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クルミットです♪
第1話でいきなり嫁ぐことになった小喬、今回は民の心を掴むために大奮闘します。道を直したり花を配ったり、健気に頑張る姿にほろっとしたと思ったら、最後にまさかの展開が待っていました。魏劭の本心はどこにあるのか、最後まで振り回されっぱなしの回でした。それでは2話を一緒に見ていきましょう!
折腰 2話のあらすじ
公孫羊が、辛都は縁起が悪いと言い出します。十四年前にここで数万人が命を落としていて、喬家の人たちも何も言えません。当時、非があったのは焉州側だったからです。
魏劭は誠意を見せるためと言って、小喬に贈り物を届けます。使者はこれを求婚の合図だと受け取りますが、小喬は違うと気づきます。
これ、優しさじゃなくて脅しですよね
盤邑を差し出さなければ攻め落とすという意味だと、小喬は見抜いていました。だったら魏劭が本当に欲しいものを探るしかありません。
小喬は人をやって魏劭のことを調べさせます。李粛の体を切り分けて箱に詰めた話や、民に祈祷を禁じている話、夜は誰も近づけないという話まで出てきて、正直かなり怖い人物像です。ただ理由も見えてきました。幼い頃、魏劭自身が箱の中に隠れて難を逃れ、父と兄が惨たらしく殺される場面を目の当たりにしていたのです。だから暗闇が怖い。
辛都はもともと魏の土地だったのに、長く奪われたままでした。民の心を取り戻すには時間がかかります。魏劭が毎日戸籍を調べていると聞いた民は、皆殺しにされるのではと怯えていました。小喬を見るたび、早く輿入れして魏劭の殺意を鎮めてほしいと願う声も上がります。
橋のたもとに立つ小喬の赤い衣が風になびいて、民は思わず見惚れます。それを見た魏劭は、顔が良いだけで得意になっていると皮肉りました。
その言い方はさすがにひどいです
でも小喬は街を見て回るうちに、魏劭が本当に求めているものに気づき始めます。
自腹で道と井戸を直させ、工事をしてくれた人たちのために食事まで用意しました。そこで野花をたくさん買い集めさせると、民たちは競うように道端の花を摘んで小喬のもとへ届けます。魏劭がちょうど小喬の家を訪れたとき、花を届ける人と、それを丁寧に生ける小喬の姿がありました。魏劭はその様子にしばらく見とれてしまいます。
小喬は魏劭に気づいて慌てて立ち上がり、自分のしていたことを説明します。そして、もし魏劭が自分を娶ってくれれば、民も魏劭を怖がらなくなるはずだと申し出ました。ところが魏劭は、李粛が口先だけの人間だったのと同じで、小喬も心を弄んでいるだけだと切り捨てます。
せっかく頑張ったのにその返し方はきつい
それでも小喬は諦めません。水が石を穿つように、静かな心でいつか石を穿ってみせる。そんな気持ちでいるようでした。
一方、民たちは県令のもとへ押しかけ、魏劭が道端で人を殺したと訴えます。魏劭は民を前にどうしていいかわからず、ただ立ち尽くしていました。公孫羊は、魏劭が辛都を得たのは失地回復のためだけでなく、もっと大きな夢のために民の力が必要だからだと理解していて、民心を得るにはもっと辛抱がいると考えていました。
そこへ徐夫人の側近・鍾媼が訪ねてきます。目的は小喬と魏劭の婚儀を進めることでした。二人は祈祷の聖地へ向かいます。かつて李粛がこの城に入ってから、民が亡き親族を弔うことを禁じていました。それでも民はこっそり遺骨を探し出し、積み重ねていくうちに、いつしかここが祈祷の聖地と呼ばれるようになっていたのです。本来の意味は忘れられていました。小喬はここが魏劭にとって亡き父兄を弔う場所だと知り、皆が祈りに来ることに反対して、取り壊すべきだと言い出します。
そこへ魏劭が現れ、小喬に何をしているのかと問い詰めます。小喬は民のために祈っていると恭しく答えますが、魏劭は冷ややかに笑い、これは全て喬家のせいだと恨みをぶつけて、その場を強引に取り壊させました。県令が魏劭に斬りかかりますが敵わず、逆に魏劭が県令を殺そうとしたところを公孫羊と民が止めます。民は口々に県令をかばい、当時は民のために仕方なく投降したのだと訴えました。
県令は魏劭を李粛と変わらないと皮肉り、老魏侯の子孫を名乗る資格もないと言い放ちます。怒った民が県令を殺せと騒ぐ中、魏劭は黙って座ったまま。そこへ小喬がやってきて、民を従わせるにはいっそ見せしめに殺すべきだと進言しました。
えっ、それは小喬らしくない発言では
すると魏劭は剣を抜いて小喬の首に突きつけ、蛇蝎のような心の持ち主だと罵ります。民は一斉に小喬を責め、魏劭を支持し始めました。魏劭はここで、自分は小喬の計略には乗らないと宣言して県令を釈放し、民のために声を上げただけで罪はないと称賛します。県令は心から服従し、老魏侯の面影があると褒め称えて跪きました。十四年ここで過ごし、今ようやく心から帰順したのです。
大通りでは民が次々と名簿に登録して食糧を受け取り、魏劭に感謝するようになります。ところが小喬は民に取り囲まれ、魏劭に嫁ぐなと詰め寄られていました。魏劭が民を追い払って小喬の前に立つと、その首にできた剣の傷が目に入ります。口では素っ気ないままでしたが、さきほどの小喬の行動が魏劭自身の民心を得るためのものだったことには、もう気づいていました。
ちゃんと見てるんですね、この人
それでも心を弄ぶやり方自体は嫌いだと言い残し、去り際に柱の上へ薬を置いていきます。小喬は祈祷して手に入れた「永結同心」の札を魏劭に渡しました。戻った魏劭は、その札をしばらくじっと見つめていました。
その後、食糧を受け取れなかった民が騒ぎを起こしますが、魏劭は必ず全員に行き渡らせると約束します。公孫羊が調べると、魏国全土が食糧不足に陥っていて、小喬と結ばれて盤邑を得るしかこの状況を打開する道はないとわかりました。
魏劭は民の遺骨で築かれた祈祷の壁を取り壊し、誰であろうと今日から辛都の民として迎えると宣言します。県令はそのまま留任させ、魏の兵と民が共に街を立て直していくとも約束しました。それを聞いた小喬は目に涙を浮かべます。ただ魏劭は口では恨みを忘れると言いながら、父と兄の死を一日たりとも忘れてはいませんでした。
公孫羊たちに急かされる形で、小喬は盤邑の印を差し出し、食糧不足も解決できると申し出ます。魏劭を信じているからこそ早めに渡す決意をしたのでした。ところが魏劭は突然態度を変え、喬家は婚姻という紙切れ一枚で十四年の恨みを消そうとしていると責め立てます。喬圭がかつて祖父を騙したのと同じやり方だと皮肉り、喬家の人間を絶対に信じないと言い切りました。
えっ、さっきまでのあの空気は何だったんですか
小喬はここでようやく、祈祷の壁で魏劭が語った言葉が全て自分を欺くためのものだったと気づいたのでした。
折腰 2話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、花を生ける小喬に魏劭が思わず見とれてしまう場面です。あそこだけ空気がふっとやわらかくなって、この二人にもちゃんと通じ合う瞬間があるんだと思わされました。だからこそ最後の豹変が余計にこたえます。
正直、民心を掴むための小喬の頑張りには最初から好感を持って見ていました。私財で道や井戸を直して、感謝の食事まで用意して。あの野花のエピソードは地味だけど効果的で、民が競って花を摘む場面はほっとしました。
一方で祈祷の壁のくだりは胸が痛みました。あそこが遺骨の山だと知らずに祈っていた民の話も切ないですし、それを知った魏劭が冷笑するところで、この人がどれだけ根深い恨みを抱えているか、よくわかりました。県令を殺そうとした場面も、魏劭の中の危うさが一気に噴き出したようでイライラしました。
見せしめに殺すべきという小喬の進言は、正直この人がこんなことを言うんだと驚きました。あとで振り返ると、あれも魏劭に民心を得させるための芝居だったとわかるのですが、その場では本気で心配になりました。剣を首に突きつけられた小喬を見て、こっちまでひやっとしましたね。
そして最後のあの豹変です。盤邑の印まで差し出して、魏劭を信じきっていた小喬の顔を思うと、こちらまで悔しくなりました。さっきまで祈祷の壁で涙ぐんでいたのと同じ顔で、まさかあんな言葉を投げつけられるとは思いませんでした。喬圭の名前まで持ち出して喬家を全否定した魏劭の表情を、もう一度巻き戻して見たくなるくらいです。
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