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クルミットです♪
今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第12話のあらすじをしっかりご紹介していきます。
若尘（じゃくじん）の選択は、いったい誰を幸せにし、誰を悲しませるのでしょうか？
壮大な婚礼が始まる一方で、張殷殷（ちょう いんいん）の想いはどこへ向かうのか…。
それでは第12話を一緒に見ていきましょう！
塵縁-じんえん- 第12話のあらすじ
仙人としての資質を求められる若尘は、自身が“偽物の谪仙（たくせん）”だと告白するも、周囲からは「三界を救う大任を担う唯一の存在」だと強く期待されていました。いったい本物の谪仙である吟風（ぎんぷう）ではダメなのかと若尘は悩みますが、紫微師尊（しび しそん）に連れられて“景宵（けいしょう）真人”のもとを訪れると、彼は大妖の石化術によって命を落としかけている状態。
その命を救うには、“云中居（うんちゅうきょ）の千年秘術”が必要であり、それには若尘が“顧清（こせい）を娶る（めとる）”ことで初めて習得が叶うというのです。さらに、「もともと顧清と谪仙の婚姻は天によって定められたもの。そうしなければ真相（若尘が偽物）も永遠に隠せない」と言われ、若尘は絶望的な気持ちになります。
張殷殷の両親が必死に守ろうとした景宵真人を救うためには、若尘が顧清を娶るしかないなんて、辛い選択ですよね。
若尘の心は張殷殷にあるものの、景宵真人を救いたいと願う張殷殷の母にも「どうか婚礼を承諾してほしい」と頼まれ、若尘は渋々ながらも大婚を受け入れます。
一方、張殷殷は無尽海（むじんかい）からようやく抜け出し、青衣（せいい）と共に西玄（せいげん）を目指します。そこで噂に聞いたのは「若尘が凡人と婚姻を結ぶらしい」という衝撃の事実…。張殷殷は、以前若尘が誓った“自分との結婚”の言葉を信じていたため、当然「自分が花嫁になるのだ」と思い込んでいました。
しかし、大婚当日。西玄は華やかな紅い装飾に包まれ、そこにいた花嫁は顧清——。一瞬で張殷殷の頭は真っ白になり、激しい動揺から彼女は妖狐の姿を露わにし、剣を抜いて式場を大混乱に陥れます。
好きな人の結婚式で“新郎＝若尘”を見たときの張殷殷の絶望は、想像を絶しますよね…。
若尘は張殷殷を前に赤い目をして、その場で本心を言い出せません。怒りと悲しみが頂点に達した張殷殷は、若尘から贈られた“锁妖镯（さようじょう）”を断ち切り、「もうあなたとの縁は終わり。二度と関わらない！」と宣言して去っていきます。
婚礼に招かれていた者たちからは「妖怪め！」と非難の声が上がり、張殷殷を捉えようとする動きが起こりますが、若尘は黙って見過ごすことができず、彼女を逃がすために必死で庇います。紫微師尊はそんな若尘を叱責し、早く婚礼を続けるように命じますが、若尘は顧清を振り払って張殷殷を追いかける道を選びました。
若尘の気持ちは張殷殷にあるのに、状況がそれを許さない…苦しいですね。
しかし張殷殷は姿を消してしまい、必死に探しても見つからないまま若尘は夜になって式場に戻ります。そこには散らかった婚礼の飾りが寂しく残り、顧清が背を向けて佇んでいました。彼女もまた失意の表情を見せ、「私を好きでもないのに、なぜ婚姻を了承したのか」と若尘を責めるでもなく、虚ろな口調で問いかけるのです。若尘はその瞳があまりにも悲しそうで、さらに自分の罪悪感が増していくのでした。
塵縁-じんえん- 第12話の感想まとめ
大婚のシーンは“華やかでありながらも悲劇”というドラマ性が最大限に発揮され、見応え十分でした。若尘が景宵真人を救うために仕方なく婚礼を受け入れるという状況は切なく、何も知らずに喜びを爆発させながら駆け付けた張殷殷との温度差が痛々しいですね。
張殷殷が锁妖镯を断ち切り、若尘に別れを告げるシーンは涙なくして見られません…。
若尘自身も顧清も、お互いに好き合っていないのをわかっていながら結婚を選択しなければならない立場であり、特に顧清は若尘を救うために仙人法相を捨てた過去があるだけに、非常に複雑な思いを抱えているはず。誰も幸せになれない婚礼という皮肉をはらんだエピソードでした。
「運命」「大義」「真実の愛」といった要素が絡み合い、登場人物の誰もが苦渋の選択を迫られているのが本作の魅力でもあります。次回、若尘は張殷殷との関係を修復できるのか、それとも三界安寧のために犠牲を払うことを選ぶのか…今後の展開がますます注目ですね。
次回も、愛と陰謀が複雑に絡む「塵縁-じんえん-」の世界を一緒に楽しんでいきましょう！
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