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クルミットです♪
今回はついに大きな節目の回です。溥儀が紫禁城を出ることになり、李琪との関係にも区切りがつきます。そして太妃たちの暮らしぶりも一変。裕公公の様子がやけに怪しくて、見ていて落ち着きませんでした。それでは30話を一緒に見ていきましょう!
溥儀の料理番 30話のあらすじ
大臣たちは溥儀に、この決定は大勢の旗人の命に関わると再考を迫ります。銃を持った相手を怒らせたら何をするか分からないとまで言われ、そこへ民国政府の人間が優待条件の書類にサインさせようとやって来ました。溥儀は一旦みんなを外に出し、ひとりで冷静になろうとします。
この時点でもう胃が痛くなりました
摂政王は婉容に、印章を落として割ってしまったのかと尋ねます。婉容は「落としたのはリンゴです」と答え、王は大清の命運はまだ尽きていない証だとほっとした様子でした。そこへ銃を持った政府の兵士たちが重華宮に押し入り、栄恵太妃は机の下に隠れてなんとか難を逃れます。宮の中はめちゃくちゃに荒らされました。栄恵太妃は殉国を決意し、李琪に容児を呼び戻すよう命じます。
李琪は途中で裕公公と出くわします。皇帝に仕えず、こそこそした様子だったので気になったようですが、裕公公は太妃の様子を見に行くだけだと答えました。そこへ侍衛が来て、皇帝が李琪と裕公公を養心殿に呼んでいると伝えます。容児は栄恵太妃を励ましていましたが、そこへ双喜に支えられた敬懿太妃がやって来ます。急に気が動転して倒れてしまったとのことでした。
立て続けにトラブルが起きすぎて心配になります
養心殿では紹英が民国政府と交渉していました。溥儀は宮を出て、皇室の私有財産はそのまま自分のもの、公共の財産は政府へ渡すという条件です。もう流れは止められないとサインしかけたその時、裕得福が「敬懿太妃が白絹を首にかけて、サインすれば台を蹴る」と伝えに来ます。溥儀はやむなく政府に三日の猶予を求めました。
裕得福と李琪は重華宮へ伝令に向かいます。太妃たちは死んでも紫禁城を離れないと言い張り、容児は皇帝も今とても苦しい立場にあると太妃たちを説得しようとしました。ですが裕得福はこっそり太妃たちをそそのかします。死をもって抵抗すれば、皇帝がいつかまたここへ戻る望みが残るのだと。
この人、味方の顔して火に油を注いでますよね
太妃たちはそれでも構わないと覚悟を決め、結局交渉の結果、二人の太妃だけは当面宮に残ることが認められ、他の者はすぐに退去することになりました。
溥儀はついにサインすることに同意し、宮を出る準備をします。裕得福は太妃たちへの恩義を理由に宮に残りたいと申し出て、溥儀はそれを許しました。溥儀が紫禁城を去る日、李琪と容児が見送りに来ます。溥儀は昔はここから逃げ出したくてたまらなかったのに、まさかこんな形で追い出されるとは思わなかったと、しみじみ振り返っていました。侍衛のふりをして容児をからかったことも、つい昨日のことのように感じると話します。李琪には「もうお前は御前侍衛ではない」と告げ、自由にする、これからは兄であり友であって、君臣ではないのだと伝えます。次に会う時は本当の友人同士でと言い、容児との縁が結ばれることも願いながら、名残惜しそうに紫禁城を後にしました。
最後にちゃんと友達に戻れてよかったです
裕公公は二人の太妃を景仁宮へ移します。ところが水がなく食事の支度もできず、みんな困り果てていました。そこへ容児が水を一桶運んできて粥を作ります。太妃たちはそれをおいしそうに食べていました。容児は皆に、今日の裕公公はどこか変だったと話します。太妃のためを思っているようで、実は騒ぎを煽っていたのではと。本来なら皇帝について行くはずなのに、なぜ太妃に残ったのかも気になります。敬懿太妃は容児への見方を改め、双喜もこれからずっと敬懿太妃に付き添うと言いました。双喜は容児のことも、兵士が乱入した膳房で慌てず「天が崩れても飯は食わなきゃ」と言っていた様子が寿喜に似ていると評します。敬懿太妃は、寿喜が死んだことも自分たちと無関係ではなかったと振り返り、以前は容児に死んでほしいとまで思っていたのに、今は助けてもらった、この報いはいつか自分が受けるだろうと語ります。夜、宮女たちの部屋には布団もなく震えていましたが、そこへ容児が衣類を届けに来ました。
溥儀の料理番 30話の感想まとめ
一番心に残ったのは、やっぱり溥儀と李琪の最後のやり取りです。命令として自由を与えるところ、あの言い方が切なかったです。君臣関係を終わらせることでしか本当の友情を認められないなんて、立場ってつらいですね。
一方で裕得福の動きにはずっと不安がありました。太妃思いのふりをしながら、結局は皇帝を困らせる方向に事を運んでいて、あの人は最後まで何を考えているのか読めません。栄恵太妃と敬懿太妃が命がけで居座ったのも、裕得福に乗せられた面があると思うと複雑な気持ちになります。
そして容児が水を一桶運んできた場面、地味だけどすごく効いていました。権力も財産もなくなった太妃たちにとって、今は温かい粥の方がよほど価値があるはずです。敬懿太妃が容児への態度を変えたのも、寿喜の死をようやく自分の中で受け止めたからなんだろうなと感じました。夜に衣類を届けてくれた容児の姿を見て、この人は本当にどんな時でも周りを見ているんだなと思いました。
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