ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第33話は、これまで積み重ねてきた悲しみや疑念が、
一気に“形”を持ってしまった回でした。
愛を守るために、恨みを引き受ける――
そんな矛盾した選択が、胸に重く残ります。
それでは第33話を一緒に見ていきましょう。
恋狐妖伝 33話のあらすじ
焚き火の前で向き合う胡尾生と月啼暇。
七宝妙树皮は、相変わらず外れません。
母の言葉が間違っていたのか、それとも――
「提亲=本当の愛」ではなかったのか。
胡尾生は、震える声で本音を口にします。
妖を好きになることはできない。
最初から月啼暇は自分を殺すつもりだったのではないか、と。
泣きながら想いを告げる月啼暇でしたが、
胡尾生の拒絶ははっきりしていました。
怒りと失望の中で彼を追い返しますが、
胡尾生は再び戻ってきます。
「この世界で、君以外に自分を必要としてくれる人がいない」
試してみたい――
その弱さと誠実さが、二人の関係をさらに歪ませていきます。
一方、涂山では異変が起きていました。
苦情树に“圈外”の気配が入り込み、
黒狐が姿を現します。
黒狐は語ります。
愛よりも、恨みのほうが簡単だと。
恨みは人を飲み込み、力へと変わるのだと。
幻境で見た未来が必ず実現すると囁かれ、
涂山红红は“恨力”に手を伸ばします。
六域に黒狐の正体を見せつけるため、
あえてその力を引き受けるという選択。
しかし同じ頃、
涂山の別の場所では悲劇が起きていました。
付澄と流觞が小妖や子どもたちと遊んでいる最中、
“附身”が発生。
付澄は操られ、
無垢な命を奪ってしまいます。
流觞は九霜の腕の中で息絶え、
最後に「人妖和平はきっと叶う」と言い残します。
正気に戻った付澄は、
自分が犯したことを受け止めきれず、
その場で自ら命を断ちます。
駆けつけた東方月初は、
二人の死を前に言葉を失います。
石姬の声が再び耳元で囁き、
彼は付澄の亡骸を抱いてその場を去りました。
涂山雅雅は長老の死、
そして今回の惨劇を知り、
怒りを抑えきれず月初に詰め寄ります。
盟主となった今、
月初の心に涂山は残っているのか。
長老を手にかけたのは、
一气盟を守るためだったのか。
月初自身も答えを見失っていました。
その矢先、
和平村が襲われたという報せが届き、
悲劇は連鎖していきます。
涂山红红は傲来三少に、
“圈外”が苦情树を通じて侵入している事実を明かします。
そして、
圈外には黒い苦情树が存在すると。
今日、あえて月初を突き放したのは、
彼が虚空之泪のために
自分を犠牲にする未来を恐れたからでした。
傲来三少は、
恨力に飲み込まれる危険を案じますが、
红红の決意は固いまま。
彼女は一通の霊蝶を託します。
もしもの時は、
雅雅と容容へ――。
一方、石姬は次の布石を進めていました。
东方月初を取り込むため、
そして月啼暇と胡尾生を利用するために。
胡尾生を守るため、
月啼暇は涂山へ向かい、
苦情树の下での結缘を望みます。
妖族が彼に詰め寄る中、
月啼暇は迷わず盾となります。
その場に現れた石姬は、
月初の心を揺さぶる言葉を投げかけます。
涂山红红が彼を救った理由は、
东方灵血のためだったのではないか。
愛していたとしても、
それは力を得るための“設計”だったのではないか。
「她心里,只有涂山」
月初は否定しようとしますが、
疑念の種は確かに芽吹いてしまいます。
そして――
涂山红红は苦情树の前に立ち、
恨力を汲み上げます。
それでも彼女は信じています。
恨みは、決して愛に勝てないと。
恋狐妖伝 33話の感想まとめ
第33話は、
守るために堕ちるという選択が描かれた回でした。
涂山红红は、
愛を捨てたのではなく、
愛を守るために、
自分が汚れる道を選んでいます。
正しさよりも、責任を引き受ける姿が痛々しい
一方、东方月初は
疑念と喪失の中で立ち尽くし、
もはや誰を信じ、何を信じるべきか分からなくなっています。
付澄と流觞の死、
月啼暇と胡尾生の歪な関係、
そして黒狐と石姬の思惑。
物語は、
いよいよ“破局”の淵へ。
それでも、
恨力の中で红红が信じた言葉――
「恨みは、愛に勝てない」。
この一言が、
次回への唯一の希望に思えてなりません。






コメント