春花焔 第28話 あらすじ 喜服を纏い眉林の後を追おうとした景王と、花娘子として歩み出した眉林

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28話、見ながらずっと胸が重かったです。

慕容璟和(景王)が眉林の「遺体」を抱えたまま3日間も街を歩き続けるシーン、泣き叫んだりしないんですよね。静かに食事をして、静かに一緒に眠る。その「普通にしてる」感じがかえってきつかった。でもそのあとに待っていたのは、予想外の展開でした。

それでは28話を一緒に見ていきましょう!

春花焔 28話のあらすじ

越秦は急いで少君宮へ戻りますが、間に合いませんでした。西焉王は眉林ひとりのために執心する越秦に愛想を尽かし、部屋に閉じ込めてしまいます。

翌朝、慕容璟和は清宴を連れて西焉へ向かいます。道中、あたりには白い冥銭(冥界への供養として燃やす紙銭)が散らばっていました。村人たちが涙を流しながら「月崑崙(眉林を指す民間の呼び名)が沈んだ」と嘆いています。

眉林がどれだけ民に慕われていたか、「月崑崙が沈んだ」という一言でじわっとわかりました。

嫌な予感がした慕容璟和は単身で花林に飛び込み、鞭で土を掘り起こして眉林を連れ帰ります。

その後まる3日間、慕容璟和は眉林の遺体を抱えたまま街を歩き、船に乗り、共に眠り、食事をします。まるで眉林が生きているかのように、普通の日常を送り続ける。

この「普通にしてる」のが一番怖かった。大声で泣くより、静かに日常を続けるほうが、どこか正気を失ってる感じがして。

民はみな「景王がとうとう狂った」と噂し合います。

一方、子顧は炎帝(えんてい)に見守られながら妊娠中の日々を送っていました。遠い西焉に残した眉林のことが頭を離れず、少君妃の生活に慣れているか、兄とうまくやっているかと心配しています。しかし炎帝はすでに眉林の死を知っていて、子顧の体を案じた従者の王保に、ひとまず隠すよう命じていました。

政務所に引きこもった慕容璟和は、痩せ細りながらもひとりごとをつぶやき続け、眉林を手放しません。それでも眉林の体から血が滲み始めると、ついに死という現実を受け入れます。

そして慕容璟和は、自分と眉林に喜服(婚礼の衣裳)を着せます。遅れてきた婚礼を、ふたりで迎えようと。共に床につき、石のかんざしで眉林の後を追って命を絶とうとします。

喜服を着せて「一緒に死のう」という発想、悲しいのにこの人らしいとも思ってしまった。それだけ眉林のことしか頭になかった。

同じころ、越秦は西焉王に囚われたまま。守衛の刀を奪い、鎖を断ち切るために自らの手を切り落として脱出します。

清宴が慕容璟和を止めようとします。そこへ越秦も駆けつけ、景王と激しくもみ合いになります。そこへ従者が「眉林の遺体が消えた」と報告。ふたりは手を止めます。

雲析(うんせき)が越秦を連れ去ります。慕容璟和は続けて知らされます。眉林の体から出ていた血は、死者のものではなかった、と。

眉林は生きている。

慕容璟和は狂ったように街中を駆け回って捜しますが、見つかりません。眉林は自分を恨んでいる、もう顔を見たくないのだと、静かに気づきます。

実は眉林は、竹のくぎで血脈と気息を封じる技法を使っていました。7日間は死体のような状態になりますが、時間が来ると自然に目覚める。阿伊と阿耶がずっとそばで見守り、眉林はやっと意識を取り戻しました。体はひどく弱っています。

阿伊と阿耶は眉林を励まします。雪龍須(ゆきりゅうのひげ。特定の薬草のこと)が4ヶ月後にまた咲くので、そのとき救われる方法があるかもしれない、と。でも眉林にはわかっています。4ヶ月待てる体ではない、と。

「4ヶ月待てない」って、さらっとした一言なのに、この話で一番重かったです。

2日後、眉林は街を歩きながら、青州がどんどん良くなっているという民の声を聞きます。父と母への報いができた、と胸が少し軽くなります。

でも慕容璟和は今日も喜服を着て街を歩いていました。

藍滄江のほとりに来た眉林は、川を見つめながら静かに涙をこぼします。ふと顔を上げると、橋の上に慕容璟和が立っていました。

眉林は川の水を両手ですくいながら、あと3ヶ月の命で何かを追いかけることに意味があるのか、と自問します。そのとき、母の声が耳に届く。顔を上げると星空。眉林はふっと笑います。

その笑顔を見た慕容璟和の目から、涙が流れました。

眉林は振り返らずに歩き出します。慕容璟和は後を追い、阿伊と阿耶との会話を聞いてしまいます。眉林が今は「花娘子(はなむすめ)」と名乗っていることを。

慕容璟和は心の中でつぶやきます。よかった。これからは誰も彼女の邪魔をしない、と。そして静かに背を向けて、ひとりで去っていきました。

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春花焔 28話の感想まとめ

一番ずっしりきたのは、橋の上の場面です。

眉林が川の水をすくいながら泣いていて、慕容璟和もすぐそこにいる。でもふたりは何も言わない。眉林が星を見てふっと笑った瞬間に慕容璟和が泣く、その流れがとても静かで、だからこそ痛かったです。

「よかった。これからは誰も彼女を邪魔しない」という慕容璟和の独り言、諦めなのか解放なのか、どっちとも言えなくてしんどかった。

3日間喜服を着て眉林と過ごし、石のかんざしで後を追おうとして、それでも最後は「花娘子として生きているなら、それでいい」と引いていく。この人の感情の行き先がどこにもない感じが、しばらく頭に残りました。

越秦が片手を落として脱出してきたことも、静かに重く残ります。あれだけのことをしても、眉林には間に合わなかった。

眉林の偽装死の方法が「竹のくぎで血脈を封じる」というもの。7日間ほぼ死体の状態を維持して、目覚めたあとも体が弱り切っている。そこから4ヶ月後まで持つかどうかは、本人がいちばんよくわかっているはずで、だから「4ヶ月待てない」と言える。

花娘子として歩き出した眉林の後ろ姿と、その背後でひとり背を向けた慕容璟和。このふたつの背中が、この話で一番静かで一番重い場面でした。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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