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クルミットです♪
前回のあの苦しい流れから、陸安然がどう動くのかずっと気になっていました。
大切な人を守るために自分が盾になるって、言葉にするのは簡単です。
でも実際にその場に立たされたら、怖くて足が震えますよね。
慶王府に戻った安然を待ち受けていたのは、あまりにも過酷な皇帝の追及でした。
穆沢の醜い本性や蕭驚雀の怨念がぶつかり合って、宮殿の空気が凍りつきます。
そして何より、あの穏やかだった穆川がついに大きな決断を下しました!
それでは28話を一緒に見ていきましょう!
覆流年 28話のあらすじ
陸安然は穆川の提案を退け、都を離れることを拒みます。
以前、穆川が偽りの死を迎えたとき、彼を失う絶望を骨の髄まで味わったからです。
穆川を一人残して逃げるなんて、安然には到底できませんでした。
慶王府へ戻った安然の姿を見て、穆沢は失った宝を取り戻したかのように強く抱きしめます。
もう二度と戻らないと思い込んでいただけに、穆沢の動揺と喜びは相当なものでした。
安然を抱きしめる穆沢の手を見て、なんだか背筋がゾッとしました。
一方、慶王府の蕭驚雀は復讐の炎を燃やしていました。
乳母から、皇帝は安然と穆川の過去を知っていると告げられます。
安然が兄弟の間に立ちはだかり、王府を引っ掻き回していると知れば、皇帝みずから処分を下すはずだと助言されたのです。
兄の蕭映を失った驚雀は、安然と穆川を兄の道連れにすると心に決めました。
驚雀はそのまま皇宮へ乗り込み、御書房に強引に入り込んで皇帝に直訴します。
兄が無実の罪で殺されたのだと涙ながらに訴えました。
安然が慶王府に嫁いだ後も斉王(穆川)に未練を残し、穆沢と蕭映の間を散々引き裂いたと主張します。
その罠のせいで、兄は穆沢自身の手によって命を奪われたのだと言い放ちました。
皇帝は穆沢と安然の身勝手な振る舞いに激怒します!
蕭家に必ず申し開きをすると約束しました。
取り乱して皇帝にすがる蕭驚雀の姿、怒りと悔しさが混ざり合って本当に凄まじかったです。
皇帝は穆沢と陸安然を御前に呼び出します。
この事態を知った穆川は、兄の死の真相を知った皇帝が安然を生かしておくはずがないと焦りました。
皇帝は御前に引き出された安然に対し、主君を惑わした大罪として処刑を言い渡します。
そこで穆沢は、安然を救うために蕭映を殺したのは自分自身だと白状しました。
安然には何の関わりもないと庇い立てをします。
すると皇帝は、穆沢に冷酷な二者択一を迫りました。
慶王の地位に甘んじるなら、一生涯の富貴を保証する。
だが皇太子の座を望むなら、下賜されたこの酒を飲み干せと命じたのです。
皇太子の座に執着してきた穆沢でしたが、その酒がはらわたを腐らせる猛毒だと知らされます。
死んでしまっては元の木阿弥です。
穆沢は皇帝の忠告に従い、慶王のままで生きる道を選びました。
自分の命が惜しくてあっさり皇位を諦める穆沢の姿に、思わずため息が出ました。
しかし、皇帝の非情な試練はそこで終わりませんでした。
その毒酒を陸安然に飲ませろと命じたのです。
拒否すれば、慶王の地位すら剥奪すると脅迫しました。
地位を守るのか、それとも安然の命を守るのか?
穆沢は苦悩の末、結局は毒杯を安然の前に差し出します!
安然は、この日を境に穆沢が皇位に就く道が断たれたことを悟りました。
前世からの復讐をやり遂げた安然は、悔いなく毒酒を受け入れようとします。
ところが、杯に口をつけようとした瞬間、穆沢が迷いを見せて酒杯を遮りました。
そこへ、息を切らした穆川が御殿へ駆け込んできます!
穆川は安然の手から毒杯を力任せに叩き落としました。
穆川が踏み込んできて杯を払いのけた瞬間、本当に胸をなでおろしました!
穆川は、京畿の軍権を引き受けるという奏折を皇帝に差し出します。
これまで穆川は、現実から逃げて無力な臆病者でいるべきか、それとも権力を手にして自分の嫌いな人間になるべきか悩んでいました。
でも、命を懸けてでも守りたい人が目の前で理不尽に殺されかけています。
まな板の上の魚のように他人に命を弄ばれるくらいなら、自ら他人の運命を握る側になろうと決意したのです。
穆川は、この厳粛な大典の場を私刑の場にしてはならないと皇帝に迫ります。
罪が確定していない者をここで死なせるべきではないと堂々と主張しました。
皇帝は穆川の要求を受け入れ、陸安然の命を助けます。
そして李公公に聖旨を読み上げさせ、穆川を懐化将軍に任命しました。
穆川は都を守る三万の京畿重軍を率いる立場になったのです。
安然を救うためだけに泥沼の権力争いへ足を踏み入れる穆川の目が、すごく切なかったです。
一晩にして生涯の悲願を奪われた穆沢は、安然の静かな眼差しすら自分への嘲笑だと感じて荒れ狂います。
喉から手が出るほど欲しかった座が、弟の穆川にはいとも簡単に与えられたのです。
一生の富貴などで満足できるはずがありません。
穆沢は今日の屈辱を胸に刻み、必ず血であがなわせると固く誓いました。
屋敷に戻った穆沢は蕭驚雀の部屋へ怒鳴り込み、彼女をかばおうとした乳母を目の前で斬り殺します!
驚雀は穆沢の底知れない冷酷さを思い知らされ、激しく後悔しました。
たとえ穆沢が皇帝になれたとしても、蕭家に生き残る道など最初からなかったのです。
自分が穆沢に執着したせいで、権力争いを嫌っていた兄を死なせてしまった。
驚雀は、穆沢に向かって「あなたを心から愛する者など二度と現れない」と呪いの言葉を投げつけます。
逆上した穆沢は驚雀まで手にかようと刃を向けました。
そこへ安然が駆け込み、王妃が懐妊していると告げて制止します。
懐妊の事実を確認した穆沢は、冷たい警告を残してその場を立ち去りました。
目の前で乳母を殺されて取り乱す驚雀を見ていると、悪役なのに胸が痛くなりました。
なぜ自分を助けたのかと尋ねる驚雀に対し、安然は静かに語ります。
驚雀の姿が、かつて自分が知っていたある故人にあまりにも似ていたからでした。
一途に恋をして深い情を捧げた末に、家族を滅ぼしてしまった哀れな人です。
その人を重ね合わせてしまい、見殺しにできなかったのだと安然は明かしました。
驚雀は、安然が穆沢に復讐するために王府にとどまっていた事実をここで初めて知ります。
「故人」って前世の自分自身のことですよね、安然の背負っているものが重すぎます。
運命の歯車に突き動かされ、穆川は穆沢と完全に敵対する立場へ立たされました。
都の空気は不穏さを増し、誰も心から笑えない状況に陥っていきます。
穆川は安然とひそかに会う約束を交わしました。
周囲の監視をかいくぐり、二人は反物屋の奥で再会を果たします。
誰の目も気にすることなく、二人は強く抱きしめ合いました。
穆川は、もう安然とすれ違って時間を無駄にしたくないと告げます。
危険を承知で朝廷の権力争いに身を投じ、一刻も早くこの争いを終わらせたいと決意を語りました。
そして、自分を信じてほしいと安然の手を握ります。
布に囲まれた薄暗い部屋で抱き合う二人の姿、切なくて胸が締めつけられます。
やがて大晦日が近づき、宮中では燃灯大典の準備が始まりました。
朝堂において、穆川は自ら大典の火を灯す祈福役に名乗りを上げます。
翊王は猛烈に反対しましたが、なぜか慶王(穆沢)はこれに賛同しました。
皇帝は穆川の申し出を受け入れ、点灯役に任命します。
この様子を見た翊王の側近は、皇帝が本当に皇位を継がせたい相手は穆川だと警戒を促しました。
穆沢ではなく穆川こそが最大の敵だと吹き込まれた翊王は、点灯の準備に乗じて穆川を暗殺しようと企みます。
覆流年 28話の感想まとめ
やっぱり一番息が詰まったのは、皇帝の御前で毒酒を差し出された安然と穆沢のやり取りでした。
穆沢は一瞬迷った素振りを見せましたけど、結局は自分の地位惜しさに安然へ毒杯を差し出しましたよね。
前世であれほど安然を裏切っておきながら、いざとなるとやっぱり保身に走る姿には本当にイライラします!
「愛している」と言いながら自分の地位が危うくなればあっさり差し出すなんて、身勝手すぎませんか?
そんな絶体絶命のところに飛び込んできた穆川の姿には、思わず救われました。
争いを嫌って土いじりをしていたあの心優しい穆川が、安然一人の命のために、一番嫌っていた軍権を握る決断をしたのです。
「大切な人をまな板の上の魚にさせない」というあの覚悟、切なすぎます。
人を殺める権力なんて欲しくなかったはずなのに、安然を守る盾になるために自分を捨てるような選択でした。
一方の慶王府での修羅場も、見ていてかなり苦しかったです。
穆沢が驚雀の目の前で乳母を容赦なく斬り捨てた瞬間、思わず目を覆いたくなりました。
蕭驚雀もこれまで散々ひどいことをしてきた人です。
でも、兄を失い、乳母を殺され、「誰からも愛されない」と穆沢に叫ぶ姿はあまりにも惨めでした。
そんな驚雀を身ごもっていると庇った安然の「かつて知っていた故人に似ている」という言葉。
前世の自分を重ねて救い出す安然の優しさと業の深さに、なんとも言えない気持ちになります。
穆沢は皇位への道を完全に断たれて復讐の鬼と化していますし、翊王も裏で暗殺を企んでいます。
せっかく反物屋で安然と穆川が心を通わせたのに、点灯役になった穆川の命がまた狙われているなんて、不安で胃が痛くなります。
大典の準備に乗じて穆川を亡き者にしようと企む翊王の冷たい視線が、本当に不気味で怖いです。
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