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クルミットです♪
今回はかなり動きの大きい回でした。小喬が魏夫人にはっきり物申す場面もあれば、魏劭が思わぬ罠にはめられて大変なことになる場面もあります。夫婦の距離が少しずつ縮まっていく過程も丁寧に描かれていて、見ていて気持ちが忙しかったです。それでは10話を一緒に見ていきましょう!
折腰 10話のあらすじ
まず小喬は、囲碁で公孫羊に負けたことをきっかけに、自分が少し意地悪な気持ちで見ていたかもしれないと反省します。負けを素直に認めて称賛するあたり、小喬の性格の良さが出ていました。
そして小喬は焉州に手紙を書きますが、魏梁がこれを横取りして魏劭に渡します。中身はただ叔母に安神の処方を頼む家書だったのですが、魏劭はそれを見て黙って立ち去ります。魏渠はあれこれ調べても何も出てこず、暗号ではないかと勝手に勘ぐる始末でした。
こんな普通の手紙まで疑われるなんて、小喬もたまったものじゃないですよね。
魏劭は小喬のところを訪れますが、蝋燭を自分で買って用意していたことを知ると、些細なことを大げさにするなと不満をぶつけます。小桃が魏劭をかばう小喬を見て腹を立てる一幕もありました。魏劭は内心では少し悪いと思っているようで、口では強がりながらもお金を届けさせようとします。
一方、鄭楚玉は博崖での出来事を魏夫人に告げ口し、これをきっかけに魏夫人は小喬に側室を迎えるよう迫ります。小喬は徐夫人と魏劭の名前を出して抵抗し、自分は死んでも鄭楚玉を家に入れないと言い切ります。わざと胸が痛むふりまでして、魏夫人はついに引き下がりました。
この胸の痛いふり、完全に演技だと分かっていても笑ってしまいました。
魏劭はこの話を聞き、小喬に本心を尋ねます。小喬は、魏劭が側室を望むなら止めはしないが、望まないなら命がけで阻止すると答えました。魏劭はこの毒舌ぶりに呆れながらも、人を傷つける口が人をなだめる口にもなると漏らします。
ここから話は一気に不穏になっていきます。鄭楚玉を手放せなくなった魏夫人は、既成事実を作ってしまえと入れ知恵をし、鄭楚玉も渋々ながら従うことにしました。
魏夫人は魏劭を酒の席に誘い、三杯飲ませたところで席を外します。魏劭は体に異変を感じ始めますが、そこへ魏夫人が頭痛で倒れたとの知らせが入り、様子を見に行った部屋に閉じ込められてしまいます。中では鄭楚玉が薄着で待ち構えていました。
魏劭は鄭楚玉を突き飛ばし、必死に自分を抑えながら服を着るよう叱りつけます。それでも鄭楚玉は後ろから抱きついてきて、魏劭は振り払ってドアを蹴破ります。外に立っていた魏夫人を見て、母が自分を陥れたのだと悟りました。
実の母がここまでするとは思わなくて、見ていて背筋が寒くなりました。
ふらふらになりながら自室に戻った魏劭は、小喬の顔を見て公孫羊の言葉を思い出します。つらいことは一人で抱え込まず、心から信頼できる人に話すべきだという言葉でした。もうろうとした意識の中で小喬を守ると口にし、そのまま小喬を押し倒そうとしますが、小喬はとっさに平手打ちをして、祖父の喪に服す約束を思い出させます。魏劭は自分が何か盛られたのだと説明し、氷を持ってくるよう頼み、自ら氷水に身を沈めて熱を冷まそうとしました。
小喬は屏風の陰から様子をうかがい続けます。水を運ぶ途中でこぼしてしまい、運び直したときに見えた魏劭の傷だらけの体に、思わず胸が痛みました。魏劭が落ち着いてくると服を求め、小喬は傷が啸崗でついたものかと尋ねますが、魏劭は気にしていない様子でした。
夜、逍遥は床にうずくまる魏劭を見て心配を募らせます。翌朝目覚めた魏劭はだいぶ回復していて、小喬の姿はなく、代わりに用意された服が置いてありました。出かけようとしたところ、小喬が使用人に魏劭を起こさないよう言いつける声が聞こえてきます。
小喬は外向けには昔の傷が再発しただけだと通し、魏劭の体面を守りました。魏劭はこれに感謝しつつ、魏夫人のもとへ問いただしに行きます。魏夫人は謝罪しながらも、徐夫人の耳に入るのを恐れて自ら罰を受けに行こうとします。魏劭はこの件を外には漏らさないと約束する代わりに、鄭楚玉を三日以内に送り出すよう告げました。
徐夫人は小喬を呼び、昨日魏劭が扉を蹴破った件を尋ねますが、小喬は氷を用意した理由を傷の痛み止めとだけ答え、深くは追及されませんでした。魏夫人はこの小喬の口の堅さに満足しますが、同時に自分の愚かさを恥じる気持ちもあったようです。
その後、徐夫人自ら鄭楚玉を送り出すよう命じます。ただし粗末な扱いはせず、良い嫁ぎ先を見つけると約束し、魏夫人はこれに従うほかありませんでした。
魏劭はあの夜のことが頭から離れず、小喬のもとを訪れます。小喬が徐夫人に何も話していないと知り安心し、一緒に食事をとりますが、小喬の手首の痛みに気づき、自分が強く握ってしまったことを悔やみました。
夜、眠る小喬のもとへ薬を持ってきた魏劭は、そっと手首に塗ろうとして小喬を驚かせてしまいます。二度とあんなことは起きないと約束して部屋を出ていく魏劭を、小喬は薬瓶を見つめながら見送りました。
こういうさりげない優しさ、じわじわ効いてきますね。
その後、魏劭は機嫌が悪い日が続き、周囲は小喬と喧嘩でもしたのかと勘ぐります。永寧渠の完工に伴う視察も自ら買って出て、公務に没頭するようになりました。小喬が届ける食事にもあまり手をつけず、避けられているように感じた小喬は、それでも心配になって戻ってくるよう伝えますが、魏劭は磐邑への視察を選びました。
そこへ魏夫人が小喬を呼びつけ、鄭楚玉の縁談が壊れたのは小喬のせいだと責め立てます。小喬はついに堪えきれず、魏夫人が本当に大切にしていたのは鄭楚玉であって魏劭ではないと言い返しました。木箱への細工も汚い手も、すべて鄭楚玉のためであり、魏劭のことなど一度も考えていなかったのではないかと問い詰めます。魏夫人は激怒して机をひっくり返し、その一部始終を扉の外にいた魏劭が聞いていました。
折腰 10話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やはり魏劭が氷水に浸かって自分を落ち着かせようとする場面です。屏風越しに見守る小喬の心配そうな様子と、意地を張って平気なふりをする魏劭のちぐはぐさが、なんとも切なかったです。
魏夫人が実の息子を騙してまで鄭楚玉を推そうとする行動には、正直かなりイライラしました。息子より姪を優先する姿勢がここまではっきり出ると、擁護しようがありません。
その一方で小喬の対応には感心しました。体面を守るために嘘をつき、徐夫人にも問い詰められずに済ませる冷静さは、単なるお人好しではなく、この家でしっかり立ち回っている証拠だと思います。
魏劭が小喬にそっと薬を塗ろうとする場面は、素直じゃない性格がよく出ていて、なんだか微笑ましかったです。ただそのすぐ後で公務にこもり距離を置いてしまうあたり、この人の不器用さがそのまま出ているように感じました。
最後に魏夫人へ啖呵を切る小喬の姿は、これまでで一番はっきりした反撃でした。木箱の細工を持ち出して核心を突く言い方に、扉の外で聞いていた魏劭がどんな顔をしていたのか、それが気になって仕方ありません。
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