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蜀紅錦37話は、南詔で工房送りになった季英英が、守衛長のいじめに正面から立ち向かう話でした。中秋節を控えて、みんなでお祝いしたいだけなのに、守衛長がまた邪魔してくるんです。今回は季英英がどうやって仕返しするのか、ちょっと痛快な展開もありました。それでは37話を一緒に見ていきましょう!
蜀紅錦 37話のあらすじ
季英英は職工営に送られてしまいました。朱小娘たちはそれを聞いて、すぐに彼女のところへ駆けつけます。
陳三郎はこれが一時しのぎの措置だとわかっていて、季英英がみんなを連れて逃げる方法を考えているはずだと思っていました。でも季英英は、自分は王妃になるつもりはない、これからも南詔錦を織り続けたいと言うんです。
えっ、そっちなの?って陳三郎と同じ気持ちになりました
陳三郎は季英英の変化が理解できず、南詔に来てから変わってしまったと責めてしまいます。
そんな中、蒋老六が守衛長たちに殴られる事件が起きました。季英英たちは声を聞きつけて駆けつけ、止めに入ります。季英英は南詔王が書いた証文を取り出して、大勢の前で守衛長と対峙しました。
守衛長は杜彦が後ろ盾についていると思い込んでいて、工匠たちなんて奴隷も同然だと言い放ちます。
この守衛長、本当にいちいち感じ悪いです
でも季英英はひるまず、冷静に言い返していきます。守衛長は季英英と工匠たちの仲を裂こうとして、南詔錦を織りたいのは王妃になりたいからだろうと吹き込みました。工匠たちもそれを信じかけてしまいます。赤虎は季英英に、守衛長をこれ以上怒らせない方がいいと忠告しました。
季英英は朱小娘から、守衛長が普段から工匠たちを人前でも陰でも辱め、痛めつけていたと聞かされます。朱小娘はもう慣れてしまったと言うのですが、寝ようとしたときに布団に水をかけられていたのを見つけました。これも守衛長の仕業です。
慣れてしまったって言葉、地味にきついです
桑十四郎がこっそり布団を届けに来てくれました。季英英はみんながこんな仕打ちを受けているのを見過ごせず、守衛長を追い出す方法を考え始めます。
朱小娘は窓の外の月を見ながら、中秋節が近いことを思います。季英英は朱小娘の桑十四郎への気持ちの変化に気づきました。苦しい時期を一緒に乗り越えてきたからこそ生まれた感情なんですね。
一方、楊静瀾は牢に入れられ、晟豊沢は趙修縁に様子を探らせます。趙修縁は家族の安否を知りたがっていて、牛将軍が趙家を皆殺しにし、南詔と通じていたと濡れ衣を着せられたことを知ります。
趙修縁が泣き崩れるところ、こっちまで胸が詰まりました
趙修縁は晟豊沢に取り入るふりをしますが、晟豊沢はわざと彼に靴を舐めさせるような屈辱を与えます。そして楊静瀾に毒入りの食事を渡すよう命じました。中毒にさせて、プライドを捨てさせ、自分の駒として使うつもりのようです。
慕蘭は「天不怕」のことが気になって、季英英に聞きに行きます。季英英は益州の織錦について慕蘭に話し、彼女が蚕好きだと知りました。でも慕蘭は、自分と季英英は同じ種類の人間じゃないと言うんです。季英英は南詔に残りたいわけじゃなく、ただ家に帰りたいだけだと伝えました。
季英英は赤虎に頼んで、絨花を売る商売を持ちかけます。中秋節を過ごすお金を工面するためです。守衛長はこの話を聞いて、利益を逃したくないと本気にしてしまいました。赤虎は先に晟豊沢に報告していて、晟豊沢もこの策に乗り、杜彦の手下たちを逆に罠にかけることにします。
そして迎えた中秋節当日。季英英がみんなで祝おうとしていたところに、守衛長がまた難癖をつけてきて、季英英に王を欺いた罪をなすりつけ、全員を斬ろうとします。でも季英英はすでに準備をしていました。晟豊沢を呼び出し、赤虎が証拠を出して、守衛長が私腹を肥やしていたことを暴露します。杖刑五十を求めると、守衛長は必死に言い訳をしますが、自分が仕組まれていたことにようやく気づきました。
墓穴を掘るってこういうことなんだと思いました
季英英はこの機会に恨みを晴らそうと、蒋老六たちと一緒に守衛長をとことん叩きます。
正直、スカッとしました
その後、季英英は晟豊沢に工匠たちへの待遇改善を求め、晟豊沢もこれを了承しますが、南詔に大人しく留まるようにと条件をつけます。
晟豊沢は絨花を南詔王に献上し、季英英の狙いが人心をつかむことにあったと正直に伝えました。南詔王は織錦の一切を晟豊沢に任せることにします。晟豊沢は誰かが邪魔をしないよう、杜彦と手を組むことを提案し、南詔錦が完成するまでの期限を切りました。
晟豊沢は中秋節をここで過ごしたいと言いますが、季英英は、この節句は本来益州で過ごすべきものだからと、やんわり断ります。
この距離感、季英英らしいなと思いました
晟豊沢が去った後、季英英は工匠たちを励まし、精一杯の尊厳を勝ち取ろうと語りかけます。工匠たちもみんな彼女を支えることを決めました。
蜀紅錦 37話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり守衛長が自分の罠にはまっていく場面です。あんなに偉そうにしていたのに、証拠を突きつけられた瞬間の慌てぶりったらなかったです。季英英が蒋六郎たちと一緒にやり返すところは、見ていて胸がすっとしました。ずっと工匠たちが理不尽に痛めつけられてきたのを見てきたので、あそこはもう当然の報いだと思います。
趙修縁の話は重かったです。家族が皆殺しにされて、しかも濡れ衣まで着せられているなんて、あまりに理不尽です。晟豊沢のやり口もかなり容赦なくて、毒を盛って依存させようとするあたり、この人はやっぱり底が知れないなと感じました。
季英英と晟豊沢のやりとりも、線の引き方がはっきりしていました。中秋節を一緒に過ごしたいと言われても、季英英はきちんと断っていました。あの態度、流されない強さがちゃんと出ていたと思います。
朱小娘と桑十四郎の関係も、静かに進展していますね。布団を届けに来てくれるところとか、そういうさりげない優しさが、ちゃんと見えました。
最後、季英英が工匠たちに向かって尊厳の話をしていたのが心に残りました。あの場にいた工匠たちが、彼女の言葉にうなずいていく姿を見て、季英英はもうただの捕らわれ人じゃなくなってきているんだなと思いました。
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