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クルミットです♪
今回はかなり衝撃的な回でした。牛五娘が最後にとった行動には、正直言葉を失いました。季英英は楊家の中でも大きな立場を任されることになって、物語がぐっと動き出した感じがします。趙修縁は最後まで牛五娘に優しく接していたのに、それが仇になってしまうところもつらいところです。それでは33話を一緒に見ていきましょう!
蜀紅錦 33話のあらすじ
季英英は趙修縁に対して、花本(織物の図案帳)を晟豊沢に渡したことを問い詰めます。趙修縁は、自分には守りたい人がいるのだと答えました。
守りたい人って誰なのか、気になります。
楊二爺は解毒薬のありかを白状しました。けれど季英英は彼を許さず、家法で罰したうえで、そのまま官府に突き出してしまいます。
ここまで容赦ないの、ちょっとスカッとしました。
趙平は晟豊沢に関する証拠が消えていることに気づき、趙修縁に報告します。牛将軍に事情を聞きに行くべきだと提案しますが、趙修縁は牛将軍がわざと自分に伝えていないことを見抜いていました。趙修縁は趙平に、余った花本と織工を守ることに専念するよう言い聞かせます。
一方、牛五娘は断食を始め、趙修縁にどうしても会いたいと言い出しました。母の誕生日に実家へ帰りたいと訴え、わざと気が触れたふりまでします。趙修縁は彼女を気の毒に思い、一緒に牛家へ戻ることを承諾しました。牛五娘の胸の内には、玉縁のために趙修縁へ代償を払わせようという企みがありました。
楊氏は解毒薬を飲んで意識を取り戻し、一族の会議を招集します。楊二爺が一族を抱き込んで私腹を肥やしていたことは把握していましたが、季英英に説得されて追及はしないことに決めました。季英英は、責任追及より制度の改革のほうが根本的だと考えたのです。
一族は改革に賛成し、楊氏は季英英を楊家の主事に任命しました。楊静山を助けて制度を整え、家風を正すようにと期待をかけたのです。季英英は楊家の商いの印を受け取り、一族もそれを認めました。
季英英がまさかここまで信頼されるとは思いませんでした。
そして母の誕生日の日、牛五娘は趙修縁を部屋に呼び込みます。自分の未練と恨みつらみを語り始めました。窓辺に腰かけながら、趙修縁を選んだ理由は彼が季英英に見込まれた人だったからだと打ち明けます。自分も季英英と同じように何かを成し遂げたかったのに、誰にも支えてもらえなかったと嘆きました。趙修縁は首を振り、彼女は季英英とは違うと言い、季英英の誠実さを褒めます。
牛五娘はそれを聞いて大笑いし、匕首を取り出して趙修縁に突きつけ、彼と季英英の名誉を貶める言葉をまくし立てました。趙修縁がなだめようとした瞬間、牛五娘は自分の胸に匕首を突き立て、窓から落ちていきました。趙修縁を道連れにしようとしたのです。
あの倒れ方、見てるこっちまで息が止まりました。
牛五娘の死は大騒ぎになり、趙修縁が痴情のもつれで殺したのだと噂され、官府にそのまま縛られて連行されてしまいます。牛将軍は牛五娘の死を知り、命を懸けてまで策を弄した娘を愚かだと責めました。それでも趙修縁が濡れ衣だとわかっていながら、彼を許すつもりはなく、趙家の人間を皆殺しにして仇を討とうとしています。
季英英はこの知らせを受け、牛五娘がなぜそこまで意固地になったのか理解できずにいました。楊氏は考えすぎないようにと声をかけ、楊静瀾の疑いを晴らす手立てを探していることを伝えます。季英英は感謝しつつ、自分の目で織工たちの様子を見に綿州へ行きたいと申し出ました。楊氏は外は危険だと判断し、まずは楊静山に様子を見に行かせ、季英英は屋敷に留まらせることにします。
そんな中、楊静瀾から手紙が届き、山で会おうという誘いでした。季英英は監視の兵を引きつけるため飛花会に協力を頼み、虎を山から誘い出す作戦に出ます。楊静瀾は剣の房飾りを見つめながら、季英英が来るのを待っていました。季英英は石に刻まれた文字を見つけると、自分の髪を一房切り、楊静瀾の帰りを待とうと心に決めます。楊静瀾は遠くから見ているだけで近づくことができず、季英英が危険な目に遭わないかとただ案じていました。
会えないのに髪を切るところ、切なすぎます。
牛将軍は楊静瀾が逃げたことに怒り、必ず捕らえるよう命じます。諸葛鴻は供述書を穆輝に渡し、牛将軍を裁きにかけてほしいと訴えました。穆輝はしばらく迷いましたが、益州へ兵を率いて向かう決断をします。季英英は髪を振り乱し枷をつけられた趙修縁の姿を見て、趙家とのわだかまりを捨てて晟豊沢に共に立ち向かおうと呼びかけ、錦業について話し合う場を設けます。
寧黛は益州の織工たちを南詔へ連れ去ってしまいました。晟豊沢はしばらく牛将軍の陣営に留まり、傷を癒すことになります。話し合いの場には趙家から誰も来ず、季英英が先に自分の考えを述べることになりました。各家が自分のところの織工を守り、共にこの苦難を乗り越えようという提案です。
大きな商家の主人たちは人件費が増えることを心配しましたが、季英英は織工がいなければ蜀錦は成り立たないのだから狭い考えはやめるべきだと訴えました。そこへ趙老太爺が駆けつけ、季英英の指示に従うと言い出します。
趙老太爺が味方についてくれてほっとしました。
薛将軍は楊静瀾を節度使の陣営へ連れ戻し、諸葛鴻は錦官府に残ることになりました。そして晟豊沢は、南詔の侵攻に対抗しているように見せかけるよう牛将軍に持ちかけ、長安への言い訳を作ろうとしていました。
蜀紅錦 33話の感想まとめ
今回いちばん衝撃だったのは、やっぱり牛五娘が自分から匕首を胸に刺して窓から落ちていく場面です。趙修縁を道連れにしようとするあの執念、正直怖かったです。玉縁のために復讐したい気持ちはわからなくもないですが、ここまでやるとは思いませんでした。
季英英と楊静瀾のすれ違いも切なかったです。声をかけることもできず、ただ遠くから見つめるだけの楊静瀾の気持ちを想像すると、こちらまで胸が痛みます。季英英が髪を切って待つと決めたところも、健気だなと思いました。
一方で季英英が楊家の主事に選ばれたのは嬉しい展開でした。責任追及より改革を選んだ判断力、着実に信頼を積み上げてきた結果なんだなと感じます。趙老太爺が季英英の味方についてくれたのも心強かったです。
でも趙修縁は今回も無実の罪を着せられてしまいました。牛将軍の怒りの矛先が趙家全体に向かっているのも心配です。晟豊沢が裏で牛将軍を操っているような場面もあって、この人は本当に食えない人だなと思いながら見ていました。牛五娘が窓辺で笑いながら匕首を取り出したあの表情、しばらく忘れられそうにありません。
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