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クルミットです♪
今回は、罪を着せられた十三娘が、傷を負いながら随元青の最期に立ち会うお話です。最後に確かめたかった気持ちへの返事が、あまりにもつらくて……。
一方、帰京を控えた斉姝には、公孫鄞がようやく思いを伝えます。重たい出来事が続く中、この二人には少しほっとしました。
それでは33話を一緒に見ていきましょう!
逐玉-翡翠の君 33話のあらすじ
謝征は、李懐安が斉旻と通じていることを知っていました。そこで李懐安に、役人になったときの初心を忘れないよう忠告します。
そのころ、林安で起きた虐殺と劉家皆殺しの罪は、すべて清風寨の頭領・十三娘に押しつけられていました。官府は逮捕令を出し、十三娘は行く先々で敵意を向けられる身となります。
山賊たちにも執拗に追われ、どうにか勝ったものの、十三娘は負傷。そんな中、郊外で李懐安を見かけ、何をしようとしているのか確かめるために後を追いました。
罪を着せられたうえに、逃げる先でも襲われるなんて! 十三娘が傷を休める暇もないのがつらいです。
一方、随元青は数人を連れ、斉旻の隠れている廃寺へ向かいます。長年、兄弟として過ごしてきたため、隠れ場所にも見当がついていたのでした。
しかし、いざ斉旻を前にすると、とどめを刺せません。斉旻はそのためらいにつけ込み、苦しみを訴えて随元青を欺きます。
そして、懐から取り出した短刀で、不意に随元青を刺しました。
斉旻も、本当は随元青のように馬に乗り、弓を射て、武芸に励みたかったのです。ところが、長信王と魏厳によって巻き込まれた火事で、治らない病を抱えることに。毎日、薬を飲まなければならない体になっていました。
その恨みを随元青にぶつける斉旻。言いたいことを言い終えると、短刀をいっそう深く突き立てます。随元青は目を閉じ、悔しさのにじむ涙を一滴落としました。
自分を殺せずにいる相手を、こんなふうに刺す? 火事の苦しみを聞いても、随元青にしたことには腹が立ちます。
李懐安が到着したときには、すでに随元青は刺された後でした。斉旻は、自分を無事に都へ送り届けなければ、李家も魏厳との争いに敗れると脅します。
しかも、実の息子である俞宝児を殺し、俞浅浅を取り戻すよう命じたのです。
去っていく斉旻を見ながら、小卓は、育ててもらった恩も忘れ、兄弟を殺し、わが子まで追う人間に皇帝が務まるものかと非難。李懐安も、斉旻が即位すれば民が苦しむと考えていました。
俞宝児まで殺せという命令には、さすがにうんざり。李懐安も斉旻の恐ろしさが分かっているなら、これ以上言いなりになってほしくないです。
夜になっても、随元青にはわずかに息がありました。そこへ現れた十三娘は、自分に本気の気持ちを向けたことがあったかと尋ねます。
随元青は、最期に嘘をつこうとはしませんでした。十三娘への真心は、少しもなかったと答えたのです。
そのうえで、軍を指揮する権限の証しとなる虎符を十三娘に渡し、樊長玉へ届けるよう頼みます。
そして、自ら首を切りました。十三娘がその首を長玉に差し出せば、持参した虎符も信用してもらえるようにするためでした。
最期にあの返事を聞かされて、その首まで託される十三娘がつらい。虎符を受け取っても、気持ちは置いていかれたままですよね。
一方、朝廷では李陘と魏厳が皇帝の前で争っているところに、急ぎの軍報が届きます。
軍用の地図を読めない長玉ですが、戦では何度も手柄を立てていました。その功績によって、李懐安と霽州の軍権を分け合う件は、それ以上問題にされずに済みます。
長玉は翌日に帰京する斉姝のため、送別の宴を開きました。李懐安は長玉に顔向けできず、出席しません。
斉姝が早めに席を立つと、謝征と長玉は、公孫鄞に後を追って本心を伝えるよう促します。
公孫鄞は斉姝を追いかけ、公孫家が栄え、衰えていった過去を話しました。そして、結婚したいという思いを伝えます。
謝征を助けて魏厳と李家を倒した後は、河間で二人、世間の争いから離れて暮らしたい。それが公孫鄞の願いでした。
ところが、斉姝はいったん断ります。公孫鄞は一歩後ずさり、傷ついた様子。しかし次の瞬間、斉姝は振り返り、申し出を受け入れたのです。
斉姝、そこで断るから心配しました! 公孫鄞の思いが報われて、ようやくほっとできましたね。
宴で酒が進み、長玉はすっかり酔ってしまいます。本人は酔っていないと言い張りますが、謝征は部屋へ連れていくことに。
長玉が「侯爺」という侯爵への敬称で呼ぶと、謝征は不機嫌になります。そこで長玉が「言正」と呼び直すと、謝征の心が動きました。
二人は窓辺で口づけを交わします。
言正と呼ばれると、やっぱり弱いんですね! 酔った長玉を連れ帰る謝征にも、やっと二人で過ごす時間ができて良かったです。
翌日、長玉は斉姝を見送ります。馬車が遠ざかってから、公孫鄞と謝征が城楼に姿を現しました。
謝征も、都へ戻って決着をつける時が来たと分かっていました。
それから三日後。都の驚鵲楼では、李陘の末の孫・李懐欽が魏宣を怒らせ、片脚を折られてしまいます。
逐玉-翡翠の君 33話の感想まとめ
一番残ったのは、十三娘が随元青に、本気で思ってくれたことがあったかと尋ねる場面でした。
あれだけ追われて傷ついて、それでも最後に確かめたかったのが自分への気持ち。そこで少しも真心はなかったと返されるのは、きつかったです。
嘘をつかなかった随元青の気持ちは分かります。でも、十三娘はその答えを抱えて、虎符まで届けることになるんですよね。もう少し十三娘をいたわる言葉はなかった?
斉旻には、話が進むほどイライラしました。随元青が手を下せないことにつけ込んで刺し、その後は自分の子を殺せと命令。李懐安には、謝征から言われた初心を、ここで思い出してほしい!
公孫鄞と斉姝の場面には救われました。いったん断られて後ずさりした公孫鄞が気の毒だったので、斉姝が振り返ってくれて本当に良かったです。
長玉と謝征の窓辺の口づけも、少し肩の力が抜ける時間でした。ただ、十三娘への最後の返事だけは、読み返しても随元青に腹が立ってしまいます。
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