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クルミットです♪
26話、なかなか密度の高い回でした。楊采薇(ようさいび)と潘樾(はんえつ)の幼い頃の約束が桃花林という形で出てきたり、卓瀾江(たくらんこう)と白小笙(はくしょうせい)のあの深夜の場面があったり。表立って大きな事件が起きるわけじゃないのに、見終わったあとに残るものが多い話です。
それでは26話を一緒に見ていきましょう!
花間令 26話のあらすじ
楊采薇が郡主(ぐんしゅ)に呼ばれる場面から始まります。郡主は突然「このお酒を飲め」と言い、毒が入っているかもしれないと匂わせます。
でも楊采薇、一瞬も迷わず飲み干すんですよね。これ、潘樾を信じているから飲めるんです。
もちろん毒なんて入っていなくて、これは郡主による試験でした。郡主は大笑いして、潘樾がこんな人を得たのかと羨ましがります。この郡主、かなり腹が据わっていい人です。
郡主はそのまま楊采薇を連れて潘樾に引き合わせます。礼部の孫大人をうまくまいて二人で馬車に乗ったところ、その場面を白小笙に目撃されてしまいます。白小笙の目に誤解の色が浮かぶのが伝わってきて、これが後でどう絡んでくるか少し気になりました。
潘樾と楊采薇は一日ぶりの再会です。郡主がにこにこしながら二人をからかって、のんびりした空気に見えるけれど、話の中身は舞姫たちの背後にいる黒幕をどう炙り出すかという話です。二人は青帝(せいてい)のもとへ向かい、芸児(うんじ)が内側から協力する段取りをつけます。
そこから潘樾が楊采薇を連れていったのが、二人の幼い頃の秘密の場所・桃花林(とうかりん)でした。楊采薇は一本の木に二人の名前を刻みます。
潘樾がずっとこの林の手入れをしていたと聞いた瞬間、ちょっと何も言えなくなりました。
幼い頃の約束を一人でずっと守り続けていた、ということです。楊采薇がこれをどう受け取ったか、台詞にはならないけれど顔を見ていればわかります。
上官蘭(じょうかんらん)の話も出てきて、二人とも彼を騙すつもりはないと確認し合います。潘樾が楊采薇を送り届けたとき、その様子を上官蘭が見ていました。黙ってられなくなった上官蘭が潘樾に詰め寄り、楊采薇は「もう気持ちの整理はついている」と言うのに、上官蘭は「彼女が自分の幸せを犠牲にしようとしているだけだ」と聞かない。
潘樾は来月15日までに郡主との婚約を解消すると上官蘭に約束します。こんなにはっきり言えてしまうのかと、少し驚きました。
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夜が変わって、卓瀾江のパートへ。
指定された人物を始末した卓瀾江でしたが、幼い子どもだけは手をかけられずに見逃していました。それで一人、夜中に酒を飲んでいるところへ白小笙がやってきます。
白小笙は何も聞きませんでした。隣に座って、一緒に飲む。それだけです。
これがこの二人のいちばんいい場面だったと思います。言葉で何かしようとしない。二人でかなり飲んで、卓瀾江が白小笙を背負って家に帰ります。家に着いてから白小笙が彼の肩の傷に気づいて薬を塗っていると、お酒の勢いもあって距離が縮まり、卓瀾江はとうとう白小笙にくちづけします。
「自分の側にいてくれるときだけ、人間らしくいられる」という言葉が、この人の状況を全部語っていました。きつい。
翌朝、卓瀾江は目覚めると本能的に身を起こし、白小笙はずっと眠っているふりをしています。気まずいようで、それすらも二人らしい気がしました。
その後、謎の主人から三日後に会う段取りが入ります。白小笙は「あの使いの者、危なそうだから気をつけて」と言い、夜のことは「お互い嫌じゃなかったでしょ」とさらっと言ってのけてから、そのまま卓瀾江の胸に飛び込みます。
あの飛び込み方が全部伝えていて、言葉よりずっと雄弁でした。
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舞姫潜入計画が動きます。万媽媽(ばんまま)という人物が舞姫の選別に来て、芸児を弾いてしまいます。青帝は大激怒。他の舞姫は信用できないということで、楊采薇が自分で踊ると言い出します。
以前、義荘(遺体安置所のようなところ)で働いていたとき、墓荒らしを追い払うために空中に浮いているように見せる技を使ったことがあって、それを踊りに応用しようというアイデアです。潘樾は心配しているけれど、最終的に楊采薇の意思を尊重します。
そこからの特訓シーンは、一晩で何十回も転ぶところが続きます。
青帝が打ち明けてくれた雲裳(うんしょう)という舞姫の話も重くて、雲裳が亡くなってからこの踊りを踊るのをやめていたこと、芸児を教えようとしたのも目元が雲裳に似ていたからだということがわかります。楊采薇は彼女たちの無念を晴らすと決意して、転んでも立ち上がり続けます。
花間令 26話の感想まとめ
一番きつかったのは、卓瀾江が子どもを見逃した話です。直接描かれるわけじゃないのに、だからこそ深夜に一人で飲んでいた理由が全部わかる。白小笙が何も聞かなかった判断は正しかったと思います。聞かれたら、また違う顔をしなきゃいけなくなるから。
くちづけの場面は、ドラマチックというより「もう無理だった」という感じで伝わってきました。人間らしくいられる、という言葉が重くて、この人がどれだけ追い詰められているかがようやくわかってきた気がします。
潘樾の桃花林はずるかったです。ずっと手入れをしていたなんて、それだけで全部語っている。楊采薇が名前を刻んだとき、これからもここに来るつもりなんだろうなと思いました。
婚約解消を上官蘭の前でさっと約束した潘樾、これは引き返せない宣言です。上官蘭がこれをどう消化するのか、彼の気持ちだけは丁寧に扱ってほしいなと思っています。
転んでも転んでも立ち上がり続ける楊采薇の特訓シーン、雲裳の話を聞いた後だからこそ、ただの練習に見えなくなっていました。
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