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前回の第30話では、李文書(り ぶんしょ)の襲撃から萧禹(ショウ・ユー)が宋竹(ソウ・チク)を守り、二人の想いが一気に通じ合うかと思いきや、まだまだ一筋縄ではいかない状況が続いていましたね。今回の第31話では、そんな萧禹と宋竹が山洞で過ごすドキドキの夜を迎える一方、李文書の動向や書院封鎖が急展開を引き起こします。
さっそく見ていきましょう!
トキメキ☆翡翠ロマンス 第31話のあらすじ
山洞での一夜|甘く切ない“もしも”の夢と突然のキス
矢傷を負った萧禹と宋竹は、嵐の中で山洞に避難して過ごすことになります。夜更け、萧禹の傷の手当てを終えた宋竹は、神像の前で「このままお別れにならないといいけど」と不安げな表情。そんな彼女に対して、萧禹は
「オレは普通の書生じゃない。必要があれば“華山”さえ割ってみせる」
と熱い言葉で想いを示します。
一方、疲れ切った宋竹がうとうとしていると、萧禹は彼女にそっとキスをしようとする夢を見て、ハッと飛び起きる。半分ホッと安堵しながら振り返ると、今度は現実の宋竹が逆に彼に顔を近づけ、キスをしてまた眠りに落ちるというハプニングが発生。萧禹は「えっ、今のって夢じゃない…よな?」と動揺しつつ、妙な幸福感を抱えたまま夜を明かします。
翌朝:宋家が救出、李文書の悲惨な現実が明るみに
翌朝、宋家の人々が二人を発見し、萧禹は医館で手当てを受けるために連れて行かれます。まだ混乱が残る中、深夜に李府へ戻った李文書は「保命符」を握りしめて涙に暮れていました。そこへ現れた黒装束の刺客が、欲しがっていた“帳本”を手にした李文書を襲撃。なんとか逃れた李文書は書院へ駆け込んで申教頭(しん きょうとう)に助けを求めます。
周霁(しゅうき)と颜钦若(がん しんじゃく)は一方で急接近、彼の母の復讐を果たすべく越国公の娘婿になると宣言する周霁には強い意志が感じられます。
陳夫子の犠牲と書院封鎖|衝撃の事実発覚
そんな時、萧禹と陳夫子(ちん ふうし)が李文書のSOSを受け取って駆けつけますが、刺客の襲撃により陳夫子が命を落としてしまう悲劇が…。陳夫子は最期に帳本をしっかり握りしめ、周霁を呼び止めるように“出て来るな”と警告して絶命。李文書は何とか逃げ出し、鐘を鳴らして助けを呼ぼうとしますが、周囲は怖がって誰も手を貸してくれません。
帳本を手にした周霁は、その中身を見て愕然。これこそ捐款(寄付金)をめぐる巨大な汚職の証拠であることが示唆されます。さらに書院は今回の事件が“汚職に関わった”という疑惑で封鎖され、宋父(ソウ・フ)は学子たちを連れて一時退去することに。学院は閑散となり、宋竹は胸を痛めます。
大姐の言葉と太子の動き|それぞれが次の道へ
大姐は陳夫子の死に深く悲しみながらも、「もし自分が想い人と巡り合ったなら、絶対に後悔しないようにしたい」と宋竹に語ります。一方、太子は三叔(さんしゅく)を宋父の元へ派遣するよう指示しており、捜査が本格化。だが宋父は萧禹に「決して太子に正体を明かすな」と忠告し、書院封鎖を余儀なくされる現実を受け入れます。
周霁は帳本を持ち帰って何かを確信し、姿を消した様子。萧禹が気づくとすでに帳本はなくなっており、どう行動するか思案するしかない立場に…。さらに赵娘子の父が颜钦若に「今回の騒動をどう処理するか、お前がしっかりしろ」とプレッシャーをかけ、彼女と周霁は周霏(しゅうひ)を連れて去ろうと計画します。
学院を去る人々の背中を見送りながら、宋竹はなんとも言えない寂しさに包まれ、颜钦若へのわだかまりも気になりつつ、最後の挨拶すらできない現状に心が乱れます。しかし萧禹は「書院が疑われても、おまえ自身を否定する必要はない」と励まし、今後の行く末を何とか明るい方向へ導こうと声を掛けるのでした。
トキメキ☆翡翠ロマンス 第31話の感想まとめ
第31話は、激動の展開が目白押しでしたね。まず山洞での甘い(?)一夜で萧禹と宋竹の距離がますます縮まり、ほんのり恋愛ムードが高まる一方、李文書の悲惨な境遇や陳夫子の犠牲による書院封鎖というショッキングな事件が重なり、ラブコメとシリアスが一気に加速しました。
萧禹×宋竹:お互いに意識し合う気持ちが顕在化。山洞でのキス未遂(そして実際にキス?)が今後の関係にどう影響するか注目です。
周霁×颜钦若:互いを守ろうとする気持ちが見え隠れし、周霁は越国公の婿を目指すと宣言。さらに帳本を手に入れて母の仇を討つ決意が固まっている模様。
書院封鎖:捐款汚職の核心へと迫る展開で、陳夫子が命を落とすほど事態は深刻。宋父は太子に疑われているのか、萧禹に“正体を隠せ”と念を押すなど、政治的な駆け引きがますます激化しそう。
全体的に「ラブ×陰謀」がさらに入り乱れ、登場人物たちの未来がどう変わるのか予測不能! 次回は、周霁と颜钦若がどんな行動に出るか、萧禹と宋竹の関係が深まるのか、そして帳本の行方がどう捜査を左右するのか、目が離せませんね。
以上、第31話のあらすじと感想でした。次回も是非一緒に楽しんでいきましょう♪
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