塵縁-じんえん- 第10話あらすじと感想|偽りの谪仙を巡る陰謀と、顧清の犠牲がもたらす衝撃の展開

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第10話のあらすじをたっぷりとご紹介していきます。
若尘(じゃくじん)の正体をめぐる大きな秘密、そして三界を救うための重責を背負う人々の思惑がますます交錯。さらに、顧清(こせい)が若尘を救うために選んだ衝撃の行動にも注目です。
それでは第10話を一緒に見ていきましょう!

塵縁-じんえん- 第10話のあらすじ

若尘と張殷殷(ちょう いんいん)は失われた宝を捜すため、旅を続けていました。すると、周囲が不気味なほど霧に包まれ、枯れ果てた森の中に“ポツン”と現れた客栈(かくかん)を発見します。誰もいない様子に不審を抱きつつ、中に入ってみると…何者かに背後から襲われ、そのまま気を失ってしまいました。

気がつくと、そこにいたのはなんと花娘(かじょう)と張万才(ちょう ばんさい)。かつて若尘を育てた二人は、再会を大喜びします。若尘はこれまでの経緯を語り、仙人ではなく“偽物の谪仙”として過ごしてきた負い目などを吐露。すると、張万才は「最初から吟風(ぎんぷう)を排除し、若尘を名代に仕立てる計画だった」と明かすのです。実は花娘と張万才は“三界を救う人物”を探し続ける九幽十三魔の一員で、“雌雄双魔”と呼ばれる魔族でした。

花娘と張万才が“魔”だったなんて驚きです! 彼らの育ての愛情は本物だけに、複雑な気持ちになりますね。
当時、吟風は“大青石”を守るはずの巡守仙人でしたが、「石すら守れない者に三界は守れない」と判断し、吟風を排除。若尘こそが真に人々を救う存在だと見込んで策略をめぐらせていたのだとか。若尘はその事実に衝撃を受けつつも、花娘と張万才に別れを告げ、張殷殷と共に先を急ぎます。

一方その頃、外の世界では張殷殷の母が門派の弟子たちに“宝をよこせ”と詰め寄られ、さらに張殷殷の父が抵抗の末に命を落とすという不幸が起こっていました。ちょうどそこへ吟風が現れ、若尘の正体を暴露しようとします。すでに多くの門派は“若尘が偽物”であることを薄々承知しており、蝗蛇(こうだ)退治が済んだ今、用済みだとばかりに手のひらを返し始めるのです。

大妖を倒した途端、掌を返して責め立てる門派の弟子たち…人間の欲深さが垣間見えますね。
吟風は「本来の谪仙は自分だ」と主張して顧清を取り戻そうとしますが、顧清は三界の混乱を鎮められる器ではない吟風を見限り、「若尘こそが大任を担うにふさわしい」と考えを変えません。激しい戦いの末、若尘は吟風によって重傷を負ってしまい、意識が朦朧となる中で「張殷殷…」と名を呼び愛を訴えますが、その場にいた顧清はそれを聞きながら、若尘を救うために自身の仙力を全て失う決意を固めます。

顧清の献身的な想いには胸が痛みます。自分を選ばない相手でも救わずにはいられない…切ないですね。
顧清は仙人法相(せんにんほうそう)を捨て、ただの人と同じ存在になりながらも、若尘の命を救いました。目を覚ました若尘は彼女に深く感謝しますが、「張殷殷が大切な存在だから、約束を破ることはできない」と告げ、顧清に再び別れを告げます。顧清は未練を抱えながらも、「これが私の愛した男の決断」として受け止めるのでした。

そんな中、張殷殷は重傷を負って倒れてしまい、若尘は彼女を無尽海(むじんかい)の者・零(れい)に預けて看病させます。しばらくして張殷殷は無事に目を覚まし、すぐに「若尘のもとへ行きたい」と言い出します。零が手配した小舟に乗って、西玄(せいげん)へ向かう道を急ぐのでした。

張殷殷と若尘の絆を思うと、何としてでも再会してほしいですね!

塵縁-じんえん- 第10話の感想まとめ

若尘の“偽物の谪仙”という事実が門派たちの手によってついに公になる中、張殷殷の父の死や、顧清の自己犠牲など衝撃的な出来事が相次ぎました。人間(や門派)の欲深さや、魔族である花娘&張万才の壮大な計画など、物語のスケールがぐんと広がりましたね。

何より顧清が若尘を救うために仙人法相を失うシーンが胸を打ちます…。
若尘が重傷を負ったとき、朦朧とした意識の中でも張殷殷を呼ぶ姿には、彼の心がどこにあるかが明白でした。顧清は切ない決断をしたものの、若尘を責めることなく解放してあげる懐の深さが印象的です。一方の張殷殷は、一刻も早く若尘と再会してその無事を確かめたいという強い想いを抱いています。

果たして、若尘と張殷殷は再び合流できるのか? そして、花娘&張万才が見据える“三界を救う存在”としての若尘の行方は? 次回の展開にますます期待が高まりますね。

これからも感動と波乱が続く「塵縁-じんえん-」を、ぜひ一緒に追いかけていきましょう♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする