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クルミットです♪
江文卿が江易を殺して入れ替わってしまいました。早く崇城の戦いを終え神仙を封じたいのでしょう。しかし、展顔と江文卿が沈淵にいられる時間がわずかになってきたようです。
展顔は端木翠を連れ戻せるのでしょうか？
では 37話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉昭令-ぎょくしょうれい】(ネタバレあり)
「37話」
江易は端木翠と觳閶に統合しろ嫌なら兵権を返せと言うのでした。端木営では高将軍との睨み合いが続いていました。端木翠が戻り高将軍は帰って行きました。
温孤に端木翠は幽王の子としてはここに置いておくわけには行かないと言うのでした。展顔は端木翠を説得すると言います。
幽王は決死隊を作り崇城を守る覚悟です。幽族を奴隷のように支配している幽王でした。
幽王は幽族を噬心咒を使って操っています。噬心咒の痛みに耐えることができず従うしかないのです。
端木翠は夢で崇城の戦いを見ていた。全ての人が死んでいく・・
展顔は真実を伝えることの難しさに心を痛めていました。展顔は端木翠を街へ誘い気持ちを楽にしようとするのですが端木翠は考え続けます。温孤は幽王の子だが自分の家族だとの思いから、統合はせず兵権を手放すことにしました。温孤はそれを聞き、崇城に戻ると言います。展顔は和議を勧めに行くのかと、端木翠は危険すぎると言うのです。幽族達は幽王に噬心咒で操られているのでそれを解けば支持を得られると思う。端木翠は止めますが温孤は命をかけると・・展顔が端木翠を説得します。戦いを終わらせ人族と幽族共に平和に暮らせる千載一遇の機会だと言うのです。やっと端木翠も納得します。端木翠と展顔は楊鑑と觳閶を説得しました。
端木翠と展顔は江易に温孤が崇城に行って和議を実現したいと申し出たことを伝えました。
楊鑑も觳閶も同意しました。
江易は温孤を呼び、３日で崇城を掌握したら和議を進めるから準備するようにと言い渡しました。
江易になり代わった江文卿はこれを拒めば皆の怒りを買う、ひとまず承諾して和議がなったら潰し戦いを起こさせれば良いと思案します。
江易と展顔に不調が起きています。沈淵にいられる時間が短くなっています。
端木営で温孤を送る宴が開かれていました。端木翠は展顔に想い人のことを聞きます。二人の姿を見た温孤はその幸せを祈ろうと思いました。
展顔は端木翠を連れ戻さねばなりませんが端木翠の全てがあるこの世界を去るのが残念にも思えてきました。
崇城に入った温孤と紅鸞は幽王の部屋に隠れ、万丈淵で呪薬を作っていることを聞き出しました。
温孤と紅鸞は万丈淵に向かいます。そして呪いの源を見つけました。
温孤さすが幽王の子、やすやすと侵入しました。
「38話」
温孤と紅鸞は声のする方にいきました。そこには蚕の精がいました。幽王に囚われて噬心咒の呪薬を作らされていました。温孤は解毒剤をくれれば解放すると約束しました。
端木翠と展顔が温孤のことを心配していると江易が刺客に襲われたとの知らせがきました。急いで駆けつけるとすでに江易に殺されており手には龍族のウロコが。高将軍は幽族が和議を望んでいないからだと言います。楊鑑は和議をやってみるように言うのですが江易は否定します。江易に命を救われたことのある楊鑑は江易に従うことを誓います。
江易は神仙になるためになんとしても崇城で戦いを起こそうとしています。
端木翠と展顔は江易に違和感を覚えます。偽物かあるいは性格が変わったとしか思えないのです。
二人は温孤が幽王から王権を奪えるか心配していました。
崇城では幽王が決死隊を作り皆に忠誠を尽くさせます。越龍門は幽王の機嫌を取り、蚊男も従うことを誓います。蚊女や鶴白は従いたくないのですが・・・
トカゲの越龍門は幽王のペットでした。笑えます・・！なんだか懐かしい顔ぶれです。
そこへ温孤と紅鸞がきました。幽王は息子を見て喜びますが後継者としての自覚がないと。温孤は父親に従うつもりはないと言うのでした。温孤は噬心咒がなければ幽王に従う者はいないと言います。温孤の声に兵達は一斉に幽王を取り囲みました。すでに噬心咒が解かれていました。温孤は残りの者にも解毒を施しました。ところが幽王は反撃に出ます。温夫人が止めに入り紅鸞が幽王の逆鱗を傷つけました。さすがの幽王もこれには勝てません。
温孤は母と再会でき、即位することになりました。
温孤は人族の母と長らく離れていました。幸せに暮らせると良いのですが・・・
江易の所に温孤の即位と和議の知らせが届きました。端木翠と展顔は喜びます。渋々ながらも認めることにした江易の仕草を見ていた展顔は義父の江文卿と似ていると思うのでした。
啓封では星君と上官策が故気を閉じ込めていますが展顔の記憶が薄れて行きます。
幽王は和議など夢だ人族は裏切ると言うのです。温夫人は幽王を桃花の幻境に閉じ込めることにしました。温夫人は善良だった昔の幽王に戻ってほしいと願うのでした。
温孤は新王として役職を決めて行きます。狸侯爵が人族を蹴散らすと言うのですが民は平穏な暮らしを望んでいる。崇城を人族に返して農耕を習い、民が略奪しないでも暮らせるようにすると言うのです。そして和議の準備を行うのでした。
端木翠は温孤の要請に答え準備をし江易に伝えますが見向きもしません。江易は和議には高将軍を連れていくと言います。端木翠は反対しますが最もらしい理由をつけて納得させてしまいました。
端木翠は新しい敷き物に目を止めました・・・
「39話」
端木翠は展顔は温孤に感謝し和議の準備の話をしてた。和議には高将軍が同行し、楊鑑は外に端木翠と觳閶は１０里後方で待つことになっていました。
展顔が平和になったら何をしたいか尋ねると端木翠はみんなと美味しいものを食べて遊びたいと。
端木翠は阿陀とも後からのことを話していました。
江易は楊鑑に万一に備え、幽族の力を抑制する陣を引いてくれと頼みます。
幽族が術を使えないようにしようとしています。
展顔は江易の部屋で強い香の香りに混じる異臭を感じ取りました。頭痛がすると言う江易の按摩をおこない、義父上と呼びかけます。江易は展顔が自分が江文卿だと分かったと思いました。
助けたいという展顔に大局を見ろと言うのでした。そして展顔に陣営に残るように命じました。
展顔は江文卿が江易に入れ替わったと分かりました。しかし、本当の江易のいどころがわかりません。
温孤は温夫人に明日の和議に出席して欲しいと頼みました。
端木翠は展顔が明日は陣営に残ると聞き何か起きなければ良いがと思うのでした。
江易と将軍達を出発しました。10里前で端木翠と觳閶が待機し、端木翠は阿陀を楊鑑に同行させました。
陣営に残った展顔は江易の部屋を調べました。新しい敷物の下には何が・・・
端木翠と觳閶は今後のことを語り合いながらようやくお互いのことを認め合うことができました。
和議の会場では温孤と江易の調印が終わり高将軍が酒を準備しました。
その頃展顔が江易の遺体を見つけました。そして和議の場で江文卿が何を行おうとしているかに気付きました。
温夫人は注がれた酒に毒が入っていることを見破りました。高将軍は温夫人を殺害します。しかし、
江易は幽族が自分を殺害しようとして和議を壊したと叫び温孤たちを捉えようとしました。楊鑑たちが駆けつけました。温孤は渾身の力でたち向かいます。
展顔の狼煙を見た端木翠と觳閶が駆けつけました。端木翠は惨状を目の当たりにします。その時すでに阿陀は殺されていました。
江易は混乱の中、外に出て行きました。そこに駆けつけた展顔が江文卿に訴えますが江文卿は自分が冊封を再び行い神仙となり1000年後の民を救うと言うのでした。
端木翠が問いただすと温孤は江易が毒酒で殺そうとしたと言うのです。幽族と人族が相反する言い分で困惑する中へ、展顔が江易を捕らえて入ってきました。
37ー39話の感想
崇城に乗り込んだ温孤は見事に幽王を幽閉しました。父親と戦うのは大変なことです。暴君となればなおさらです。どの時代にもどの国にも起こったことです。温孤は母親の理解と協力があってのできたことです。恐怖政治はいつか崩壊すると思うのですが・・・
新王となった温孤はなかなか素敵でした。
江文卿が江易を殺して入れ替わったことを展顔が見破りました。展顔の捜索能力の高さが光ります。
1000年後の民を救うため三界の混乱を防ぐためという大義名分を掲げ自分が神仙になろうとする江文卿ですが、展顔から見れば私利私欲に見えます。女との愛のために民や職務を捨てたと罵られた展顔ですが自分には恥じることはないと力強い発言です。
温孤の努力を無駄にする江文卿の罠でした。やはり人族が悪い・・・のでしょう。
江文卿を捕らえた展顔ですが二人とも持ち時間の短くなってきています。
過去に戻る話は色々ありますが歴史がどんどん変わる話はあったでしょうか？沈淵は端木翠の中の過去だから良いのでしょうか？過去が変えられるなら良い未来が訪れて欲しいものです。話も終盤になりました。どんな結末が待っているのでしょうか？楽しみです。
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