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前回の第26話では、萧禹(ショウ・ユー)と宋竹(ソウ・チク)の「婚約」情報が周霁(しゅうき)や颜钦若(がん しんじゃく)に伝わり、四角関係が一気にこじれましたね。さらに萧禹は“本物の萧禹ではない”という疑惑を匂わせつつ、福王に連れ戻されてしまうなど、事件が続出。
今回の第27話では、各キャラが深い悲しみや戸惑いに陥る一方、周霁と周霏(しゅうひ)は新たな苦難に直面。果たして彼らの運命はどう動いていくのか……さっそく見ていきましょう!
トキメキ☆翡翠ロマンス 第27話 あらすじ
萧禹と宋竹の婚約が知れ渡り、颜钦若はショックを受ける
李文書(り ぶんしょ)の暴露によって、宋竹と萧禹の「婚約」話が公になってしまい、颜钦若は打ちのめされた気持ちで斎舍へ帰ります。
「どうして私だけ知らなかったの……?」
と、周囲に隠されていたように感じてしまい、宋竹に対しても複雑な感情を抱きます。雨の中、宋竹は必死に追いかけて「ただの子供の頃の取り決めで、絶対に退婚する」と弁明しますが、颜钦若は「あなたが隠していた事実が一番つらい」と涙するのでした。
周霁も動揺|宋竹、男学舎に行くも萧禹に連れ去られる
一方、周霁もまた沈んだ気持ちのまま。宋竹が男学の斎舍へ行き、周霁と話そうとするところへ萧禹が現れ「行くな」と言わんばかりに連れ出します。
萧禹は「宋竹も周霁も颜钦若も、皆が無理をして傷ついている。これ以上余計な混乱を生むな」と忠告しますが、宋竹は「生まれながらに婚約を背負わされるなんて嫌!」と怒りを爆発。
そんな彼女を萧禹がどうなだめようかと思った矢先、福王が登場し、萧禹を強引に連れ去ってしまいます。
実は福王が本当の父親で、「萧禹」の名を騙っていた息子に激怒しており、「今すぐ家へ戻れ」と連れ去ったのです。
宋竹は塞ぎ込む|萧禹は洛陽で婚活? 福王家の力に翻弄される
萧禹が突然いなくなり、宋竹はショックで食事も喉を通らないほど落ち込み、家でも兄姉を心配させるほど。
翌日も部屋で経文を写しながら「こんな騙し騙されの状況を許してくれるだろうか」と自責し続けます。宋父はそんな娘を見かね、「萧伝中(しょう でんちゅう)からの手紙もある。真実を友人たちに伝えれば、きっと分かってくれる」と励まします。
一方、萧禹は洛陽の自宅に戻されたあと、「母に頼んで相親(お見合い)をセッティングしてくれ」と依頼。実家に監禁状態で外出もままならないため、「ここにいるなら、形だけでも婚活して、すぐ終わらせればいい」という考えのようです。
そんな萧禹の心中には「宋竹が周霁と一緒になる夢」を見て苛立ちと寂しさが混在しており、もやもやを抱えたままです。
周霁の母が病死|豪勢な葬儀を許されず、兄妹は絶望
いっぽう、周霁と周霏が実家に戻ると、母が病床で限界に近い状態。しかし周家では何の配慮もなく宴のような催しが開かれ、母は結局亡くなってしまいます。
周霁は「せめて母の葬儀ぐらい立派にしたい」と願うも、大夫人に厄介者扱いされ、まともな弔いすら許されません。
周霁は母が遺した腕輪を質に入れ、得た銀でなんとか自力で葬儀を行うことに。兄妹は家を出て、これから二人きりで生きていく覚悟を固めるのでした。
宋竹は周霁の行方が分からなくなったことでさらに胸を痛め、「私、周霁に何もできない……」と深く落ち込みます。
そんな中、宋竹は街で事件に巻き込まれ、李善才がまた一枚噛む
二姐とともに颜钦若へのお詫びの品を買いに行った宋竹は、街でチンピラに絡まれたため、一蹴して逃走。怒ったチンピラが役所に訴え出ますが、李善才(り ぜんさい)は“替え玉”を用意してお茶を濁し、まともな捜査は行われないまま。
「李家はしつこく宋竹との縁談を狙う一方、こんな形で邪魔をしてくるの?」
と、宋竹たちは不信感を募らせるのです。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第27話の感想まとめ
第27話は、主要キャラが次々と大打撃を受け、かなり重苦しい雰囲気が漂いました。
萧禹は福王に連れ戻され、自分が「本物の萧禹ではない」ことを明かしかけたところで強制退場。相親を余儀なくされるなど、家の束縛に苦しみます。
宋竹は結局「婚約を背負わされた人生なんて嫌!」と苦悩。さらに周霁が母の死や家族からの冷遇で絶望し、行方も分からなくなり、助けられない自分に苛立ちます。
颜钦若は「みんなが婚約を知ってたのに自分だけ知らなかった」とショック。せっかく築いた友情も揺らぎそう……。
そして周霁は母を失い、妹と共に生きていく道を模索するようになり、宋竹や萧禹からも離れる形に。
さらに李家の暗躍やチンピラ絡みの事件まで加わり、もう最悪のタイミングが重なっていますね……。
次回は、萧禹がこの状況をどう打破して宋竹や周霁のもとに戻るのか? 颜钦若との友情はどうなるのか? 周霁は母の遺志を胸に何を選ぶのか? 最悪の状況からどう浮上するか、見どころ満載です。
以上、第27話のあらすじと感想でした。次回もお楽しみに♪
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