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クルミットです♪
ついに最終回です。
全62話、長かったですね。楚北捷と娉婷がここまで辿り着くのに、どれだけの試練があったことか。そして今回、いよいよ何侠との決着がつきます。
最後まで一切油断できない展開でしたし、何侠の最期がこういう形になるとは思っていませんでした。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
孤高の花 最終回(第62話)のあらすじ
何侠が剣を抜いて叫んだ瞬間、楚北捷との正面対決が始まります。
開戦直後は何侠側が圧倒的に有利でした。数で勝る白蘭軍が一気に攻め込み、楚北捷は馬から叩き落とされ、兜まで外れるという場面も出てきます。
はたから見ると完全に追い詰められているのに、楚北捷の顔が妙に落ち着いていて。あ、これ策だと気づいた瞬間、ちょっとにやりとしました。
そうです、これは楚北捷が仕掛けた罠でした。目的は混乱を作り出すこと。何侠の先鋒部隊と後方の大軍との連絡を断ち切り、首尾を分断させることが狙いだったのです。
何侠の参謀・冬灼はおかしいと感じます。楚北捷の軍が少し抵抗してはすぐ退くだけで、楚北捷一人だけが本気で戦っているように見える。彼は何侠に「憎しみで頭が冷えなくなっています、一万の兵の命を考えてください」と進言しますが、何侠は聞く耳を持ちません。「兵は詭道なり」と一喝し、左右の翼に突撃を命じて楚北捷を生け捕りにしようとしました。
一方、且柔城の中では娉婷が守城を指揮していました。彼女は守備の将士一人ひとりの腕に白い布を結ばせ、こう伝えます。「これが最後の戦い。大軍が来るまで死守すれば、それが勝利だ」と。
自分だって怖いはずなのに、将士たちを鼓舞している娉婷の姿が。誰よりも腹が据わっていました。
楚北捷のもとに娉婷からの伝言が届きます。「あなたのことは心配しないで。百人しか残らなくても、大軍を連れて戻ってくるその瞬間まで待ち続ける。でも、もし抵抗できなくなったら、どうかこの子供を頼みます」という内容でした。
戦場でこれを聞いた楚北捷が、「妻はもう己の命を惜しんでいない」と気づく場面。あの表情は少し切なかったです。
戦況が動いたのはここからです。楚漠然・番麓・則尹の率いる三つの援軍が相次いで戦場に合流します。そして白蘭軍の中にいた祁田将軍が突然裏切り、何侠は一気に前後から挟み撃ちにされました。
祁田将軍は飛照行が残した密書を受け取っていたのです。その内容は「耀天公主を殺したのは何侠だ」というもの。それを知って、彼は反何侠の決意を固めていたということでした。
この裏切りのタイミング、完璧でしたね。何侠が一番得意げになっていた瞬間に来たので、見ていて気持ちよかったです。
正面から当たれなくなった何侠は方針を変えます。「且柔城に総攻撃をかけろ」と命じました。楚北捷の弱点は妻と子がいるあの城、そこを叩けばいいと判断したのです。
娉婷は城門を閉め、盾を展開させます。そして侍女の酔菊と陽鳳に子供を連れてすぐに城を出るよう告げました。酔菊は泣きながら「死んでもそばにいます」と膝まずきますが、娉婷は「陽鳳は必ず行きなさい。子供の安全が最優先です」と言い切ります。
且柔城内での市街戦は壮絶でした。娉婷は兵士たちを大路から小路へと移動させ、白蘭軍の数の優位を少しでも削ごうとします。数十本の矢を受けながら戦い続ける将士たちの姿があり、それでも数では圧倒的に不利なまま。臣牟将軍が戦死したという報告まで入ってきます。
臣牟将軍のこと、ここで名前が出てきて、少し胸が痛くなりました。
娉婷は残った将士を福康・永柔の二本の主要道路に集結させます。「この二本の道を守り抜けなければ、白蘭軍に突き抜けられて包囲が崩れる。死守を頼む。天下の民が末代まで皆さんを覚えていてくれる」と伝えました。
そして娉婷自身が城壁の上に上がり、戦鼓を打ち鳴らします。白蘭軍の兵士たちが「妖女を殺せ」と叫ぶ中、十三娘が真っ赤な衣装でその背後に現れ、娉婷を守りに入りました。
十三娘の赤い衣装の登場、ここぞというタイミングで来ましたね。来てくれたと思いました。
その頃、戦場では晋凉連合軍が且柔城内へと押し返してきていました。楚北捷と何侠の一騎討ちが始まります。
何侠は十分に体力を温存していました。対して楚北捷は戦い続けてきた疲弊した体で、手に武器すらない状態です。剣を持つ何侠が優勢になり、止めの一撃を放とうとした瞬間。
娉婷が死を覚悟で飛び込み、何侠を押しのけました。
二人は城壁から落ちていきます。
そのとき何侠の脳裏に映ったのは、娉婷との記憶ではありませんでした。耀天公主との日々の断片でした。ずっと娉婷に執着してきた男が、死の瞬間にやっと気づいたのです。自分が本当に愛していたのは耀天公主だったと。
これ、何侠として見るとかなり悲しい話ですよね。自分が手にかけた人を、死ぬ瞬間にやっと愛していたと気づく。
何侠は最後の力で娉婷を安全な場所へと押し返し、自分だけが城壁の下に落ちて絶命します。
楚北捷が正式に晋王として即位しました。娉婷はその約束を果たします。王妃として夫の隣に立ち、一代の明君を支え、新しい時代を共に開いていくこととなりました。
孤高の花 最終回の感想・大結局まとめ
一番印象に残っているのは、娉婷が城壁から飛び込むあの瞬間です。
楚北捷の体が言うことを聞かなくなっているのを見て、何侠の剣が迫っているのを見て、娉婷は計算なしに飛び込んでいきました。助かるかどうかなんて考えていない飛び込み方でした。
あの二人を引き裂こうとしてきた何侠が、最後に娉婷を救って死ぬというのは、予想外の終わり方でした。ただ、耀天公主への気持ちに死の瞬間やっと気づくという流れは、何侠というキャラクターに少し人間らしさが戻ってきた気がして。完全な悪役で終わらせなかったんだなと思いました。
全62話、振り返ると娉婷の強さが記憶に残ります。戦略も知っているし、兵書も読んでいる。でも強さが鼻につかないのは、彼女が常に誰かのために動いているからだと思います。楚北捷のため、将士のため、子供のため。自分のためだけに戦う場面がほとんどなかった。
楚北捷も、序盤の頃より随分と変わりました。娉婷との関係を通じて、少しずつ信頼というものを知っていった印象です。最後に晋王として即位するところまで見届けられて、良かったです。
配信や再放送でまた出会う機会があれば、今度はもう少しゆっくり序盤から見直してみたいと思っています。城壁の上で戦鼓を打ち鳴らす娉婷と、赤い衣装で駆け付けた十三娘の場面、もう一度ちゃんと見たいです。
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