東宮-あらすじ-49話-50話-51話-感想付きネタバレでありで!

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小楓を顧剣に攫われた承鄞は、刺客ではなく顧剣だとわかっているだけに、心配よりも嫉妬の思いで爆発しそうになっています。小楓を想いすぎてボロボロになりながらも、復讐の方は順調に進み、公私の落差で承鄞がどうにかなりそうです。

今回の承鄞は小楓への愛憎から人が変わったようになり、暴走特急となっています。愛と復讐に突っ走る承鄞になぎ倒され、事態は最悪の方向へ向かってもう誰にも止められません。終盤に向けて、最悪の愁嘆場を見守る覚悟が必要になってきますよ…

【東宮】(ネタバレあり)

第49話「よみがえる記憶」

元宵節の日、裴照は落ち込み米羅酒楼で酒をあおる。そこに小楓がミロに別れを言うため店にやってくる。ミロはひきとめる一方、裴照には小楓の来訪を伏せ、小楓は無事だと慰める。
すべてを知っているのが裴照だけで、でも何も言えず何もできないのがつらいですよね

元宵節の支度をした瑟瑟の着ている衣装が小楓の婚礼の時の衣だったため、承鄞は一瞬小楓が立っているように見える。元宵節は夫が妻に簪を刺す風習があり、承鄞は瑟瑟に、そして顧剣は小楓に簪を刺そうとするが、小楓は男装だからと止める。
片や仮面夫婦、片や片思い、永遠の愛を願うはずの簪があまりに空虚です

朱雀楼には皇帝と高貴妃、承鄞と瑟瑟が並んでいた。打ち上げられる花火と承鄞を見上げた小楓は、自分を騙した男・承鄞を愛していたと気付く。承鄞は楼から小楓を発見し、城門を閉めるよう皇帝に願い出るが許されず、楼に準備された爆竹に点火して騒動を起こし、城門を閉めさせる。瑟瑟は承鄞に追いすがって引き留めるが、振り払われてしまう。
朱雀楼だと灌仏会の騒動を思い出しますね!あの時の騒動なんてかわいいものだった…

小楓は顧剣とはぐれ、火災の中で迷子の少女を助けようとして、倒れてきた露店で頭を打つ。柴牧が現れて顧剣を連れ去り、承鄞は小楓を皇宮に連れ戻す。怪我でうなされる小楓は、夢で顧小五との出会いと愛と裏切りの記憶がつながり、目覚めた小楓は承鄞に激しく怯える。
顧小五だけでなく承鄞を愛したのを自覚した後で、記憶が戻るとは酷すぎますね

皇帝は小楓を見舞い、誰が朱雀門に連れてきたのかと尋ねる。小楓は刺客と答えるが、それ以外のことには何も答えられない。承鄞は、皇帝が小楓と刺客に疑惑を抱いていることを察し、話をごまかそうとするが、皇帝は暗殺事件にも疑念を持っているとわかる。
皇帝はさすがに承鄞の企みにまんまと騙されたままではいないようですね

小楓はただ泣いてふさぎ込み、アドゥに「すべて思い出した」と告げる。アドゥはそこで自分が話せることを打ち明ける。小楓はアドゥにまで騙されていたことに憤り、敵の側で暮らして彼に惹かれてから記憶を取り戻したことに苦しむ。
アドゥは宮中に戻っていたのですね。もう、小楓の気持ちを考えるといたたまれない…

柴牧は、顧剣に未練を断つよう諭すが、顧剣は小楓を西州に帰すべきだと譲らず、柴牧に別れを告げる。顧剣は復讐の大義自体に疑問を抱くようになり、自分の嘘が小楓や罪なき人々を巻き込んだことに耐えられなくなっていた。柴牧は「自分に勝てば行ってもいい」と言うが、幼い頃一度も柴牧に勝てなかった顧剣も今は勝てるようになっていた…
顧剣は復讐に生きるには優しすぎ。柴牧も自分の脆さを隠すために顧剣に頼りすぎです

第50話「決別の時」

承鄞は柴牧と顧剣のもとに駆け付け、顧剣に切りかかり「なぜ朱雀門へ?」と問い詰める。「小楓が私と帰るのを望んだからだ」という顧剣の答えに、承鄞はいきり立つ。顧剣は「小楓は承鄞を憎んでいる」と語り、必ず自分が連れていくつもりだと宣言する。
顧剣も、承鄞の記憶に対しては配慮不要なのだから、全部ぶちまけたらいいものを…

ふさぎ込む小楓に、承鄞は顧剣とのことを聞き出そうと迫るが、小楓は冷たい視線を返し憎しみをぶつける。焦った承鄞は無理やり小楓を押し倒すが、小楓はうなされて「顧小五」の名を呼び、尋ねる承鄞に「この世で一番私を愛してくれる人」だと答える。そして自分も顧小五だけを愛しているのだと。顧小五とは顧剣かと聞かれ、小楓は「少なくともあなたではない」と答える…
承鄞の記憶があれば、小楓のこの言葉は死ぬほどうれしい言葉のはずなのに、最悪の拒絶の言葉になってしまうのですね。愛し合っているのに完全にすれ違う想いが痛い…

怒りにかられた承鄞は、柴牧のもとを訪ねて顧剣に剣を向け、「お前が顧小五か」と問い詰めるが、顧剣はそれには答えず、幼馴染同士で駆け落ちの約束までしていたのを奪ったのは承鄞だと言う。承鄞は顧剣を生かしておくことはできないと、哀願する柴牧に耳も貸さない。その承鄞の不用意な柴牧宅の訪問は高右相の耳に入ることに…
承鄞、ちょっと落ち着け!小楓のことでまるで周囲が見えなくなっていますよね~

明月は懐妊に気付き、子が宮中の争いに巻き込まれることを恐れて皇帝に皇宮を去ることを申し出る。しかし皇帝は聞き入れず、相応の身分を与えるから宮中に残るように命じる。そのことはすぐさま高貴妃の耳に入り、明月に対して怒りを募らせる。
顧淑妃の悲劇再び?という感じの高貴妃の怨念を感じますが、大丈夫でしょうか

承鄞は顧剣の侵入に対して備えるため、裴照に命じて東宮に兵を配備させる。ふさぎこむ小楓を明月が訪ね、「人を愛するには手放すことも必要」と諭す。小楓は「陛下に家族を奪われても許せる?」と明月に尋ねる。
小楓は明月に、ダイレクトに聞いてはいけないことを聞いてしまったような…

柴牧は顧剣に、二度とこの家の敷居を跨がせないと宣言し、できるだけ遠くへ去りすべて忘れるように促すが、顧剣は小楓を手放すことを拒絶する。高右相は柴牧の様子を見に来て、彼が陳征だと気付き、承鄞の背後で陳征が動いていたことに動揺する。
高右相にしては、柴牧の正体に気付くのが遅かったですよね

東宮の警備が厳しく引き締められる中、承鄞は小楓を訪ねるが、会いたくないと拒まれる。理由を聞かれ、小楓は「あなたが顧小五ではないから」と答える。承鄞は鳴り矢を放って顧剣を呼び、羽林軍に討たせると脅す。小楓が止めるのも聞かず鳴り矢は放たれ、顧剣は東宮に現れる。羽林軍の矢が容赦なく射かけられ、その矢がアドゥを貫く。顧剣がアドゥを助けているうちに小楓は裴照に保護される。顧剣とアドゥは兵に囲まれてしまう…
もう承鄞が以前の承鄞とは別人過ぎて、見ていられないです。アドゥ、生きて…!

第51話「迫る包囲網」

アドゥと顧剣は羽林軍に取り囲まれ、小楓は承鄞に止めるよう懇願するが耳を貸さない。承鄞は矢を放てと命じ、小楓にそれを見届けさせようとする。顧剣は防ぎきれず、かつて占い師が予言したように多くの矢に貫かれながらアドゥを庇って倒れ、見かねた裴照が矢を止める。顧剣は元宵節の簪を小楓に渡し、ようやく受け入れられた想いを見届け息を引き取る。
えぇ… あと4話もあるのに、ここで顧剣が? 顧剣…なんて悲しい最期…

小楓は顧剣の亡骸を前に、西州での顧剣との思い出がよぎり、きつねの歌を歌いながら泣き崩れる。承鄞は「そやつの死がそんなに悲しいか、そんなにそいつが好きか」と尋ね、小楓は「私の顧小五は死んだ」と答える。「顧小五」は承鄞が殺したのだという。承鄞はその意味もわからず、恨まれるなら無視されるよりましだと言う…
ここまで拗れる以前にもうちょっと何とかできなかったのでしょうか。あんまりです

丹蚩に駐屯している趙敬禹の部下が、洞窟に隠れていたイモイェンの手下の男を捕まえてくる。趙敬禹は丹蚩と高顕がどう結託していたか白状すれば楽に死なせてやると言う。
趙敬禹はさすが瑟瑟の父だけあって… 性格悪いですね♪

高貴妃は、皇帝の明月への過度な寵愛ぶりを父に訴えるが、以前とは違い高家は四面楚歌状態にあるため、高右相には娘をたしなめることしかできない。それでも納得いかない高貴妃に、高右相は「陛下の気を引きたいなら太皇太后を訪ねよ」と助言する。
高貴妃の高慢さはどんどん酷くなり、張玫娘が生きていたら追い落とされていそうです

趙敬禹は、いまや朔博王となったリドゥンを訪ね、手土産を持って来たという。趙敬禹は、このまま高顕と組んでいても皇帝の信を失った高家に利用され踏み台にされるだけだと説き、自分と協力するようにほのめかす。
趙敬禹はリドゥンの痛いところを突きましたね。趙敬禹を敵に回したら怖そうです

明月は太皇太后の前で琵琶を披露し、太皇太后は顧淑妃を思い出して「陛下が心を惹かれるはずね」と皮肉り、妓女出身の明月に身の程を弁えさせようと「女誡」を贈り、日に3回書き写すようにと命じる。その知らせを聞いた高貴妃も太皇太后のもとを訪れようとするが、太皇太后は休んでいると言って追い返す。
太皇太后は明月の味方はしないのですね、妓女だから… でも高貴妃の味方もしない♪

顧剣の亡骸は柴牧と承鄞によってひっそりと葬られる。小楓は血まみれの衣を着替えもせず食事もとらず、目覚めないアドゥに付き添い「私が顧小五を愛したせい」と自分を責め、なぜ記憶を思い出したのかと悔やむ。これはすべて自分への天罰だと…
承鄞は飲まず食わずの小楓に粥を飲ませるため、意識不明のアドゥを追い出すと脅す。
誰か承鄞に一発食らわせて、そもそもお前が悪い!と言ってやってください…

承鄞に趙敬禹から密書が届き、首尾よく事が進んでいるとわかる。
一方、奚清卓は宗奐を訪ねる。宗奐の并州の捜査は順調で証拠も得たが、高右相を弾劾しないのは、その捜査があまりに順調すぎてすべての矛先が高右相にむいていたのでためらっていたのだった。奚清卓は宗奐を叱咤して告発すべしと説き、二人は決意を固める。
承鄞の根回しが優秀すぎてやりすぎなのか、わざとわかるようにしているのかどっち…

挙子の遺族が高右相を告発し、奚清卓と宗奐がその証拠を朝廷に上申したことで、皇帝は激怒する。高家では今になって自死した挙子の先導者が宗奐と同郷で恩師だったことを知る。さらに皇帝の激怒を決定づけたのが承鄞だと知り、黒幕が承鄞であったことにようやく思い至る。高貴妃は皇帝に高右相のことで情に訴えてとりなそうとし、腹の子の命を賭けて訴えるが、逆に怒らせてしまう。
皇帝がさらっと怖いこと言いましたよ…張玫娘に子がいなかったのはわざとでしたか!

49~51話の感想

気が付いたらもう終盤にさしかかっていました。
小楓と承鄞の記憶回復はどのタイミングになるのか、おそらく最悪の場面で回復するのではないかと思ってはいましたが、本当にこの作家さんの最悪の設定が予想をはるかに超えて最悪で、これはもうどうしたらいいのでしょう。小楓だけが記憶を回復して、承鄞はわからないままに小楓を虐げることで、二人の愛と憎しみが無駄に溝を深めるだけというこの状態、見ていて胸が痛くなってしまいます。

すべての記憶を取り戻した小楓は、それでも自分は「顧小五」を愛していたこと、その記憶がなかったけれども承鄞のことも愛してしまったことを自覚して、深い愛と同じだけの憎しみゆえに、今の承鄞に真相を告げることはできないでいます。小楓が謎かけのように真実を断片的に吐露する場面、そのどれもが真実で、小楓はヒントしか言っていないのに、承鄞には全く伝わっていないのが苦しいですね。
何より、今の時点で承鄞が記憶を取り戻したら、自分以上に承鄞が苦しむことがわかって、小楓は真相を伏せているのだと思います。復讐であると同時に、至高の愛の告白なのです。
その小楓の思いに承鄞はいつ到達するのか、自分の想いを知らせないことが小楓の愛だというのがあまりに悲しすぎます。

そして、あと4話残っているのに、ここで顧剣が!まさか、なぜ、こんなところで??
これはショックが大きいです。あの占い師の予言そのままに、羽林軍の矢に大量に貫かれての死でしたが、救いは小楓の腕の中だったことでしょうか。愚かなまでに小楓への愛に殉じてしまった彼ですが、それが彼の幸せならばもう何も言えないというか… どうにかならなかったのかなと思うのですが、顧剣自身が頑なまでに選んだ道なのだからもうどうしようもないですね。

そんな顧剣の犠牲、そして小楓の献身を、何ひとつ気付いていないままで承鄞は高家との戦いに身を投じていきますが、騙しているはずの父帝が承鄞の謀略に気付き始めているようなので、順調には終わらなさそうです。次回は最終話前の山場ですが、どんな展開が待ち構えているのか、まだまだわかりませんよ…




クルミット

ご訪問くださりありがとうございます!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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