春花焔 第17話 万安堂に積み上げられた写経と、眉林に嫉妬する景王

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今回の17話、大きく分けて2つの流れがあります。まず万安堂の場面、あれはちょっとやばかった。そして眉林と景王の田舎暮らし回も、じわじわ来すぎて困りました。嫉妬する景王をおばさんたちが温かく見守るくだりが、なんとも言えない空気で良かったです。

それでは17話を一緒に見ていきましょう!

春花焔 17話のあらすじ

皇太子・慕容玄烈は、殷落梅の心を早く掴もうと、殷貴妃のもとを直接訪ねます。「即位したあかつきには殷家を手厚く遇する」と約束しながら、貴妃に協力を求めました。

殷貴妃は娘の性格をよく知っています。外戚を本当に重用してくれるかどうか、皇太子を完全には信じられない。そんな本音も見え隠れしました。でも慕容玄烈はここで正直に言い切ります。「殷落梅への気持ちは本物で、この生涯ただ一人だ」と。

何でもかんでも政略に絡めてくる宮廷劇の中で、あの一言はちゃんと刺さりました。

殷貴妃はその後、祈福という名目で殷落梅を寺へ連れていきます。道中、「万安堂」という宮殿の前を通りかかります。中に入ると、様々な仏像が祀られ、書案には殷落梅に関わる書状がずらりと並んでいました。

案内の僧が説明します。この万安堂は皇太子が殷落梅のために建てたもの。殷落梅が出征するたびに、慕容玄烈はここで写経を続け、無事を祈ってきたのだと。

積み上げられた写経の量、あれは一夜漬けでできる量じゃない。彼女が戦場にいた夜の数だけ、書いてきたんですよね。

殷貴妃は娘に言います。こんなに一途な男はなかなかいない、考えてみなさいと。貴妃が席を外したあと、殷落梅はひとり万安堂に残ります。山積みになった祈祷文をじっと見つめながら、心が動いているのはわかる。でも同じだけ返せるかどうか、自信がない様子でした。

そこへ慕容玄烈が現れます。神像の前で、彼は打ち明けます。自分がやってきたことはすべて欲から来たもので、殷落梅への気持ちだけが本物だ、と。「もし彼女と少しでも共にいられるなら、死後に十八層地獄に落ちても悔いはない」とまで言い切りました。

地獄まで覚悟した上での「好き」って言葉、殷落梅の気持ちがわかる気がしました。困りますよね、あれは。

一方、眉林と景王こと慕容璟和のほうも動いています。ふたりで外を歩いていると、近くで子どもたちが喧嘩していました。眉林がぽつりと話します。自分は子どもの頃すごくやんちゃで、隣の子の歯を折ったこともある。自分を抑えられたのは「阿寧」だけだったと。景王も似たようなもので、落ち着きがなくて母后によく叱られたそうです。ふたりとも、青州の火事がなければ今とは違う道を歩んでいた——そういう話に自然になっていきます。なんでもない雑談のようで、ちょっと切ない場面でした。

さて、衛老二がまた眉林のもとに現れて、あれこれ媚びを売ります。景王は完全に嫉妬モードで、ふたりの間に割り込みます。以前、雪の中で眉林が「龍の肉が食べたい」と言っていたのを覚えていたのか、わざと衛老二に無理難題を押しつけようとします。眉林が気を使って「私は何でも好きですよ」と言ったら、衛老二は「眉林が自分を好きだ」と勘違いしてしまいました。景王の完全な誤算です。

嫉妬してる景王が、なんか微妙に可愛かった。

景王は隣家の台所を借りて、眉林にヘビのスープを作ります。近所のおばさんたちが集まってきて、「顔もいいし料理もできる、縁談を紹介したい」と言い出す始末。景王は「もう妻がいます」とはっきり返しました。

そこへ衛老二が眉林にプロポーズしようとした瞬間、景王が飛び出てきて「自分たちは喧嘩中の夫婦で、兄妹じゃない」と宣言。衛老二は泣きながら帰ってしまいます。

おばさんたちは「ふたりこそ似合いのカップル」と判断し、同じ寝台で寝るよう取り計らいます。夜中、眉林と景王はどちらも眠れないまま。甘いような気まずいような空気の中で、景王はこの日々がずっと続けばいいと思っていたようです。

一方、炎帝は眉林を探しに出した者たちが戻らないことを心配しています。子顧が毎日そばに控えているため、炎帝はその誠実さに動かされ、越秦を次の少君に立てると告げました。越秦は西焉王が神や怪異を信じやすいと知っていて、大祭司の権威を利用し「神女が大炎にいる」と吹き込みます。眉林を連れ戻して少君妃にしようとする計略が、静かに動き出しました。

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春花焔 17話の感想まとめ

この話でいちばん残ったのは、万安堂の場面です。

殷落梅が出征するたびに慕容玄烈が写経を続けてきた。それを殷落梅が知ったのが、今日が初めてで。言葉にせず、紙に書き続けた夜の数を思ったら、あの積み上がった束の意味が重かったです。

神像の前での告白も、きれいごとじゃなかった。「全部欲だった。でも彼女への気持ちだけは本物」という言い方、正直すぎて逆に重い。死後に十八層地獄に落ちてもいい、なんてそこまで言い切れる人間がそうそういるものじゃないと思いました。

眉林と景王のほうは、笑えるけど切ない場面が続きました。子どもの頃の話をしながら「青州の火事がなければ」という一言がさらっと出てきて、それがずっと引っかかっていました。楽しそうにヘビのスープを作って、おばさんに説教されながら、でも夜中は眠れない。景王がこの日々を手放したくないと思っているのが、じわっとわかりました。

衛老二のプロポーズを全力で止めにいった景王の顔、想像するとちょっと笑えます。「夫婦です」って宣言するくらいなら、もっと早く素直になればいいのに。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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