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前回の第27話では、萧禹(ショウ・ユー)が実家に強制連行され、宋竹(ソウ・チク)と周霁(しゅうき)・颜钦若(がん しんじゃく)の四角関係が大混乱に陥ってしまいましたね。加えて宋竹は謎の襲撃を受け、名誉を傷つけられるなど、事態は深刻化するばかり。
今回の第28話では、萧禹が再び学院に姿を現し、衝撃の行動をとる一方、宋竹も“婚約”の問題に一つの決断を下すことに……。それでは第28話を一緒に見ていきましょう!
トキメキ☆翡翠ロマンス 第28話のあらすじ
萧禹の奇策|相親会からの“脱走”で学院へ帰還
母親に用意された相親の場へ渋々出席する萧禹。はじめは護衛たちが厳重に見張っているものの、萧禹は相手の晴児(せいじ)と二人きりになった瞬間、
「実は頼みがあるんだ」
と彼女に自分の服を着替えてもらい、さらに屋敷の壁を乗り越えて“脱走”することに成功します。後で気づいた福王(ふくおう)は大激怒するも、萧禹の行方を追うには手遅れ。こうして萧禹は再び宜陽(ぎよう)へ戻ることになりました。
宋竹と颜钦若の決裂|雨中の謝罪も届かず
一方、学院では“婚約バレ”のショックから立ち直れない颜钦若。自分だけが騙されていたと思い、宋竹を激しく責めます。宋竹は勇気を出して颜钦若に謝罪し、「あれは子どもの頃の約束で、本気で結婚なんて考えてない」と必死に弁明しますが、颜钦若は
「だったらなぜ最初から話してくれなかったの?」
と、深い傷を負った心を隠せず「もう二度と関わりたくない」と背を向けてしまうのです。
周霁の冷たい態度|宋竹の襲撃事件と学院での噂
周霁も同様に気持ちが沈み、「宋竹と萧禹のことなんか関係ない」と言い放つほど。宋竹は男学斎舍へ足を運びますが、萧禹が強引に連れ出し、「もう周霁や颜钦若に会わないほうがいい」と警告。しかし宋竹は「自分が生まれ持った婚約なんて大嫌い!」と爆発し、萧禹に当たり散らします。そこへ突然現れた福王の部下が萧禹を連れ去り、混乱のまま宋竹は帰宅。
そんな宋竹をさらに不運が襲い、夜道で何者かに拉致され、衣の一部を切り取られて放免されるという事件が発生。翌日には学院に“宋竹の衣の切れ端”が出回り、「男と不貞の関係を持った証拠だ」と噂され、彼女は窮地に立たされます。
萧禹の帰還|公開宣言で宋竹を守る
しかしそこへ、相親会から逃げ出してきた萧禹が突然学院に戻り、
「宋竹と婚約してるのは俺だ。彼女を傷つけるのは許さない!」
と宣言。一気に噂をシャットアウトします。これを見た颜钦若と周霁はさらに複雑な思いを抱えますが、萧禹は「宋竹には責任を負う」と周囲にアピール。そのまま宋竹を連れ出し、彼女を慰めるように外で食事をしながら、
「泣いてもいいんだぞ。自分を責めすぎるな」
と優しい言葉をかけます。宋竹も冷静になり、「あれほど周霁に夢中だったはずだけど、泣いてみたら不思議とスッキリしてる」と気づくのでした。
周霁×颜钦若の変化|萧禹×宋竹の婚約解消へ
一方、周霁は颜钦若を誘い甘味処へ行き、「甘いものを食べれば気が楽になる」と励ましますが、颜钦若は突然涙をこぼしてしまうなど、まだ心が整理できず。ただ、周霁も「宋竹と萧禹のことは祝福する」と明言し、彼女を気遣うそぶりを見せます。
そんな中、萧禹が宋竹を宋家へ送り届けると、宋竹は「ありがとう」と感謝しつつ、
「じゃあこれを……“退婚状”よ」
と封書を差し出し、「もう私に責任なんて負わなくていい。むしろお互い自由になりたいから、これで終わりにしましょう」とはっきり伝えます。萧禹は戸惑いつつも受け取り、ついに「婚約解消」が決定。宋竹は「不思議と寂しさよりも、肩の荷が下りたような気分……」と心の変化を実感するのでした。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第28話の感想まとめ
第28話は、萧禹の突拍子もない“相親脱走計画”から始まり、学院への華麗(?)な復帰、そして宋竹を噂から救うというヒーロー的活躍が印象的でしたね。
一方で、宋竹自身は周霁との恋心を「泣きはらしてみたら、そこまで強い愛じゃなかったかもしれない」と認め始めたり、顔を背ける颜钦若へ「婚約なんて形だけ」と必死に釈明したり、感情の起伏が激しい回でした。
特筆すべきは、最後に宋竹が“退婚状”を渡し、長年の婚約を解消したシーン! これで萧禹も宋竹も“お互いが自由”になれる一方、物語はさらに予測不能な展開になりそうです。周霁と颜钦若の関係にも変化があり、“四角関係”がどのように落ち着くのか、まだまだ波乱が続きそうな予感……。
次回は婚約を解消した2人がどんな道を進むのか、そして学院や書院をめぐる“寄付金の闇”にどう関わってくるのか――ラブとミステリーの融合がますます盛り上がりを見せる『トキメキ☆翡翠ロマンス』から目が離せませんね!
以上、第28話のあらすじと感想でした。次回もお楽しみに♪
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