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クルミットです♪
今回は33話です。魏夫人が小喬に「早く跡継ぎを」と迫るところから始まって、まさかの懐妊、そして魏梁と小桃の恋の行方まで、盛りだくさんの回でした。喜びの多い話ですが、喬越をめぐる不穏な歌謡も出てきて、油断できない空気も混じっています。それでは33話を一緒に見ていきましょう!
折腰 33話のあらすじ
祭祀が終わった後、魏劭は宴の席で徐夫人や母、叔父たちへの感謝を伝えました。中でも一番感謝していたのは小喬で、これからも一緒に歩んでいきたいと話します。徐夫人もそれを聞いて褒め称え、ようやく肩の荷が下りたようでした。
みんなの前でちゃんと小喬への気持ちを言葉にする魏劭、いいですね。
そのあと魏夫人は魏劭を呼び出し、小喬との間に早く子どもをと持ちかけます。妊娠している女性が着ていた服を用意して小喬に着せようとする魏夫人。魏劭は反対はしなかったものの、その服が屠殺業を営む妻のものだと知って、少し戸惑っていました。
一方、魏梁は小桃を嫁にもらいたいと言い出します。ただし軍の給金を貯めてから魏劭に話を通すつもりで、なかなか動きません。小桃は早く一緒になりたいのに、魏梁はお金が足りないの一点張り。しびれを切らした小桃はその場を離れてしまいました。
気持ちはあるのに全然噛み合ってない二人、見ててもどかしいです!
そばで聞いていた魏渠が魏梁に小桃の本心を伝えると、魏梁は嬉しそうな顔になり、今度は魏渠にお金を借りて小桃を娶ろうとし始めます。
魏劭は母の言葉が頭から離れず、小喬に早く子どもができてほしいと思う一方、あの服はやはり不釣り合いだと感じていました。そこで公孫羊に博崖と魏国の国境の守りを強めるよう提案します。ちょうどそこへ魏梁が小桃との結婚の許しをもらいに来ますが、話す間もなく軍需物資を送る役目を言い渡され、ついでに大喬のところで大喬が着た服、子どもが使った物があればそれも持ってくるよう頼まれました。
このころ小喬は食の好みが変わっていて、月のものも来ていないことから、もしかしてと思い始めていました。ただ確信が持てないうちは魏劭には黙っていました。
魏梁が大喬のもとへ贈り物を取りに行くと、大喬は箪笥をひっくり返す勢いで小喬の好きそうな物を探し始めます。比彘は「そこまでしなくても」と思っていましたが、大喬は自分が比彘と駆け落ちした時に小喬がいろいろ選んでくれたことを覚えていて、今度は自分の番だと言います。比彘はそんな姉妹の絆に感心し、妻を誇らしく思うのでした。
大喬、箪笥ひっくり返す勢いで探しすぎです。でもそれくらい小喬のこと大事なんですよね。
一方、劉扇と劉琰が戻ってきました。劉扇は自分たちが負け戦だったことで蘇娥皇に見限られるのではと心配しています。薛泰も劉琰を頼りないと見て、蘇娥皇を噱郡へ帰らせようとしますが、蘇娥皇は離れるつもりはなく、劉琰のために天下を取ると言い切ります。今のところ魏劭に対抗できるのは劉琰しかいないからです。
蘇娥皇は花嫁のような装いで劉琰の前に現れ、二人の婚約に触れながら、劉琰を必ず飛躍させてみせると告げます。魏家は情に厚く一度親戚と決めたら裏切らないけれど、喬家は風向き次第で態度を変えると分析し、自分があちこちを説得して回り、劉琰と共に魏劭を討つ側につかせると持ちかけました。劉扇は負けたばかりで無理はできないと止めますが、勝ちを急ぐ劉琰は逆に劉扇を叱りつけ、次に余計なことを言えば殺すとまで言い放ちます。劉扇は黙るしかありませんでした。劉琰は蘇娥皇を抱き上げて去っていきますが、蘇娥皇の視線はずっと主君の椅子の方に向いたままでした。
この目、絶対ただの恋する女の目じゃないです。
魏梁は戻るとすぐ小桃のところへ行き、褒賞をもらったからすぐ嫁にすると伝えます。小桃は庭付きの家じゃなくてもいいと言うのに、魏梁は庭のことを思い出すとまた金を貯めに行こうとします。小桃は魏梁の鈍さにあきれますが、春娘はこの婿をすっかり気に入っている様子で、それだけ小桃を大事にしているということでした。
魏劭は大喬から届いた品を寝具の下に隠しながら、小喬がやけに眠そうにしていること、月のものがずいぶん来ていないことに気づきます。心配になって御医を呼ぼうとする魏劭に、小喬は妊娠していることを打ち明けました。魏劭は大喜びで、自分が用意した物のおかげだと思い込んでいます。
その服のこと、本当は関係ないと思いますけど魏劭が嬉しそうだからまあいいか、と思ってしまいました!
二人は観星台に上がり、魏劭は小喬を抱き寄せて、お腹の子に「腓腓」と名付けました。生まれてくる子がずっと太平の世で暮らせるように、と願う二人。魏劭は必ずそうしてみせると約束し、魏家の男が一度決めたことは後悔しないと言い切ります。小喬を裏切ることも絶対にないと誓いました。
その裏で、誰かが子どもたちに歌を歌わせ、郡守を称え喬越をけなす噂を広めていました。張浦もそれをあおり、みんなが喬平の話ばかりして喬越を見ようとしないと言い、喬平に子どもが生まれれば喬越の立場はますます危うくなると心配しています。
おめでたい話の裏でこういう動きがあると、素直に喜べない気持ちになります。
劉琰を康郡へ見送る蘇娥皇。劉琰は名残惜しそうに彼女の手を握り、額にキスをして期待に応えると約束しました。
小喬はこの夜、悪夢を見ます。父が野原で何匹もの狼に囲まれているのに気づかず、何度呼んでも父には届かない夢でした。魏劭はそれを聞いて、しばらく喬平をこちらに呼んで一緒に暮らしてはどうかと提案します。小喬はその気遣いに胸を打たれていました。
魏梁は相変わらずお金を貯めることに必死ですが、小桃はどうにも話が通じないので、自分が本当に欲しいのは蘭の鉢植え一つだとはっきり伝えます。これで話は早いはずが、魏梁は庭の蘭を花が咲くまで育てようと言い出す始末。魏渠もこの弟の頭の固さにあきれ、いっそ喬平を迎えに行くついでに焉州から咲いている蘭を持ち帰ればいいと提案します。魏梁はこの案がすっかり気に入り、兄弟四人で地面に寝転がって月を見上げ、それぞれ一番幸せそうな笑顔を見せていました。
小桃はわざわざ城門まで魏梁を見送りに行き、今回の焉州行きの本当の目的を尋ねます。魏梁は照れながら、喬平を迎えに行くだけでなく蘭を持ち帰って小桃を嫁にもらうつもりだと打ち明けました。小桃は嬉しそうに笑い、二人は手を振って別れました。
折腰 33話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり蘇娥皇が劉琰に抱き上げられながら、ずっと主君の椅子を見ていた場面です。あの目つき、恋している顔じゃなくて完全に何か企んでる顔でした。劉琰は素直に喜んでいましたけど、こっちは見ていて背筋がひやっとしました。
魏夫人が持ってきた「妊娠した女性の服」も、正直かなり強引なやり方だなと思いました。魏劭が屠殺業の妻の服だと気づいて微妙な顔をするところ、地味に好きです。でも結局その後すぐ小喬の懐妊がわかって、魏劭は服のおかげだと信じ切ってるのがちょっと笑えました。
魏梁と小桃のやり取りは今回もずっとほのぼのしていて癒されました。お金を貯めてから、庭を用意してから、と理由をつけて先延ばしにする魏梁と、蘭の鉢植え一つでいいのにと呆れる小桃。噛み合わなさが逆に微笑ましいです。兄弟四人で寝転んで月を見上げる場面は、この話の中で一番肩の力が抜けた時間でした。
観星台で魏劭が子どもに「腓腓」と名付けて、太平の世を願うくだりは静かに良かったです。ただ同じタイミングで喬越をおとしめる歌がひそかに広められているのを知ってしまうと、素直に喜んでいる魏劭たちと対比してしまって、この幸せがどれくらい続くのか少し不安になりました。
小喬が見た狼の夢も気になります。父の喬平が気づかないうちに危険に囲まれている夢、意味深すぎます。魏劭が喬平をすぐ呼び寄せようとしてくれたのは救いでしたが、あの夢が当たらないといいなと思いながら見ていました。
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