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前回は深夜の花火騒動やキス未遂（？）が重なって、益々ドタバタ状態の宜陽書院。宋父（ソウ・フ）の厳しい態度や周霁（しゅうき）への思いなど、宋竹（ソウ・チク）は悩みが尽きないようです。萧禹（ショウ・ユー）の背中に残る火傷は、あのとき何があったのか物語っているようで……。さっそく第10話をチェックしていきましょう！
それでは第10話を一緒に見ていきましょう！
トキメキ☆翡翠ロマンス 第10話のあらすじ
宋竹が火の粉から助け出された夜、実はあの花火は李文書（り ぶんしょ）の仕業だったと判明します。もともと李文書は二姐（じえ）へ想いを伝えようと花火を上げるはずが、なぜか大哥（だいか）を呼び出してしまい、恥ずかしい失敗に終わったのでした。宋竹と大哥も夜中に塀を越えて帰宅したところを母に見つかりますが、大哥が「ただ花火を見ていただけ」と説明して一件落着。二姐は「李家とこれ以上の縁は望まない」と冷たく突き放します。
一方、周霁は書院で花火を挙げたことが問題になるのではと心配しますが、萧禹は「むしろチャンスかもしれない」とどこか楽観的。そんな折、周霁は何やら深刻な内容の手紙を受け取り、表情が暗くなります。周囲の生徒たちは相変わらず斗蛐蛐（コオロギ相撲）に夢中で、萧禹も三叔（さんしゅく）のもとへ行って背中の傷の手当てを。どうやらこれも宋竹をかばった際に負ったやけどのようです。
書院で花火が上がった件に関しては、夫子（ふうし）たちから厳しい言及がありました。しかし、萧禹は「自分がやった」と名乗り出ることで、この騒動を逆手に取ろうとする様子。大胆な彼の行動に、周霁や宋竹も「本当に大丈夫なの？」と心配を隠せません。
そんな中、宋竹は父・宋父から祠堂（しどう）に呼び出され、厳しく叱責されます。というのも「萧禹が書院に入学した以上、ますます婚約の話を具体化していきたい」と宋父は考えているからです。宋竹は一方的に婚約を進められそうで落ち込むばかり。追い打ちをかけるように「お前は三日間、文経閣（ぶんけいかく）で書写の罰だ」と命じられてしまいます。
翌日、萧禹は花火について自ら名乗り出て謝罪し、「文経閣の掃除役を引き受ける」と申し出ます。これには張夫子（ちょう ふうし）も呆れ顔でしたが、萧禹が「ガチョウ“丫丫”を探し出したい」という言葉を持ち出すと、張夫子は強く責めきれなくなってしまいました。こうして萧禹は陳夫子（ちん ふうし）の裁定で文経閣の掃除係に決定。時を同じくして宋竹も文経閣へ抄書のため派遣され、二人は同じ場所で鉢合わせすることに。
文経閣の上階では水漏れが起きていて、萧禹は床掃除に大奮闘。宋竹もそれを見かねて手伝います。そんな中、宋竹は萧禹の背中に火傷の痕が残っているのを発見し、胸が痛むのでした。彼女が「周霁にちゃんと誤解を解いてほしい」と頼むと、萧禹は「本人を呼んで直接言わせれば？」と適当な返答。二人は相変わらず噛み合わないままです。
一方、李文書は恋の助言を得ようと金師姐（きん しし）のもとへ行き、「友人が恋の悩みを抱えている」と相談。金師姐に「花を贈るのはどう？」と勧められた李文書は早速、花屋で美しい花を買って二姐のもとを訪ねますが、またしても門前払い。身動きできない李文書に同情どころか「縁を切りたい」とそっけない二姐。彼の空回りはまだ続きそうです。
一方その頃、宋竹は文経閣を抜け出し、夜の散歩に出かけます。しかし、慌てて戻る途中、男学の生徒たちが沐浴を終えてわらわらと出てくるところに鉢合わせ！ ぎょっとして物陰に隠れていると、そこへ周霁が現れ、やむなく二人で隠れる羽目に。さらに萧禹は張夫子の部屋にこっそり入って何かを企んでいる様子……。果たしてこの夜、どんな秘密が明らかになるのでしょうか。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第10話の感想まとめ
第10話は、花火騒動の後始末からさらに新たな展開が次々と起こりましたね。宋竹は罰を受けつつも、婚約話が現実味を帯びてきて心中穏やかではありません。一方の萧禹はさりげなく背中の傷を隠しながら、書院での地位を確立しようと奔走しているようにも見えます。
それにしても、李文書の暴走ぶりは相変わらず。二姐へのしつこいアプローチが空回りしていて、ますます距離を置かれている様子にハラハラしてしまいます。周霁や宋竹、そして萧禹の三角関係（？）も加速していて、誰かが一歩踏み出せば一気に状況が変わりそうな予感。
これから先、文経閣での罰や夜の探索で何が起きるのか、期待が高まりますね！
次回は、張夫子の部屋に忍び込んだ萧禹の真意や、宋竹が周霁への想いをどう伝えるかが焦点になりそうです。書院ならではの規則や礼儀がある中で、恋の行方や婚約話がどんな形で進むのか、目が離せません。
以上、第10話のあらすじと感想でした。次回も一緒に楽しみましょう♪
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