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前回の第29話では、萧禹(ショウ・ユー)と宋竹(ソウ・チク)の距離が急接近しつつ、周霁(しゅうき)や颜钦若(がん しんじゃく)もそれぞれの想いに迷いながら一歩を踏み出す姿が印象的でしたね。そして今回の第30話では、さらなる事件が起こり、ついに宋竹が自分の気持ちをハッキリと自覚する場面が訪れます。果たして萧禹は「本当の正体」にどう向き合うのか?
それでは早速見ていきましょう!
トキメキ☆翡翠ロマンス 第30話のあらすじ
お酒を飲んだ宋竹と萧禹、思わぬ距離の急接近
ある夜、宋竹はほろ酔い加減で萧禹の肩に寄りかかり、我に返って慌てて離れます。萧禹は「酔ってヨダレ垂らすなんて」とからかい、宋竹は怒って追いかけるものの、萧禹がサッと抱き止めたため、思わずドキッ。照れ隠しに逃げ帰った宋竹は「酔って何か変なこと言ってなかったかしら」と恥ずかしさでいっぱいに。
一方、萧禹もどこか切なげな表情を浮かべつつ、まるで「この一瞬でもそばにいられて良かった」と感じているように見えます。
二哥からの書信と太子の思惑|李善才一家に悲劇が
宋父(ソウ・フ)のもとへ二哥(にけ)から書信が届き、その内容が気になる太子。太子は「何が書いてあるか知りたい」と興味津々ですが、萧禹は「宋父を疑うなんて」と抵抗する気配が。
ちょうどその頃、李善才(り ぜんさい)一家が不穏な動きを見せます。李善才は辞官を決意し、妻子を舅の家へ逃がそうとするものの、状況は急転直下。なんと両親が自ら命を絶ってしまい、息子の李文書(り ぶんしょ)は孤児となる悲劇に。
この知らせを受けた宋竹は、「以前、宋父が李善才を告発する手紙を書いていたかも……」と思い出し、胸の痛みを隠せません。萧禹は「李善才の手下が報復に及ぶ恐れがあるから、危険な行動は控えて」と宋竹をなだめるが、彼女は落ち着かず、一緒に太子に会いに行こうと提案されます。
太子との対面|捐款改革と“萧禹の正体”への示唆
太子に紹介する際、萧禹は宋竹を「小五」と仮の名で呼び、一緒にお菓子を買いに行くなど和やかな雰囲気。しかし太子は体調を崩し、咳き込んで血を吐いてしまいます。太子は「萧禹には黙っていてくれ」と宋竹に頼み、さらに彼女を信頼する姿勢を見せます。
萧禹に対しては「宋父を疑う声もあるが、あの人は正しい人だと信じたい」と言いつつ、捐款(寄付)問題の改革に本腰を入れる決意を示唆。そして「おまえは本当は“萧禹”じゃないんだろ?」と核心を突きつつ、「彼女(宋竹)と深く関わるのは危ういぞ」と暗に警告。萧禹は苦い表情で否定しつつも、太子の言葉が頭を離れません。
李文書の襲撃、萧禹が宋竹を庇って矢傷を負う
周霁と颜钦若は後山で落ち合い、彼女が持ってきた雨傘でしっとりと再会。さらに周霁が花束を用意しており、二人の仲が縮まる予感……。
その一方、萧禹と宋竹も山中に出かけてお茶を摘んで太子に届けようとする最中、亡き両親の恨みを晴らそうとする李文書が現れ、宋竹めがけて矢を放ちます。萧禹はとっさに体を張って宋竹を庇い、流血して倒れ込む瀕死の状態に。
その姿を見て宋竹は「死なないで! 好きなの、私……あなたが好き」と号泣。萧禹も応急処置が必要な状態で、雨が降り出す中、二人は近くの山洞へ避難することに。
山洞での告白|「本当に好きなのは萧禹」
山洞に逃げ込み、宋竹は必死に萧禹の傷を手当てします。震える手つきで薬を塗り、包帯を巻きながら涙ぐむ彼女を見て、萧禹も「どうしてここまで俺を守ろうとする?」と問いかけます。宋竹は涙を浮かべつつ
「……だって、私は萧禹が好きなんだもん!」
と思わず本心を吐露。萧禹は心底嬉しそうな表情を見せるも、太子の「お前は本物の萧禹じゃない」という警告が脳裏をかすめ、複雑な心境に陥ります。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第30話の感想まとめ
第30話では、李文書一家の悲劇や太子の病状などシリアスな要素が際立つ一方、宋竹と萧禹のラブコメ的な部分も急加速しましたね。特に矢傷を負った萧禹を必死に守り、「好き」と明言する宋竹の場面は感動的でした。
周霁と颜钦若も、花束と雨傘のやりとりで急接近するかと思いきや、まだまだ微妙な距離感が残る様子。一方、萧禹は「本物の萧禹ではない」という秘密を抱え、太子から注意を受ける立場に。
今後、宋竹に“真相”をどう伝えるのか?
それにより、二人の関係はどう変わるのか? ラブと政治的陰謀が入り混じった本作らしい展開がますます盛り上がりを見せています。
特に気になるのは、李文書が再度の復讐劇を起こす可能性や、捐款問題の捜査で宋父がどう動くのか。そして萧禹の体は大丈夫なのか……目が離せない要素ばかりですね。次回の激動の展開にもぜひ注目しましょう♪
以上、第30話のあらすじと感想でした。次回も一緒に楽しんでいきましょう♪
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