塵縁-じんえん- 第13話あらすじと感想|張殷殷を探し求める紀若尘の覚悟と揺れ動く三人の想い

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今回は、中国ドラマ「塵縁-じんえん-」第13話のあらすじをご紹介していきます。
結婚式を強行したものの、自分の本心を隠しきれない紀若尘(きじゃくじん)。傷ついて姿を消した張殷殷(ちょう いんいん)を、彼は果たして見つけ出せるのでしょうか?
それでは第13話を一緒に見ていきましょう!

塵縁-じんえん- 第13話のあらすじ

紀若尘と顧清(こ せい)の婚礼は散々な形で終わりを迎え、顧清は涙に暮れていました。彼女は紀若尘に「なぜ私との結婚を受け入れたのか」と問い詰めますが、紀若尘は「顧清が命を救ってくれた恩があるから」と答えるのみ。

顧清は、たとえ紀若尘の心が自分になくても、共に歩んでいこうと決意していました。しかし、今回の騒動ですっかり自信を喪失し、改めて「紀若尘は自分を愛していなかったのでは」と疑念を抱いてしまいます。遂には「私との結婚自体が最初から間違いだったのね」と涙ながらに訴えるのでした。

紀若尘の曖昧な態度が、顧清の悲しみをいっそう深めているように見えますね。
一方、張殷殷の行方がわからず、紀若尘は無我夢中で彼女を探し回ります。九尾天狐のもとを訪ね、張殷殷が来ていないか確認しますが、そこで九尾天狐から「彼女を探したいのなら、その目を差し出せ」と迫られます。驚く紀若尘でしたが、ためらいなく「殷殷に会えるのなら、目など惜しくない」と応じるのです。

九尾天狐は間一髪で針を止め、紀若尘の揺るぎない想いを知ると、張殷殷が絶望の淵にいた時の様子を“幻”として見せます。彼女が涙ながらに去っていく姿を見た紀若尘は胸を痛め、「必ず殷殷を探し出して、本当の事情を話す」と決意を新たにします。

目を失っても構わないほどの覚悟…紀若尘の必死さが切ないですね。
傷心の顧清はお酒に溺れる日々を過ごしていました。そんな彼女を支えたのは、百世にわたり共に転生してきた吟風(ぎんぷう)。二人の間にはもはや“恋愛”だけでは語れない深い絆がありますが、顧清は紀若尘への思いをすぐには断ち切れません。吟風は彼女を“云中居(うんちゅうきょ)”へ連れ戻し、その心の傷が少しでも癒えるようにと尽力します。

一方、青衣(せいい)は張殷殷が気がかりで、行動を共にしようと誘います。人間界での苦しみを捨てて無尽海(むじんかい)へ戻ろうと言いますが、張殷殷は「ひとりでさまよい、紀若尘のことを忘れたい」と、あてもなく旅に出る道を選ぶのです。

張殷殷の傷心ぶりを見ていると、こちらまで胸が締め付けられますね。
そんな中、秋水(しゅうすい)と石姬(せきき)による恒例の“霜降”比武が行われ、今回ばかりは秋水が勝利。これをきっかけに二人は想いを通わせ、なんと結婚することに。石姫の実家である“云中居”からは、結婚の条件として「景宵(けいしょう)真人の中毒を解く」ことが約束され、これにより景宵は回復へ向かいます。

その頃、張殷殷は人里離れた場所を転々とし、紀若尘を忘れようと努めますが、どこに行っても耳にするのは“西玄(せいげん)の紀若尘”の噂ばかり。しかも街では紀若尘が張殷殷の似顔絵を手に、必死で行方を捜しているとの話が広がっていました。張殷殷はその姿を物陰から見つめ、再会への戸惑いと迷いに揺れ動きます。

塵縁-じんえん- 第13話の感想まとめ

前話の結婚式を経て、三人(紀若尘・張殷殷・顧清)がそれぞれ深く傷ついてしまった状況が描かれ、見ていて胸が痛む回でした。顧清の涙、紀若尘の必死な想い、そして張殷殷がひとり旅を続けて心を整理しようとする姿に、それぞれの切なさが滲み出ています。

九尾天狐の“目を差し出せ”という過激な要求に対しても、微塵の迷いがなかった紀若尘の愛は、やはり本物なのでしょう。
一方で、秋水と石姫のカップルが幸せを掴む展開があり、物語全体に希望の光が差したようにも感じます。石姫の実家が云中居であること、そして景宵を救うために行われた結婚という点では、紀若尘と顧清の婚姻と少し重なる部分もあって興味深いですね。

張殷殷が街中で紀若尘の姿をこっそり見守りつつも、声をかけられないシーンは切なくて、二人の恋がこれ以上ないほどすれ違っているのを痛感します。紀若尘の懸命な捜索はいつか報われるのでしょうか? それともさらに波乱が待ち受けているのか…気になるところです。

次回はいよいよ、張殷殷と紀若尘の再会が叶うのか、そして顧清や吟風との関係がどのように変わっていくのかが大きな見どころになりそうですね。今後の展開をぜひ一緒に見守っていきましょう!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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