恋華-れんか-第35話あらすじと感想|天帝が真の野心を露わにし、魏枝に殺人の濡れ衣を着せる波乱

ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
「恋華-れんか-」第35話では、炎越(えんえつ)の肉体を奪った天帝がその正体を少しずつ明かしはじめ、魏枝(ぎし)や炎洛(えんらく)たちに深刻な危機が迫ります。妖族にまでその魔手が及び、ついには魏枝に残酷な罪を着せようとする陰謀が動き出す大きな転機となりそうです。それでは第35話を一緒に見ていきましょう!

恋華-れんか- 第35話のあらすじ

欧亜(おうあ)は妖王へ“鳳凰の尾羽”を届けたものの、炎越が天帝として即位し、魏枝を天庭へ連れ去ったという話に不安を募らせます。妖王は昔から天界と長年対峙してきたため、「この平和そうな状況にはきっと何か裏がある」と警戒を強めるのです。一方、天界では意児(いじ)が炎越や魏枝のために食事を用意しますが、現れたのは魏枝抜きの“炎越”のみ。彼の妙に冷たい態度や言動に、意児は違和感をぬぐえません。 炎越なのにまるで違う人のような振る舞い…。周囲の人々も気づきはじめる展開にドキドキしますね。
実はこの“炎越”の正体は、重体だった天帝が彼の身体を乗っ取った姿でした。天帝は自身の思惑を達成するため、炎越の身体に潜む元神をさらにつなぎ留めるよう禁術を用いており、操りやすいように歪んだ言葉を周囲に吹き込みます。彼はさらに“時の塵(ときのちり)”を使って過去を遡り、曦彩上仙の死の真相を再確認。かつて曦彩上仙を手にかけ、鳳凰を利用しようとした自分の醜い所業を改めて確立し、目的のためならどんな手段も厭わない強い野心を再燃させます。

その頃、炎洛は意児から「炎越がおかしい」と相談を受け、こっそり調査を決意。曦彩上仙の陣眼へ足を運んだ魏枝も「もし赤日神君と鳳凰が愛を貫こうとするなら、三界の宿命に逆らえるのか」と葛藤しながら、そんな不安定な心を炎越に見せまいと懸命です。ところが、この偽りの“炎越”は炎洛を殺害して罪を魏枝になすりつけ、さらなる混乱を引き起こそうと画策。驚き呆然とする魏枝は、陰でその瞬間を目撃してしまい、「炎越」の正体や邪な計画を目の当たりにします。

愛する人に仇なす姿を見なければならない魏枝の衝撃は、想像するだけで胸が痛みますね。
さらに天帝は妖族にも手を伸ばし、欧亜やブルー(藍蘇)のもとへ来襲。二人が必死で抵抗するものの、結局は“炎越”の圧倒的な力に敗北し、愛する人が倒れる悲劇を迎えます。しかも“炎越”はこれら一連の殺戮を“魏枝の犯行”として宣言し、天后や周囲の神々にも彼女を危険視させる工作を進めます。意児でさえ「本当に魏枝がそんなことを?」と疑いを拭いきれず、魏枝は三界において完全に孤立する形に追いやられます。

大切な仲間が次々と命を落とす急展開に、読みながら気持ちが沈んでしまいますね。
一方、木老は瀕死の魏枝を救い出し「このままでは敬修が命を賭して救った鳳凰が無駄になる」と嘆き、さらには“紫華書閣の規則を破った罰”として大きな代償を払いつつ、魏枝に禁術の存在を示唆。天帝自身が持つ秘術を打ち破るには“花戎(かじゅう)”が不可欠であると助言し、息絶える前に「三界の運命を託す」と言い残します。こうして魏枝は天帝が仕掛けた死の連鎖を断ち切るため、最後の覚悟を決めるのでした。

恋華-れんか- 第35話の感想まとめ

今回のエピソードは、天帝が完全に暗躍を始め、“炎越”という仮初めの姿で三界を手中に収めようとする深刻な展開が描かれます。
魏枝に殺人の罪を被せ、周囲の仲間さえも失わせる手口はあまりにも残酷で、読んでいて苦しさが増します。
いっぽう、木老や炎洛が示す小さな希望の光や、意児の疑念などにより、まだこのまま終わらせないという意思が感じられ、次回、最終回へ向けて“鳳凰の力”がどう発揮されるのか待ち遠しいですね。果たして魏枝はこの逆境を超え、真実を明らかにして愛する人たちを守れるのか、最後まで目が離せません!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする