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クルミットです♪
4話は展開が本当に速かったです。白娉婷の度胸と頭の良さが全開で、楚北捷も「ただ戦うだけの武将」ではないことが伝わってきました。でも最後に晋王がひっくり返してくれて……これ、うかつに気を抜けないドラマです。
それでは4話を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 4話のあらすじ
朝、白娉婷は梅花粥を作って楚北捷のもとへ運びます。梅花粥は大燕の風習で、婚礼翌朝に新婦が夫のために作る特別な粥です。謝罪の意を込めながら、同時に「妻として話を聞いてほしい」という気持ちをこの粥に乗せたわけです。
静かな朝の場面なのに、白娉婷の覚悟がずっとにじんでいました。怒鳴るでも泣くでもなく、ただ膝をついて「止戦を」と言う。この人の芯の強さが、ここで一番出ていたと思います。
白娉婷は楚北捷に、「将軍が止戦という文字を残したのは、心に忍びないものがあるからでしょう」と告げ、戦をやめるよう請います。楚北捷は「ただ本当に娶りたかった。策略ではない」と答えます。白娉婷は「止戦に応じてくれれば、余生をもって報います」と言いました。
しかし楚北捷はすでに全て見抜いていました。昨日の毒は致死量ではなかった。白娉婷は自ら身分を明かすために意図的に毒を飲んだのです。そして夜通しその場にとどまったのも、捕まえにくる者を待って晋王に会うため。最初から目的は「止戦の説得」だった。
晋王は白娉婷を尋問します。白娉婷は「敬安王府の侍女で、主人の仇を討ちに来た」と答えます。晋王は嘘だと見抜き、打擲を命じました。楚北捷はとっさに「夫として」名乗り出て庇おうとしますが、臣下から「軍功を盾に晋王を脅している」と責め立てられます。
白娉婷は「本当のことを言う条件が二つある」と切り出しました。一つは花府の人々を無事に帰すこと。もう一つは自分の遺骨を故郷へ返すことを許すこと。晋王がそれを認めると、白娉婷は言いました。「大燕は今、北方諸国が大晋へ攻め込む玄関口になっています。三年の停戦を与えてくれれば、大晋の国力はより強くなれます」。
遺骨を帰してほしいという条件、聞いてちょっと胸が痛くなりました。死ぬつもりで言いにきてるんです、この人。
楚北捷は白娉婷の覚悟に動かされ、晋王に「止戦を」と訴えます。「戦が続いて国庫は空になり、民は疲弊している。止戦して民が穏やかに暮らせるなら、何が問題なのか」と。
しかし晋王は首を縦に振りません。「あの女は以前、開河淹道の策(川の水を引いて道を水没させる計略)を仕掛けた。放てば次に何を仕掛けるかわからない。娶ることも、放すことも、できない。殺すしかない」と言い、白娉婷を死牢へ送りました。
張貴妃は楚北捷が必死に白娉婷を庇うのを見て激しく嫉妬し、「これ以上言い続ければ謀反も同然」と声を荒らげます。
張貴妃がここで口を出してくるのは……正直、空気読んでほしかったです。
楚北捷は獄中の白娉婷に、一本の簪(かんざし)を届けさせます。「これが二人で過ごす二夜目だ」という言葉を添えて。
簪を手にした白娉婷の記憶が、二十年前に遡ります。父がかつて楚北捷の母の病を診た日のこと。父は楚北捷の名前を聞いて、奇妙な表情をしていました。そして幼い楚北捷の頭を撫でながら「この先、もう会わぬように」と言った。父は奇門異術(古来の占術・呪術の一種)に通じており、楚北捷が将来、大燕の大きな脅威になると見抜いていたのです。
別れ際に楚北捷の母が白娉婷に手渡した簪。それが今、牢の中で白娉婷の手元にある。
幼い二人がすでに出会っていたという事実、このタイミングで知るのがきつかったです。その子が今、命がけで自分を救おうとしている。
白娉婷の処刑が決まりました。楚北捷は刑場に駆けつけることを決意し、馬を走らせます。しかし到着したときには、すでに全てが終わっていました。残っていたのは血だまりだけ。「遺体はどこだ」と問うと、処刑の担当者から「菜市口(市場のそば)に運んで胴体と頭を縫い合わせ、乱葬地に埋めた」と告げられます。
一方で、燕王と晋王は秘密の会合を開いていました。燕王は内患を鎮めてくれた礼として銅山十座を晋王に贈ることを申し出、「白姓の侍女を連れ帰りたい」と交渉します。晋王はさらに五座、計十五座の銅山を要求して合意しました。別の装束に着替えさせられた白娉婷は、意識のないまま燕王の指定した場所へ送られていきます。
楚北捷は菜市口まで急いで遺体を確認します。しかしそこにあったのは別人でした。晋王のもとへ戻り問い詰めると、こう答えられます。「白娉婷は死んでいない。しかし燕国の間者としての彼女はもう死んだ。死んだ者を燕王に渡して銅山十五座を得た(実際は燕王から贈られた10座+追加で要求した5座で計15座)。十分に値する取引だ」。
晋王のこの計算、冷たくてゾッとしました。楚北捷が必死に動いていた間、白娉婷は別のルートで動かされていた。最初から晋王の掌の上でした。
孤高の花 4話の感想まとめ
今回一番残っているのは、刑場に着いた楚北捷が血だまりしか見つけられなかった場面です。「遺体はどこだ」と問う場面の短さが、かえってきつかったです。あっけなく、でも重い。
楚北捷はこの回ずっと誠実に動いていました。晋王に頭を下げ、白娉婷を庇い、刑場に急いだ。でも全部、晋王に読まれていた。誠実に動けば動くほど利用しやすかったのかもしれない、と思うと、なんとなく腹立たしかったです。
白娉婷は最初から「自分が死ぬかもしれない」ことを前提に話し合いに臨んでいました。遺骨を帰してほしいという条件がそれを示しています。そういう覚悟でいる人が、実際には晋王の政治取引の道具になっていた。気の毒というより、怒りに近い感情でした。
簪がつなぐ幼少期の記憶も、このタイミングで出てきました。父が「もう会わぬように」と言っていた相手が、今まさに自分を助けようとしている。白娉婷がそれを知ったのが獄中の夜だった、というのが妙に胸に刺さります。
晋王については、「嫌なやつだ」と思いながらも、同時に「本当に頭が切れる」とも思わされました。白娉婷を処刑したことにして燕王への手土産にするという発想は、腹は立つけど、正直うまいです。
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