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クルミットです♪
11話はとにかく、景王・慕容璟和と眉林の距離が縮まった回でした。政争の駆け引きがずっと続く中で、蓮の池のそばのあのシーンだけが別の空気を持っていて。酔っ払った景王が「担保に預かる」と言って眉林の簪を抜いていくところ、うまく言葉にできないんですけど、ずっと頭に残っています。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!
春花焔 11話のあらすじ
西焉(せいえん)出身の美女10人が覆面の者に脅かされる事件が起きます。全員の手首に火傷の跡がある。殷落梅に報告した副将は、リストに名前のない眉林に目をつけ、景王が眉林を溺愛しているのを利用して彼女を捕えれば、間諜への接触に使えると提案します。
この副将、眉林をずっと道具扱いしていて、見ていてモヤモヤします。
一方、清宴の調査で李青が西山の鉱山洞窟に幽閉されていることが確認されます。ただ、泸林軍の守将・楊鎮がすでに太子に内通しているため、慕容璟和は焦らず慎重に動く判断をします。
そこへ報告が入ります。殷落梅が劉嬷嬷による美女への火傷の件を掴み、眉林を屋敷に幽閉したと。副将はさらに暴走し、眉林の容貌を傷つけようとします。殷落梅が間一髪で止めます。
そのまま殷落梅が眉林に火傷の出所を問い詰めようとしたとき、慕容璟和が飛び込んできます。
「10人の火傷は自分がやったことだ。眉林に手を出すなら私と敵対するということになる」
わざわざ自分がやったと認めることで眉林をかばっているわけで、これはかなりのリスクです。あの策士の景王が、眉林のことだけは計算より先に体が動いている感じがして。
帰り道、慕容璟和は眉林に種明かしをします。太子・慕容玄烈は眉林の火傷を模倣して景王を陥れようとしていた。西焉の美女たちで朝廷の臣下を取り込み、皇太子の座を狙っているのだとも。眉林が美女たちの身を案じると、慕容璟和は「自分が勝てば全員守れる。打開策もある」と告げます。
まだ信じ切れない殷落梅が再び訪ねてきます。慕容璟和はここで初めてはっきり言います。「至尊の座を争うつもりだ。3日後に鐘林山に来れば真実を話す」と。
その夜、張印が地牢から逃げ出したという報せが両陣営に届きます。死んだふりで騙された太子は激怒し、自ら始末しに動きます。でも慕容璟和はすでに手を打っていました。
3日後、景王は張印の遺体を使い、太子みずからがスパイ問題の後始末をせざるを得ない状況を作り上げます。殷落梅の声を聞いた太子は条件をのむほかなく、ふたりは彼女の前で仲の良い兄弟を演じます。西焉スパイの件は「兵部侍郎・甘寧のしわざ」ということで決着します。
景王がさっさと満足げに立ち去るの、いつも通りすぎて少し笑ってしまいました。
その後、太子・慕容玄烈が殷落梅に告白します。かつて弓術の試合で壊れた弓を渡されて負けそうになったとき、殷落梅が自分の弓を貸してくれた。あのときから気持ちは変わっていない、軍権のためでなく彼女の心が欲しいのだと。誓書まで差し出し、彼女が皇后になっても軍権は手放さない、大炎本物の女将軍としてそのままでいてほしいと誓います。
誓書は予想外でした。出世の道具にされているのかと思っていた殷落梅に、ちゃんと向き合ってきた。太子のことが少し見直せました。
一方、慕容璟和は眉林と合流し、左肩の傷に気づいてみずから手当てをします。そして秘密の密室では、張印が連れていかれ、威北軍先鋒・龐奇が生きていたことが明らかになります。慕容璟和は龐奇に「必ず密室から出してやる。真犯人を法で裁く」と誓います。
夜、蓮の池のそばで、酔った慕容璟和と眉林が出会います。台階に寄りかかりながら、景王は酔いにまかせて言います。「君は私の口唇を噛んだ」と。眉林が「じゃあ噛み返せばいい」と返すと、慕容璟和は代わりに彼女の石の簪を抜き取ります。「太子を倒したら返す」と言って、離しません。
このシーン、うまく説明できないんですけど、よかったです。口唇を噛んだとかそういう話を普通にしている2人の距離感が、もうとっくに普通じゃないですよね。
翌朝、慕容璟和は瞻月閣の庭を掃き清めさせ、「死不了(しなない草=ポーチュラカ)」と呼ばれる野の花を残しておきます。踏まれても枯れない野草です。眉林への気持ちは、言葉にしなくても見る人が見れば明らかです。眉林も景王のことが頭から離れず、劉嬷嬷が景王の命で蜜漬けのおやつを届けてきたとき、顔がほころびます。
春花焔 11話の感想まとめ
一番頭に残ったのはやっぱり蓮の池の場面です。
酔った景王が「太子を倒したら返す」と言って簪を担保にするのが、口説き文句でも告白でもないのに、なんかそれ以上の重みがあって。あの男がそれだけ眉林を手放したくないということが、ちゃんと伝わってきます。
眉林が「噛み返せばいい」と言った瞬間もドキッとしました。あの子、自分でも気づかないうちにずいぶん踏み込んでいます。
「死不了」の花を庭に残した朝の場面も好きです。枯れない野草を選ぶあたりに、景王の不器用さが出ていて。
殷落梅が部屋に戻り、誓書を読みながら、景王が眉林を好きなことを頭に浮かべ、太子を選ぶ方向に気持ちが傾いていく場面は切なかったです。彼女は何も間違っていないのに、なぜかこちらが少し気の毒な気持ちになりました。
簪、早く返してほしいです。
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