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クルミットです♪
天道使君は何も知らない温孤を殺そうとします。どうなってしまうのでしょうか？
端木翠と展顔は結婚しましたが二人に残された時間は・・？
では 49話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉昭令-ぎょくしょうれい】(ネタバレあり)
「49話」
天道使君は幽族を捕らえ、温孤を殺そうとします。紅鸞には天道使君が江易か江文卿かわかりません。温孤を守ろうとすると天道使君が苦しみ始めました。天道使君は時々頭痛に襲われます。やっとのことで逃げ出した温孤と紅鸞を見て啓封の人々が騒ぎ立てます。展顔が啓封府に任せろと人々を追い払いました。端木翠を疑う紅鸞ですが端木翠は気を失った紅鸞を端木草盧に連れて帰りました。
紅鸞は今の温孤は角から復活させてもので過去を全く知らない事を話しました。端木翠は沈淵でのことを話すと紅鸞は夢で見た沈淵での最後を思い出しました。端木翠と紅鸞は天道使君は江文卿で沈淵で江文卿に温孤と紅鸞が殺された事、端木翠も大きな犠牲を払ったことを確認しました。端木翠と展顔、温孤と紅鸞それぞれの今置かれた立場を考え最後まで生きようとします。展顔は奇跡は起きる信じて生きようと言うのでした。
四人が幸せに暮らせる日が来るのでしょうか？
啓封府では上官策たちが蓬莱のやり方に疑問を持っています。
端木翠は法力を失ったので術の練習をします。なかなかうまくいきません。紅鸞が秘術を書いた本をくれました。そして過去は水に流したいと言いました。端木翠と展顔は術の練習に励みます。そして温孤は紅鸞の想いを受け止めていました。
江文卿は時折襲われる苦痛に悶えますが偉業を成し遂げるために幽族の力を吸い取るのでした。
陰で見ていた星君は江文卿が魔物になってしまったと思うのでした。端木草盧で星君は江文卿との戦いを困難なものだと言うのですが端木翠も展顔そして温孤に紅鸞まで決意を固めました。
天道使君が江文卿であることも分かり四人は戦うことを決めたのです。
江文卿の結界を破って幽族を助け出しました。天兵が来ることがわかっているのでが端木翠は温孤と紅鸞そして幽族を逃しました。
程なく江文卿が端木草盧に現れ、展顔に義父である自分の恩を忘れたのかと責めます。展顔は義父のやり方は間違っていると言うのですが江文卿は神女に選ばれたと言います。端木翠は選ばれたのは江易だと言うのに江易は江文卿、江文卿は江易だと豪語します。端木翠と展顔が戦っていると温孤と紅鸞が助けに来ました。温孤は江文卿から龍の精気を吸い取ります。四人がかりでも太刀打ちできそうになく苦戦していると突然江文卿が苦しみだし端木草盧を出ていきました。
そこへ江夫人と部下がやってきました。江文卿を見つけて江夫人が駆け寄ります。しかし、江文卿は江夫人と部下達を殺してしまいました。
最愛の妻も分からなくなった江文卿はどこまで暴走するのでしょうか。
「50話」
端木翠と展顔そして上官策が駆けつけます。江夫人は江文卿が何かに取り憑かれて正気を失って道を誤ったけれど恨まないでと言います。上官策に妻がいないことを心配し、端木翠に展顔を頼んで逝ってしまいました。
江文卿は魔道に落ちてしまったのでしょう。妻まで手にかけてしまいました。江夫人は最後まで江文卿を理解してくれたのに・・・残念です。
蓬莱では江文卿が自分のしたことを思い出し手が滑っただけ自分は悪くないと叫びます。何事かとやって来た天兵を次々殺していきます。星君や他の神仙達は捕らえられ江文卿は全てを吸収し破壊し始めました。啓封の街は蓬莱の石で破壊されていきます。
星君は江文卿を倒すには幽族と人族と神仙が心を合わせて心力で立ち向かうしかないと言います。
今までに三族が力を合わせた事がありません。
啓封の街で端木翠は寿命を減らして人々を救います。端木草盧に小天がきて蓬莱の状況を伝えました。端木翠は義兄の星君を救いに行こうとします。
端木翠と展顔はお札を使って蓬莱に来ました。紅鸞と温孤もやって来ました。紅鸞は三族の危機だから幽族も協力すると言います。
星君は元神を使って江文卿を眠らせているから展顔に巨闕を使って殺せと言うのでした。しかし、展顔一人の力では敵いません。巨闕を塔に刺して神仙達を救いました。目覚めた江文卿を紅鸞が食い止めます。
全てのものに背かれた江文卿は全てを滅ぼそうとします。啓封の街に逃げてきた神仙達は攻撃から守るために結界を張ろうとしますが紅鸞と温孤がまだ戻りません。端木翠の恩を仇で返すのかという言葉に二人を待って戻ってから結界が張られました。
端木草盧で端木翠達は江文卿とどう戦うか考えていました。星君が温孤と蓬莱図を切り離す時、五蛮雷を落とした。それよりも威力があるのが心力だ。心力は三族が団結しないと現れません。みんなが協力することを誓いました。
端木翠が展顔を部屋に連れてきました。そこには二人の鎧が用意されていました。端木村では出征する夫に妻が鎧を着せる習慣があるのと端木翠が展顔に鎧を着せるのでした。そして生還できてからのことを語り合うのでした。
子供は男女で二人欲しいと話してました。願いが叶うといいのですが・・・
紅鸞は温孤に出かけるから端木草盧で待つように言って眠らせてしまいました。
紅鸞は温孤を戦いに連れていきたくなかったのですね。
端木翠と展顔と紅鸞は江文卿と戦い、星君は人間界を守ることになりました。 端木翠達と江文卿の戦いが始まりました。
「51話」
いよいよ江文卿との戦いが始まりました。江文卿の力は巨大で紅鸞が倒れました。端木翠に温孤の事を頼んで花びらとなって散っていきました。
いつも私の運命はこうなのねと言う紅鸞の悲しさが辛いです。
恩を仇で返すのかという江文卿に端木翠は自分がした事を見ろと言います。江文卿は苦しみ出します。しかし、自分が正義だ全て消し去ると言い天に登っていきます。人間界では結界が破れ街が破壊されていきます。
端木草盧で、人間界で、みんなが祈ります。展顔は端木翠に心力を集めろ、そして生きろと言い残し江文卿を追っていきました。
展顔は命に変えてもこの世を守り抜く覚悟です。
江文卿の前に端木翠と展顔が立ちはだかりました。端木翠は心力を集め神器玉昭令を作りました。
端木翠は玉昭令を江文卿目掛けて投げます。展顔も巨闕で江文卿を貫きました。
人間界への攻撃が止みました。地に落ちた江文卿はやっと悟ったのです。天に選ばれたのは江易であり江文卿ではない事を・・・
街には雪が舞い人々は歓喜に溢れていました。人々は息を吹き返しました。温孤は端木草盧で目覚めました。
端木翠は展顔を探し舞い降りて来ました。いつしか端木翠は神仙に戻っていました。雪に埋もれた展顔。展顔は目覚めますが端木翠に抱かれたまま逝ってしまいました。
え、そんな展顔だめです。
端木翠は展顔の周りに陣をはり命の入れ替えを行いました。どんな天罰も恐れないと自分の命を展顔に入れ替えてしまいました。端木翠は私の代わりに生きてと言い残し・・・
49ー51話の感想
ついに江文卿が倒されました。最愛の妻、何があっても自分を理解してくれていた妻を手にかけてしまった江文卿は魔道に落ちたとしか言えませんね。
幽族、人族、蓬莱の三族が共に心を一つにして戦うことが必須条件でした。
紅鸞、展顔、端木翠はそれぞれの代表としてでしょうか。紅鸞は生まれ変わった温孤を置いていきました。多くのものを背負って苦しんできた温孤です。今の何も知らない温孤を守りたかったのですね。始めの現世でも沈淵でもそしてここでも同じ運命を辿る紅鸞は献身的で一途に温孤を守っていました。沈淵の時が一番素敵でした。
端木翠と展顔は見事に戦いました。義父であり師である江文卿を倒すことがいかに大変なことか。
育ててもらった恩は今生でなくあの世で返しますと言う展顔の言葉に心打たれます。
やっと江文卿を倒したのに展顔が逝くなんてそんな非情なのは嫌です。
神仙に戻った端木翠は展顔を蘇らせようと自分の命と入れ替えてしまいました。
次回が最終回です。展顔だけが生き残るのでしょうか？
どんな結末がまっているのでしょうか？
では次回最終話をお待ちください。
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