなぜ凡人であるはずの魏枝が自分の気配に気づいたのか不思議に思いながら見送ります。そんななか始まった鑑仙鏡での測定では、魏枝たちが鏡の前に立った瞬間、五色に輝く鳳凰が突然出現し、天宮をも揺るがす大騒動になりました。国師はこれを人間界にとっての吉兆だと見なし、選ばれた者たちをすぐさま白鷺書院へ招き入れるよう皇帝に奏報します。
鑑仙鏡の前にあらわれた鳳凰が、物語全体を一気にファンタジックに盛り上げてくれました。
実は鳳凰は幼生期であり、三度の血脈覚醒を経れば無敵の力を得るという秘密が隠されていました。天帝は妖魔の干渉を恐れ、赤日神君である炎越に下界での捜索を命じます。炎越は天界の禁衛軍首領・青涣(せいかん)や天后の息子・炎洛(えんらく)の協力を受けながら、人間界に降り立つことになりました。一方、母の顧氏が猛反対するなか、魏枝は弟の魏葉(ぎよう)に背中を押され、白鷺書院へ向かう決意を固めます。書院に到着すると、姉妹たちは当然のように魏枝に荷物を任せ、最も粗末な部屋をあてがいますが、魏枝は「修行できるならそれでいい」と気にかけるそぶりも見せません。
母から厄介者扱いされながらも前を向き続ける魏枝の姿勢に、つい応援したくなってしまいますね。
そして師尊として姿を現した炎越は、最初の登場から保良(ほりょう)を叱りつけるなど、厳格な態度で弟子たちを引き締め、院長・敬修(けいしゅう)との会談では「真凤(しんほうおう)」を探し出す重大な使命に集中する決意を見せます。早朝の法術で生徒たちがへとへとになるなか、魏静月は魏枝を人前で辱めようとしますが、明朗(めいろう)や劉暢(りゅうちょう)がさりげなくフォローしてくれます。極めつけは魏枝が炎越の部屋に洗濯物を届けたとき、結界をいとも簡単に破ってしまい、炎越が衝撃を受けた場面です。彼は魏枝を間近で見た際に、なぜか彼女の花嫁衣装姿を思い浮かべ、胸に鋭い痛みを覚えます。
謎の痛みを感じる炎越と、無意識のうちに結界を突破する魏枝。ふたりの絡みがどう発展していくのか期待が高まります!
恋華-れんか- 第1話の感想まとめ
第1話は、魏枝のひたむきさと前向きな性格が際立つ展開でした。周囲から厄介者扱いをされても諦めず、修行によって自分を変えようとする姿勢には心を打たれます。いっぽう天界では鳳凰の行方をめぐる緊迫した動きが起こり、炎越の使命や魏枝との不思議な縁がどのように結びついていくか目が離せません。さらに魏凌月や魏静月との姉妹関係、明朗たちの存在が物語に彩りを添え、今後の修行や人間関係の行方が楽しみになる第1話でした。ポジティブさが魅力の魏枝が、厳しい修行や試練をどう乗り越えていくのか、次回も期待が高まりますね。
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