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クルミットです♪
「逐玉-翡翠の君」も、ついに最終回を迎えました。長玉と謝征がたどってきた長い道のりも、ここで一区切りですね。
瑾州の悲劇を招いた企みが明らかになり、それぞれが自分のしたことと向き合います。浅浅と斉旻の別れ、幼い皇帝の誕生。そして、長玉たちが帰ってきた林安鎮には、うれしさだけでは埋められない寂しさもありました。
二人が迎える五年後まで、結末を追っていきます。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
逐玉-翡翠の君 最終回(第40話)のあらすじ
かつて譲位について語られた言葉を知っていたのは、承徳太子を含む五人だけでした。その話を先帝に漏らした人物として、権力に執着していた李陘が疑われます。
先帝は、人望の厚い承徳太子を排除しようとしていました。実の息子を消すため、長信王に偽りの約束をして、援軍を出さないよう仕向けたのです。
そして、魏厳と淑妃・戚容音の間にある思いも利用。戚容音の筆跡をまね、瑾州へ救援に向かっていた魏厳を都へ引き返させます。
魏厳が戻り、長信王も動かない。こうして瑾州は援軍を得られず、あの悲劇に至ったのでした。
息子を排除するために、助けに向かう人まで引き返させる? 先帝のやったことには、さすがに腹が立ちます。
魏厳は国を安定させるために宮中で政変を起こし、戚容音が亡くなった後、先帝に退位の詔書を書かせていました。
実は都へ戻る前、魏厳は最も信頼する部下の魏祁林に、軍を動かす証しである虎符を渡していました。しかし、長信王の援軍は来ず、先帝の企みを防げませんでした。
その後、魏厳は魏祁林に裏切り者の罪を着せます。謝征が李陘の影響で瑾州の事件を調べ直すと、今度は謝征との甥と叔父の関係を守ろうと、魏祁林を殺すための刺客まで送り込んだのです。
一番信じていた部下に罪をかぶせて、最後は口まで封じようとする。魏祁林があまりに気の毒で、ここはつらかった。
魏厳と陶太傅のやり取りを、外にいた長玉と謝征はすべて聞いていました。事件の真相と、身内が隠してきた罪を知った二人は、複雑な思いを抱えます。
一方、相次ぐ出来事に耐えられなかった斉昇は正気を失い、斉姝のことも分からなくなっていました。
城壁から落ちた斉旻は命を取り留め、牢に入れられています。そこへ俞浅浅が、毒を入れた汁物を用意しました。
斉旻は毒だと分かっていながら受け入れ、浅浅の手で飲ませてほしいと求めます。そして最期を前に、いつから浅浅を好きになったのかを静かに打ち明けるのでした。
本当に好きだった。それでも、生まれ変わったら二度と会わないことを望む斉旻。
浅浅にも、彼への情がまったくなかったわけではありません。最後までそばにいた浅浅の腕の中で、斉旻は息を引き取ります。
好きだったと伝えた後に、来世では会いたくないと願う別れが切ないです。浅浅がその最期を自分の腕で受け止めるのも、きつかった。
永平十八年、俞浅浅は皇太后となり、幼い皇帝に代わって政治に関わる権限を得ます。俞宝児は俞煜と名を改め、新たな皇帝に即位。年号は永興となりました。
亡き魏祁林には忠勇伯、孟叔遠には武粛侯の爵位が贈られます。謝征は摂政王として政治の中枢を担い、樊長玉は懐化大将軍に任じられ、一品護国夫人の爵位を授けられました。
魏祁林の汚名が晴れたのは、本当によかった! 本人がこの日を迎えられなかったことだけは、どうしても悔しいです。
立派な地位についた俞煜も、長寧の前ではまだ子ども。二人は玉座の後ろに隠れ、お菓子をこっそり食べています。
俞煜が自分の皇后になってほしいと尋ねると、長寧はその意味をよく分からないまま、あっさり承諾します。
玉座の後ろでお菓子を食べている二人に、ほっとしました。皇后の約束は、もう少し大きくなってからでもいいですよね。
李家は全財産を差し出し、罪を償う姿勢を示します。皇帝と摂政王は約束を守り、李陘には手を出しません。
ただ、李陘の手にはもう権力がなく、残ったのは後悔でした。李懐安は罪を償うため、寒さの厳しい辺境への左遷を自ら願い出ます。
そして長玉は、謝征と長寧と一緒に林安鎮へ帰ってきます。長玉には、亡くなった近所の人々の姿がそこにあるように思えるのでした。
質素な服を着た謝征と長玉は、かつての婿の言正と、豚をさばいて暮らす長玉に戻ったようです。
長玉は趙のおじさんとおばさんを義理の父母として迎え、呼び方も改めます。金元宝たち四人も、そろって無事に帰還。ただ、満地の姿はありません。
四人とも無事に帰ってきてくれてよかった! でも、ここに満地もいてほしかった。その一人がいないことが、寂しくてたまりません。
雪が降る季節、魏厳にも最期の時が訪れます。
午時三刻、魏厳は謝征が用意した毒酒を飲みました。体を切り刻む凌遅の刑を免れ、苦しまずに命を終えます。
魏厳がしたことは許せないです。それでも、毒酒を用意した謝征の気持ちを思うと、この最期をすっきりとは受け止められませんでした。
それから五年後。瑾州の軍営にいる謝征と長玉は、攻めてきた北厥を夫婦で迎え撃ちます。
長玉はすでに二人の子どもの母親になっていました。それでも腕は少しも衰えず、戦場では謝征に引けを取りません。
長玉、二人のお母さんになっても強い! 最後まで謝征と一緒に戦う姿を見られたのが、うれしかったです。
逐玉-翡翠の君 最終回の感想・大結局まとめ
一番心に残ったのは、林安鎮に帰った長玉たちの姿です。金元宝たちが無事だったことに安心した分、満地がいないことがこたえました。みんなと一緒に帰ってきてほしかった。
趙のおじさんとおばさんを義理の親として迎える長玉には、ほっとした気持ちもあります。あの二人を家族として呼べるようになったのが、うれしいですね。
浅浅と斉旻の別れも、簡単には忘れられません。斉旻が毒を承知で口にしたことも、浅浅が最期まで抱いていたこともつらくて。好きという気持ちが残っている別れは、やっぱり苦しいです。
全四十話の長玉を振り返ると、豚をさばいて暮らしていた彼女が大将軍にまでなったことに、しみじみします。謝征も摂政王になりましたが、私がうれしかったのは、二人が質素な服で故郷へ帰れたことでした。
瑾州の真相が分かり、魏祁林の名誉も戻りました。それでも帰ってこない人がいる。その寂しさは残ったままです。
だからこそ、五年後の長玉と謝征が、夫婦として一緒にいる結末には安心しました。二人の子どもの母になっても、謝征と共に戦場へ出る長玉が頼もしくて、うれしかったです。
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